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京都市議選2023・マガジン

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統一地方選のスケジュールで行われた京都市議選のレポートです。全11区のすべての候補者をチェックするとともに、翌年に行われた京都市長選の結果にどうつながっているのかを分析してまいり… もっと読む
昨年4月の統一地方選のスケジュールで行われた京都市議選の全11選挙区をまとめたマガジンです。選挙ポ… もっと詳しく
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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・伏見区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・伏見区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 伏見区の定数は12となっており、京都市議選の中では最多となっています。当選する人が多いということは、それだけ当選するチャンスがあるということにはなりますが、それでも「政治家女子48党」のようなアホが軽々と当選できるわけではありません。
 今回、伏見区には「政治家女子48党」から立候補するカルトおばさんが登場しています。あとで詳しく解説

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・西京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・西京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 西京区は、定数6に対し、9人が立候補しました。ここには自民党が2人を擁立していますが、公明、共産、維新、京都党がそれぞれ1人ずつと、無所属が2人、「おんな竜馬プロジェクト」という謎の政治団体を立ち上げてきたオバサンが1人という構図になっています。
 泡沫候補と言える人が2人もいるので、実質的に1人しか落選しない選挙となっていますが、誰

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・右京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・右京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 右京区は、定数9に対し、12人が立候補しました。この中から落選するのは3人ということになりますが、自民党が3人、共産党が3人、あとは立憲民主党、日本維新の会、公明党、京都党、れいわ新選組、無所属がそれぞれ各1人ずつ立候補していました。
 注目は、れいわ新選組です。京都市議選には、この右京区に唯一の候補を立てていますが、若くて美人なシン

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・南区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・南区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 南区の定数は5となっていますが、ここには7人が立候補しました。自民2人、共産2人、公明、維新、立憲というメンツです。見どころは、立憲や共産といったリベラル勢がどれだけ議席を確保できるのかという話になるかと思いますが、勢いのある維新の当落も見どころです。

 改めて思うことは、人々の投票行動は、そんなに簡単に変わらないということです。そ

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・下京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・下京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 下京区の定数は4となっていますが、ここには6人が立候補しました。そして、ここには新たに「日本維新の会」が進出してきて、さらなる激戦となっています。
 立候補したのは、自民2人、公明、共産、維新、京都党です。国民民主党は立候補しておらず、維新と京都党に譲られています。自民党は党勢が大きく落ちていますので、議席を維持できるのかどうかが注目

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・山科区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・山科区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 山科区は、定数6に対し、8人が立候補しました。京都府議選には、あかたちかこ先生が立候補していましたので、僕のまわりの皆さんは、かなり盛り上がっていたのですが、京都市議選に関しては、あまりチェックができていなかったのではないかと思います。
 ここには、自民党2人、共産党2人、公明党、国民民主党、京都党、無所属が各1人ずつ立候補しており、

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・東山区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・東山区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 東山区の定数は2となっており、ここには自民、国民、共産の3人が立候補してきました。東山区は、京都市内で最も高齢者の割合が多い土地で、それなりに保守的であることで知られている選挙区です。2024年の京都市長選でも松井孝治さんに投票した人の割合が高く、どのような傾向にあるのかということは分析したいところです。

 この選挙区は、非常に珍し

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 【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・中京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・中京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 中京区の定数は5となっていますが、ここには7人が立候補しました。
 立候補したのは、自民2人、公明、立憲、共産、維新、京都党で、無所属の候補者はいませんでした。定数が少ないこともあり、ここで組織や政党の後ろ盾をなく戦うのは、かなり難しいこともあって、どの政党に所属しているのかが勝敗のカギを握る展開となっています。

 今回も、最後に2

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・左京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・左京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 左京区の定数は8となっており、毎年、実にたくさんの候補が立候補してまいります。全員を紹介していると、それだけでおなかいっぱいになってしまいますが、せっかくなので一人一人を見ていこうと思います。
 4年前に落選した人たちがリベンジに燃え、4年前に上位当選した人たちが落選する。そんな選挙になっており、とても興味深いです。

 左京区は、2

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・上京区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・上京区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 上京区の定数は4となっており、ここには6人が立候補していました。この選挙区の注目は、今年から維新が進出してきたことにより、誰が押し出されるのかという話です。明らかに泡沫候補と思われる人もいましたが、現職の誰かが押し出されるのではないかという話がありました。
 村山祥栄率いるローカル政党の「京都党」も立候補しており、京都市長選での票の推

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【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・北区レポート。

【選挙ウォッチャー】 京都市議選2023・北区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、京都市議選が行われました。
 北区は、定数6に対し、7人が立候補しました。自民2人、共産2人、維新1人、立憲1人、公明1人です。この中で1人だけが落選することになるわけですが、一体、誰が落選するのかが気になります。
 特に注目すべき候補がいるわけではないことに加え、この選挙区は、選挙ポスターを撮影したぐらいしか取材ができていません。なので、それぞれの候補をサラリと

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