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最近読んだ本 【 その1 】

読んだ本の感想(というかメモ)を随時公開します。基本、完読して面白かった・参考になった本のみ。

半島を出よ(村上龍)#001

やっと読めた。「福岡市が北朝鮮のコマンド部隊に占領される」という設定、しかもそれが村上龍の筆致で描かれるという時点で読みたさしかない。『愛と幻想のファシズム』『希望の国のエクソダス』に通じるものを感じる。

本当の自由を手に入れる お金の大学(両@リベ大学長)#002

kindle unlimited で 0 円だった時に読んだ。分かりやすくて一通り網羅している。ただ、それぞれの項目は全く同じ内容のリベ大の動画が公開されているので(そちらも分かりやすい)そちらを見れば済むのかな、と。
この学長自体は凄いと思う(主にお金への執着が)。しかしインフルエンサーのファン(信者)全般に云えるが、サロンだセミナーだ商材だナントカ会員だと次から次へとお布施し続けている信者は普通に考えるまでもなくそこがダメで、絶対成功しなさそう。この本一冊と YouTube の動画だけで充分だろう。

旅する心のつくりかた(石川文洋)#003

元祖「戦場カメラマン」石川文洋の自叙伝的インタビュー。面白い。80 を過ぎた今も徒歩で日本縦断とかしているらしい。

かもめのジョナサン(完成版 リチャード・バック)#004

全世界4千万部のベストセラー。発売当初は売れず、1970 年代のヒッピーたちに読み継がれて火が点いたそうである。
不思議な魅力のある本だ。読んだのは3度目か4度目で、高校生とか二十歳くらいの時以来。当時は無かった「最終章」が付け加えられている。
短い人生で3回も読めば「愛読書」と言っていいかもだ。今は本は図書館で借りるか電子書籍のみで本箱も無いのだけれど、部屋に本箱があったら、その中の一冊として並べたい。たくさん載っているモノクロのカモメたちの写真もいい。自分にとってヘミングウェイの『老人と海』と同じく完璧な作品。

折りたたみ北京 現代中国 SF アンソロジー(劉慈欣 他)#005

『三体』の劉慈欣の短編『円』が傑作だったので再読したく借りてみたら、どれもワンダーに面白かった。三体は続編2編が kindle で積読状態なのでもーいい加減に読まねば・・。

星の王子さま(サン テグジュペリ)#006

多分母が読んでいたのが生家の本棚にあって、それを小学生の時に読んで以来の再読。図書館にあったのは新訳版だったが、何か違う感じ。絵は良いです。

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