千咲/習慣美人研究家

修して験する修験道5年生。大津市瀬田川左岸在住。 日々の勤行から始めて、いろいろ続けら…

千咲/習慣美人研究家

修して験する修験道5年生。大津市瀬田川左岸在住。 日々の勤行から始めて、いろいろ続けられるようになりました。 書き綴ることも続けられるかなと思い立ち、書く人1年生。 続けることが、人生を変えてゆく様を験じて記して行きます。

最近の記事

神縁の深い人

週末3日間は連行となり、 最終、枚岡神社で禊ぎ終わって 御礼参拝し終わった社殿の前で 宗家を見つけて取り乱す参拝客に出会った。 その女性は、宗家のYouTubeを観て この日、札幌から参拝に来ていらした。 取り乱した、と書いたのは、 宗家に出会えてはしゃいだわけではなく、 半年前からの伏線が彼女にはあって この偶然に驚愕したのだと 後にわかったから。 誰にも等しく丁寧で優しい宗家は その後の予定が無かったのもあって その女性が落ちつくまで、 話しを聞き、握手し、写真を撮

    • 母公堂の珈琲

      女人結界母公堂は 今から1300年の昔、 大峯修行中の役小角を案じて 危険な山にも入りそうな母上様を 麓に留まらせる為に建てられた庵で 孝行者の小角は修行の間 時々ここに顔を出して安心させたという。 母上様を山の危険から守る為、 ここに女人入山禁止の結界を張ったのが 女人禁制のもととなったと伝わる。 女性修行者はここで 役行者のご母堂さまに御参りしてから 稲村ヶ岳大日山登頂を目指す。 この母公堂の お世話をして下さっている とーっても優しいおいちゃんが 修行者が増えるの

      • すっかり修行モード

        私の修験道の道場(講)では 1月にお伊勢参り 2月は荒神様(火の神)参り 3月に弁財天(水の神)参り 4月に高野山(尊師祭・先祖供養)参りをして 5月から自分の修行(神山登拝)に入る。 関西の修験といえば大峰山だ。 女人禁制なので女性は女人大峰の 稲村ヶ岳を毎年5月に登拝する。 登拝は白装束と決まっているが 先達になると色装束が認められる。 その他にも、 本袈裟、錫杖、本数珠を持つ事が許される。 色装束を纏った大先達が やたらと格好良くて 最強レディースに見えていたが

        • ふりさけ見れば春日なる

          えらいことになった。 「この時代の御神行をした人たちの 和歌選集を残す」 と、師匠が言い出した。 師匠というのは 山蔭神齋80世の表博耀宗家の事で。 霊山登拝やご神行をすると 潔斎明けの直会で和歌を詠まされる。 宗家がお氣に入りの和歌 「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出(い)でし月かも」 遣唐使・安倍仲麿が 十数年ぶりに日本に帰国が許され 開催された宴で読んだ望郷の句(古今和歌集)だ。 普通の解説を読むのと 宗家の解釈は全然違う。 この、「ふりさ

          見事なひと

          見事だなと思う女性の1人が Re.museの勝友美社長。 オーダーメードスーツで 「人を自信で包み、 生き方に影響を与え、 世界を変える英雄を生み出す」 という理念で生き方も貫いている。 「今を生き抜く人のためのテーラー」 なんて銘打たれると 自分にはこそばゆいし 眩すぎて着られそうもないけれど、 着れば武装にはなりそう。 それはともかく、 この女性社長の近著「貫く力」も 前作の「人は自分に嘘をつく」も 「もしもあなたの寿命が後一年だとしたら 何をしますか?」という

          一杯のやさしい酒

          「向かい風を歩くんだ」 真の大人というものは 己だけのためだけに生きない人だ 誰かのためにベストを尽くす人だ 金や出世のためだけに生きない 卑しくない人だ 品性のある人こそが 真の大人なんだ。 どうだい 大人って大変だろう? でもそうでもないさ ひと休みに一杯やれる。 生きるということは 必ず、苦いものと悲しいことを伴う それが、人生だ 1日苦しかったな、と思ったら 夕暮れ、一杯のやさしい酒を飲むのも良い。 ーーーーーーーーーー 上記は サントリーの広告に 伊集院静

          一杯のやさしい酒

          修行と祭り

          「私はいい人と歩けば祭りだし、 悪い人と一緒だと修行だと 思っていつも歩いて来ました」 瞽女(ごぜ)という、 盲目の三味線芸人で人間国宝の女性、 小林ハルさん100歳の時の言葉だ 人生は、ほとんどが修行で たまに祭りがある、くらいに 思っておけば間違いない。 年を重ねると修行が実って 若い頃よりは人生穏やかになる。 それでも、外的要因で 嫌な思いは免れない。 類友の法則からいくと 自分と同程度の波長の人と結びつく そうすると、 あまりに振る舞いの悪い人が そばに居る

          未来の記憶が潜在記憶

          古神道で伝えられて来た中今 過去も未来も大きな今の中にある。 未来、どんな自分でありたいか 思い描ける世界は実現している未来があって 脳科学の世界ではそういう未来の記憶を 潜在記憶というそうだ。 最上位の自分と最下位の自分 その間の何通りもの自分が無数にいて どの自分も在りうるという パラレルワールドの概念が研究されている。 だから、 沢山ある未来の記憶の中から 自分でゴールを選んで生きるか 選ばずに流されるように生きるか 自分次第ってことで。 それがわかったら でき

