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1985年5月 はじめて買ったCD

1985年、CDプレーヤーを買った。パイオニアPD-5010。大学の入学祝いとお年玉&バイトの貯金残高で買った。
浪人中から、しかも受験直前に購入を画策、まぁ浪人だろうと何だろうと音楽には関係ないし、音楽に罪はないし、浪人中ながらコンサート行ったり映画行ったりと、好き勝手やってたんだから、「浪人中なのに」なんて言葉は当てはまらないしな(開き直りやがった)。
とにかく・・・


「これでシーデーが聴けまぁす!」(夢グループの石田社長風に)

パイオニア PD-5010

使用していた同社のシステムコンポのカセットデッキとほぼ同じサイズ、初めて十万円をきった低価格のCDプレーヤー。とは言っても、やはり安い物ではない。某N崎屋電化センターで、かなり粘って値引きしてもらった。
この機種以降、低価格化に拍車がかかってCDプレーヤーの普及が広がり(というか、低価格ですぐに追い越された)、CD主流の時代が来たんだと思う。翌年86年には、貸しレコード屋(ウチの近くは友&愛)にもCDが増えてきた記憶があるし、CDプレーヤーを買う友達も増えた。中にはCDがトレイの中で空回りしたり音飛びのトラブルを抱えた物もあったようだが・・・

このパイオニアPD-5010は、90年代に入ってコンポのカセットデッキが調子が悪くなって、ミニコンポに買い替えてからも、愛着があるこのCDプレーヤーだけはAUX INにつないで使ってた。ミニコンポにもCDプレーヤーが付いていたので、ダブルCD状態だったが、けっこう長持ちした。それに比べ、90年代に買ったMDプレーヤーやCDレコーダー、光学系オーディオは、壊れるのが早かったんだよなぁ。

パイオニアPD-5010。一番多感で多くの音楽に触れた時代に大活躍した思い出の一台だ。

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