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臨床工学技士。このnoteは主に旧ブログは『CEさぼの備忘録』のリライト置き場にしてい…

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臨床工学技士。このnoteは主に旧ブログは『CEさぼの備忘録』のリライト置き場にしています。

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透析における穿刺手順・注意点

※旧ブログ「CEさぼの備忘録」で掲載していた記事の復刻版です。 CEさぼの備忘録で最も読まれた記事をリライトしてお届けします。 是非、穿刺指導や穿刺始めに役立ててください。 こんな人にオススメ・穿刺始めて間もない方 ・これから穿刺を始めるという方 ・穿刺指導者の方 ※今回はバスキュラーアクセスの中でも、 最も基本となるAVF(自己動静脈内シャント)の穿刺について説明していきます。 AVGも表在化も基本は同じです。 穿刺手順視診シャント肢に異常がないか観察する。

    • 失敗しやすい血管の特徴別穿刺攻略法~全7パターン~

      ※この記事は過去のブログの記事を再編したものです。 今回は穿刺記事第6弾です。 毎日穿刺をしている中で特に注意が必要な血管の特徴を7パターン挙げそれぞれどんなところに注意して穿刺するかを説明していきたいと思います。 こんな方におすすめ • 穿刺が慣れてきた方 • 特定の血管が刺しづらい、苦手な方 • 穿刺がもっ上手くなりたい方 この記事の見方 この記事では筆者が難しい、特に注意が必要であると考える血管の特徴別に以下の項目に従ってまとめていきます。 ・なぜ難しいのか

      • 透析における適したシャント穿刺部位とは?

        ※この記事は過去のブログの記事を再編したものです。 今まで穿刺技術の手順や注意点・コツなどをまとめてきましたが、その次に重要なのが「穿刺部位」と僕は考えます。 これまでシャント穿刺350通り以上、シャントエコー200件以上・VA管理を行っていたCEの経験からまとめていきます。 穿刺を避ける部位穿刺に適した部位を学ぶまえに、穿刺を避けた方がよい部位を理由を含めながらまとめます。ですので、いつも穿刺している部位がこのような状態になったときは穿刺部を変更する必要があります。

        • オンラインHDF後希釈法においてQBが低いとTMPが上昇する仕組み

          ※CEさぼの備忘録の記事を再編したものです。 日本でも2012年の診療報酬改定以降オンラインHDFが急速に広まってきました。 日本で主流であるのはオンラインHDF前希釈法ですが、オンラインHDF後希釈法も少なからず行われています。 ※1 オンラインHDF前希釈法(以下「pre-OHDF」) ※2 オンラインHDF後希釈法(以下「post-OHDF」) Post-OHDFは拡散効率を落とすことなく施行できるというメリットがありますが、デメリットとして血液流量(以下QB)に

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        透析における穿刺手順・注意点

        • 失敗しやすい血管の特徴別穿刺攻略法~全7パターン~

        • 透析における適したシャント穿刺部位とは?

        • オンラインHDF後希釈法においてQBが低いとTMPが上昇する仕組み

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        • 透析穿刺技術
          6本

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          私の転職活動体験記 その2

          前回の記事の続きです。 転職希望先が定まったら本格的に転職活動スタートです。 求人を探す僕の場合は転職エージェントは使わず、日臨工、各都道府県技士会の求人情報を毎日チェックしていました。 引っ越し希望先で通えそうなとこで自分の希望にそったものを探しました。 病院見学自分の希望が実現できそうな求人を見つけたら病院見学をします。 事前に求人票や病院HPなどをじっくり確認し、それらの情報と実際見学したときのことに相違はないかを確認し、聞いておきたいことは見学時に漏れなく聞

          私の転職活動体験記 その2

          私の転職活動体験記 その1

          どうもCEさぼです。 先日Twitterで報告しましたが、嬉しいことにこの度採用内定通知を受け取ることができ、5月から総合病院勤務となる予定です。 新卒の就活で2度も不採用を受けた私ですが、転職は見事希望のところを一発で受かることができました。 しかも、あまり一般的ではない(?)透析クリニック→総合病院の転職です。 この記事は私のような新卒就活でボロボロで、転職したくても自信がない、転職をする一歩が踏み出せないという方に少しでも役に立てたらと思い、書き留めようと思いま

          私の転職活動体験記 その1

          透析スタッフ必見!穿刺が上手い人の特徴6つ

          ※この記事はCEさぼの備忘録の再編集したものです。 穿刺シリーズがよく読まれています。 この順で読むと順序立てて読むことができます。 こちらも引き続きよろしくお願いします。 さて今回は穿刺シリーズ第4弾ということで、穿刺が上手い人はどんな人なのかを自分なりに考察し、まとめていきたいと思います。 僕もそうですが、誰もが穿刺が上手くなりたいと思っているはずです。 穿刺が上手いとは何かまずはじめに「穿刺が上手い」とはどのような状態をさすのでしょうか。 僕なりに考

          透析スタッフ必見!穿刺が上手い人の特徴6つ

          透析シャント穿刺における失敗しないための5つのポイント

          ※この記事は2018年に投稿した旧ブログの記事を編集したものです. シャント穿刺は透析を開始するために必要不可欠なもので、できるだけ失敗したくないものです. 「透析シャント穿刺における失敗しないための5つのポイント」を紹介したいと思います . ※1 この記事はエビデンスに基づくものでもなければ、万人に通用するものでもありません.あくまで経験上の知見なので参考程度にお願いします. ※2今回は駆血が必要で、血管が比較的動きやすいAVF(自己血管内シャント)の穿刺についての記

          透析シャント穿刺における失敗しないための5つのポイント

          透析における穿刺の注意点 その2

          ※この記事は旧ブログの記事を編集したものです。 前回「初心者必見!透析における穿刺手順・注意点」では穿刺の手順と注意点について述べました。 今回はその続き、穿刺の注意点の補足となります。 QBに合った穿刺針のサイズを選択する各社血液透析用穿刺針を用いた田中らの検討 1) によると”留置針の種類による実血流量の差はなく、17G針は設定血流量200ml/min、16G針は250ml/min以上で、実血流量の低下がみられた”とされています。 例えば17GでQB300とかはQ

          透析における穿刺の注意点 その2