          未来の記憶が潜在記憶

          究極のミニマリスト

          捨て活にハマったきっかけでもある 「君か、君以外か。」の ローランド流ミニマリズム。 「俺は豊かすぎる故に、モノを持たない 俺という存在、それ自体が財産だ。 宝石や派手な時計は要らない。 俺自身がハイブランドだ」 「各アイテムを最強の1つだけを持ち それ例外は全て捨てた。 最小限で最高級の生き方をするために。」 「俺はたくさんの家具の代わりに 空間という家具を置いている。 広いリビングに置く空間という家具は どんな高級家具よりも贅沢だ。」 ここまでは、 ある程度財産の

          究極のミニマリスト

          脳を鍛える習慣はこれ

          脳を鍛えるには 脳トレとか言ってパズルやクイズするんじゃなくて 体を動かす運動をするのが良い 筋トレコーチをしている時に メンバーさんのモチベーションアップのために 脳と運動の本を読んでは サーキットで大声出して 筋トレ効果を広報していた。 毎日自分で言ってたんだから、 アタマに刷り込まれているはずが 自分に甘くてやっていない。 毎日、多分10分程度は ストレッチや筋トレをしているが 脳のニューロンを増やしたり、 集中力を高めるホルモンを出すには これじゃ足りない。

          脳を鍛える習慣はこれ

          モーニングページの効果

          「いくつになっても ずっとやりたかったことをやりなさい」 という大ベストセラーに提唱されているのが 毎朝寝起きにA4ノートに3ページ なんでもいいから、書くこと。 枕元に、鉛筆とA4ノートを置いて寝る。 朝起きて、お手洗いに行って まだ寝ぼけているうちに書く。 これは、不要な思考の排泄だという。 頭の中の汚水を言葉にして 書き出すことで だんだん頭の濁りがを浄化されていく。 毎月禊行はしているけど 頭の中の不要なものは禊いでいなかったなと、 書き始めてびっくり A4を

          モーニングページの効果

          天意(あい)

          愛は光だ 愛は引力だ 愛は力だ 愛は展開し、開示する。 愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だ とアインシュタインが娘さんへの手紙に書いた。 その、生命の神髄が 生成発展していくのがこの世だから 愛は、行うことに意味がある。 愛することに意味がある。 天意と書いて「あい」と読んだのは 「龍神島 天意(あい)の唄」 というYouTubeチャンネルの大野駿くん。 この若き宇宙生命論者さんがすごくいい。 なんだか哲学的で なんだかサムライだ。 まだ20代の方だけど 真剣

          開運行動を続ける意味

          開運セミナーの忘備録。 環境が人の心理状態に影響して 決断や行動を促す。 そして、それが人生を決めている。 環境開運学というのがあって (良く知られているのは風水) 運の正体は環境だと言う。 その環境が自分の無意識領域に影響を与え、 無意識領域(潜在意識)が環境を引き寄せる。 堂々巡りのようだが 自分が環境を作り込むことができる。 それは、天・地・人で整えていく。 天のエネルギー (星座や新月満月や、開運日のタイミング) 地のエネルギー (神社、山、海など氣のいいと

          開運行動を続ける意味

          実語教とは

          明日は月に一度 地元で素読仲間と集まる日。 これがとても楽しみだ。 素読の良さは、 周りと呼吸を合わせて読むところ。 そこに居て共に学んでいるのがいい。 いろんな効力のある素読だが その素材のひとつ、「実語教」 これは、福沢諭吉の 「学問のすすめ」冒頭にも登場し 空海が編纂したとも伝えられるこどもの教科書。 現在素読本として発行されている 実語教の著者の白石武之先生は 「素直に心に入り、 何かの時にふっと湧き上がってきて、 一生忘れることのない 短い不思議な言葉の力

          銀河に想いを馳せる

          面白いんです。 「ソロンとカリン龍神物語」 「銀河史上」 「銀河史下」 胎内記憶の池川明先生が紹介されていて https://youtu.be/C-ZYOEyG860?si=TDPvXvswl5JOEuun 古代史オタクが人類発生を突き詰めていって 先端技術研究機構RIATブログの 宇宙生命論に出会った。 歴史観も宇宙観も全てひっくり返る。 ところが、全く歴史観は違うけれど 師匠、表博耀先生が たまに語られる表宇宙観では 宇宙の規模について以前ちらっと 「地球人には親

          銀河に想いを馳せる

          捨てたら、入る

          自分という器は一つ。 50代にもなれば もうその器には モノや要らぬ知識でいーっぱい。 新しいものを入れるには 不要なものは捨てないと 新たに入るスペースがない。 今年、勉強したいことがあって このくたびれた脳みそじゃ何も入らないと 捨てたら入ってくる法則をあてにして 断捨離を決行。 8割捨てると決めて どんどん捨てていって、 本は本棚2竿分。 その本棚も捨てた。 BOOK OFFで計23,000円くらいになった。 捨て活王子のYouTubeでは 捨てていると 決断力