生産性が上がる:トヨタの自工程完結のメリット(9)
工場では常に生産性向上の具体的な 目標があり、そこにこの考え方が 大きく寄与しました。
「プロセス/手順」を洗い出すことで、 実は必要のないプロセスに時間を かけていたことがわかり、工程数 そのものを減らしたケースも ありました。
この新しい考え方になってからは、 仕事をトータルに見ていくことで、 全体で生産性向上を図ろうという 空気に変わりました。
かつては課ごとに目標が与えられ、 生産能率を評価されて給料が 決められていたものが、今は全社 平均で判断されるようになっ