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終活"利き手左手活動"

左手メインの生活をしている。

理由は右手が腱鞘炎になったからだ。
「右手は安静」と医者から言われたからだ。

右手が利き手なので、家事全般、服の着脱、食事、トイレなど、不便極まりない。

なるべく右手は使わないようにと気をつけてはいるが、突然落ちたものを拾おうとした時など、つい右手が出てしまう。すると、右手の親指にピキーンと電気が走る。


友達によれば、
「私も痛かったけど、なんとなく治った。年取ったらそんなもんよ」と言う人もいる。

手術したら良くなったと言う人もいるし、手術しても治らなかった人もいるらしい。手術の後2年ぐらい痛かったという人もいる。

人それぞれ。
私の場合どれになるかはわからない。

どちらにしても手術はしたくないので、
左手の生活を頑張っている。


足は2つあって交互に出して歩く。
手は2つあっても、右手を使うことの方が断然多い。

それなら今後のことを考えて、左手が使えるように訓練しよう!

これも、立派な終活といえるのでは?

まだ、左手が鍛えれば使えるようになると信じて。しかも右手の腱鞘炎が癖になっていることを考えれば、左手を頑張って使えるようになるのが1番でしょう。

「今でしょ!」

ゆっくりと、
毎日左手で生活できるようにしてきた。


できるようになった事は
○ 大きなボタンが左手だけで止めれる
○ 左手でスプーンなら食べれる
○ 瓶の蓋が左手で開けれる
○ 左手用のハサミで紙が切れる
○ マジックで左手で字が書ける
(筆圧がないので、鉛筆ではいまいち)
○ 茶碗が左手メインで洗える

 など…。とてもゆっくりだけど。

必要は、発明の母と言うけれど、
今までシャワーで髪を洗わなかったのに、シャワーで髪を洗うようになった。

細かいことだけど、例えば蛇口もひねれないけど、百均の上下で開閉できるレバーは、右手のぐーでも開けれるので助かる。

文明の利器が使いこなせるように、
ボケないようにしなければならない。

シニアこそ、力がなくなるのだから、便利グッズを揃えておくことが大事だ。
瓶の蓋等が開かない時に使う便利グッズは普段から使っているけど。
(あれは必需品です。)

右手の腱鞘炎をきっかけに始めた
"利き手左手活動"
これも1つの終活だと思う。

終活って何かのきっかけがあったり、人生の区切りがあったりしたときに始めたり、勢いがついたり。

私の場合、切羽詰まった自覚から。

何を始めるのも遅くはないし、
何を学ぶのかも遅くはない。(年相応に)

左手で、まだふにゃふにゃの字しか書けないけど、ゆっくり上達している気がする。

ゆっくりの成長を楽しむ余裕もシニアならでは…。と思って。


「僕、ニャン体。関節、痛くないのだ!」


お付き合いありがとうございました。

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