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私の転職活動体験記 その2


前回の記事の続きです。


転職希望先が定まったら本格的に転職活動スタートです。


求人を探す

僕の場合は転職エージェントは使わず、日臨工、各都道府県技士会の求人情報を毎日チェックしていました。

引っ越し希望先で通えそうなとこで自分の希望にそったものを探しました。


病院見学

自分の希望が実現できそうな求人を見つけたら病院見学をします。

事前に求人票や病院HPなどをじっくり確認し、それらの情報と実際見学したときのことに相違はないかを確認し、聞いておきたいことは見学時に漏れなく聞いておきましょう。


応募書類提出

応募書類は求人票に記載している通りのものを提出します。

私の場合、求人票に「職務経歴書」の記載がなかったので、担当者に聞き、職務経歴書を提出してよいか聞いて、職務経歴書も提出しました。

転職組の強みは職務経歴にあると思っていて、職務経歴書は提出してよい場合は提出した方がよいと思います。

何故なら新卒と比べて転職組には業務経験があり、応募先と同じ業務だった場合、即戦力になりうるからです。(施設により若干の手技の違いはあると思いますが)

履歴書のみでは学歴、職歴、資格等の基本情報のみ、短い面接時間内で応募者の性格や熱意を聞くだけでなく、職務経歴を聞くのは十分知ってもらえない場合が多いです。

なので経験した業務や担当してた役割等を簡潔にまとめた職務経歴書をしっかり作り込むのが転職の1つの鍵となるのです。


採用試験

採用試験の内容は求人票に記載している場合が多いです。

私の場合、筆記試験、小論文、面接でした。

筆記試験は臨床で使うような医学的知識や転職先での臨床工学技士の業務に関するものでした。

対策しようがないですが、標準テキストやレビューブックを読みました。

血液浄化に関しては血液浄化専門の勉強してる時期でしたし、一応私の専門なので特に対策はしませんでした。

小論文は他の施設の求人票の小論文テーマを引っ張ってきて、2回ほど練習しました。

だいたい800文字、所要時間50分が一般的なので、時間を計りながらネットから原稿用紙を印刷して実際に何も見ないで書いて練習しました。

社会人になるとパソコン・スマホ入力に慣れてしまうので実際に書いてみると漢字が出てこなかったりするので練習はやっぱりした方が良いと思います。

面接は特に重要と思っていて(私自身苦手意識もあったため)、回答内容を念入りに作成し、面接練習を毎日繰り返し行いました。

具体的にはYouTubeや転職サイトの面接頻出質問と回答や回答のポイントを読み漁り、質問と回答を話し言葉でまとめるということをします。

面接練習は紙を見ないで自分の言葉で何度も何度も実際に声に出してやります。

面接が近づいてきたら、妻に面接官をやってもらい入室から退室まで実際の面接を想定して練習しました。

YouTubeはサラタメのホワイト転職すべらない転職エージェントを参考にさせていただきました。

一般企業と違い医療系の転職はかなり違いますが、『採用』という観点では根本的なことは変わらないので要所を掴むのはYouTubeが効率的でした。

ググるとエン転職、doda、マイナビ転職などの記事がありますがどれも似たような内容であまり参考になるとは言えませんでした。


内定通知

私の場合1週間程できました。

担当者に内定を引き受ける旨を伝えます。


現職場へ退職の意志を伝える

一般的には直上司に伝えるとされています。

CEだとしたらCEのトップ(技士長とか部長など)とかですね。

法的には?退職をする2週間前までに勤務先に伝えるとよいらしいですが、円満に退職するためには就業規則を遵守しましょう。

就業規則には「退職をする場合は○日前(月前)に申し出ること」のように記載されているはずです。

私の場合は次の月の勤務表作成前のタイミングを狙い、大体一ヶ月程前だったと思います。

退職の理由は僕は正直に「妻の実家の近くに引っ越し通うのが困難となるため」と伝えました。

退職理由は人それぞれだと思いますし、何より直上司との関係性が重要なので、働いてうちに上司と良い人間関係を作ることをおすすめします。
(できない場合もあるとは思いますが…)


退職届を提出

退職届は退職願と違います。
(詳細はググってください)

退職の意を告げ、有給消化の計算し退職日が決まったら退職届を事務(総務など職場によって違いあり)に提出します。

退職に伴う提出書類はそのくらいでした。

あとは保険証とか年金手帳など手続きがあります。


退職

上司と退職日を相談して決めます。

それと退職の前に自分が受け持っている業務を引き継ぎます。

円満に退職するためには業務の引き継ぎは計画的に丁寧に行うとうよいです。

退職の前はCE全体の会議で一言言ったり、最終出勤日には透析室全体で餞別と花束を受け取り、一言言って、通常通り業務を終え退職となりました。

幸いにも周囲からとても温かい言葉・励ましの言葉をいただきました。

常日頃から思っていますが、改めて私は人に恵まれているなと感じました。


最後に

今回、私は初めての転職を1発で決めることができました。

しっかりと職務経歴書に載せることができ、志望先にアピールできるような仕事をしていれば、新卒で透析クリニックに就職しても総合病院での転職をできる。ということを知っていただければと思います。

ただ、転職はあくまでスタートであり、転職先で働き続け、活躍することが第一だと思うので、働き始めたらその点に関しても書き留めていきたいです。

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