ドラマ「初恋、ざらり」を観た。原作が漫画というのは前から何となく知っていたけれど、読んだことはなかったのでドラマで観ることにした。
私は「軽度知的障害」の当事者ということもあって、どのように描かれるのかも気になっていた。恋愛や仕事も「人」との関係性なので、些細なことですれ違ってしまうのは仕方のないことだけど、それを見ていて、すごくもどかしく、同時に痛みのような感情があった。特に、有紗ちゃんが仕事の場面で指示を聞いても一度で理解出来ず何度も聞き返す場面は、私自身も過去に全く同じ経験があったので、苦しくなるほど共感した。
曖昧な言葉、表現が伝わりづらいところも、私がいつも苦労しているところ。
個人的には、社交辞令は未だによく分からない。(あれは、何のためにみんな使っているのだろう･･･？🤔💭)
でも、不器用ながらに一生懸命働いている有紗ちゃんのことをとても応援したくなる、そんなドラマだな、と感じていて、毎回心が「ざらり 」としたり、「ほっこり」する。