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Lyrics

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Cettiaの歌詞。未発表曲のほうが多い。
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2015年2月の記事一覧

シティーコーラル

履き古した靴は捨てて
新しいスカートを買おうか
はじめて知った手の温度と
ゆっくり進む二人の歩幅

曖昧で秘密の匂いに満ちた
昼下がりの街角で
小さな奇跡の詰まった時間に
二人でおいかけっこ

たったひとりを待って
咲き誇る花のような
あなたの手に触れたいから
わたし背伸びをして笑った
たったひとりを照らすため
輝くような星になりたい

消えない痛みは今はもう
ひとりで抱え込まなくていいの
二人で

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A song

怖くてたまらないなんて
そんなの知らない

その先を見てみたいから
飛び込んでみたい

泣くことが怖いなら
隣にいてあげるよ

どうして君のこと思うたび
こんなに泣きそうになるんだろう
どうして君にこう触れるたび
こんなに愛しく思うんだろう

ほんとは言葉なんて要らないの
この声ひとつだけでいいの

壊れちゃったものはもう
戻せないからまたはじめよう

どうして君のこと思うたび
こんなに泣きそうに

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A girl falling

雀が窓にあたる
空はまだ続いてると
錯覚したその音で
わたしの世界は目を覚ます

今日は仕事も忙しくないみたい
ジンジャープリンでもつくって食べたい

遠くの広場にいるあの
大きなロボットみたいに
わたしだって、空の下、笑いたい

高い高い綺麗なビルの中で
決して人には言えないような
ことをしてるわたしがおかしい

ここが世界のすべて

なのにその手を待っていたの
あたたかさを知ってしまったの

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最期の夜のうた

ああ、あなたの声がする
ああ、あなたの声聞きたいな

ああ、あなたの隣に
もうわたしはいない

知らないこと、教えてくれた
誰かと、誰かと、何か

深夜高速、オレンジの灯り
遠い遠い海へ行くの
そこで歌うの

笑って笑って笑って
幸福な復讐を
嘘つきな未来に
わたしたちの生きた意味を突き刺したかっただけ

今を戦えと
その目の奥は赤く燃えていた
溶かされたのは誰?

ああ、わたしの隣に
もうあなた

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