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note 6周年、そしてこれから

noteってモチベーションをアップさせるのがすごくうまい。
先日、noteを始めて6年経ったよ!という通知がきた。わーい。
…と同時に、もうそんなに経つかーと。(途中ほったらかしてたけど)

6年間って、何があったっけ。
働いて、退職して、結婚して、ライティングやら語学やらに手を出して。
ざっくり言うとそういう日々。
働いている友人からすると、毎日何してるん?っていう生活だと思う。
実際何して生きてるんだろうねって答えるほかない。自分でもよくわからない。

あえて言うなら病気と共存しつつ、日常を送ることを頑張ってる、のかな?

✳︎
双極性障害になって、もう10年以上経つ。
同病の方はおわかりだと思うが、この病気って生きているだけで、とんでもないエネルギーを使う。
調子が悪いときは世界がセピア色で、布団をかぶって引きこもりたくなる。
心身ともに健康だったら、私は今ごろ何をして生きていたかなぁ、なんて答えが出ない問いが頭を堂々巡りすることもある。
忙しくとも働いて成果を出している人がキラキラ見えて羨んだり、内心では地団駄踏んだりすることもよくある。
私だってさ、私だってさ、本当は…といじいじモード発動だ。
もちろん、人それぞれ苦労があって、「隣の芝は〜」状態もあるんだろうな。

結婚後、失敗と修正を繰り返して、少しずつだけど、自分の病気と付き合うのがうまくなってきた。
気分の波はまだあって、先々の予定を入れる難易度は依然として高い。ドタキャンするわ、髪はセルフカットになるわ、旅行後は1週間くらい寝込むわで不自由なこともある。(旅行なんて、そうそうできない)

でも手応えは確かにあって、それは日頃近くで支えてくれる夫や、結婚後も休める場所を快く提供してくれる両親の存在が大きい。
失敗してしょぼくれる私に呆れることなく、伴走者として応援してくれる人たちには本当に感謝しかない。

✳︎
2、3年前から始めたTwitter(X)の読書アカウントも生活に彩りを与えてくれている。
住む場所や世代を超えて、読書が好き!という気持ちで繋がれる、こんな温かい場所があると思わなかった。
オフ会にも行けたし、趣味嗜好が似通った人と話すのは心地よい。
もともと読書は私にとって趣味と呼べるほどのものではなく、隙間時間の娯楽のひとつに過ぎなかった。しかし読了後の感想を投稿するようになったり、相互さんの投稿を見て新たな本を知ることができたりして、読書の楽しさにはっと目覚めた。
今となっては本がなければ、日々の鮮やかさの大半を失ってしまうだろう。
そのくらい私にとって大きな存在となっている。

怖気付いていた世界的名作にも挑戦できた。
ドストエフスキー「戦争と平和」、トルストイ「カラマーゾフの兄弟」、モーム「人間の絆」などなど。難解だけれど、名作が名作たる所以がわかった気がする。 

✳︎
さて、これからのこと。
限られたエネルギーだからこそ、使い道をよく考えなければね。

人の日常を知ることが好きだから、noteもそうだし、日記文学、エッセイをたんまり読みたいな。

あとは外の世界に一歩踏み出したい。今までも興味だけはたくさんあったけれど、行ってなかった街に行ったり、新しいカフェを巡ったり、展示を見たり。

文章に関してはインプットだけでなく、アウトプットにも力を入れたいところ。

今、一番興味があるのは短歌だ。
技術的なことはまだ勉強中で、ただ言葉遊びしているだけの素人なんだけれども、世界を違う角度で見たり、ピンときた言葉を組み合わせてみたりしているうちに時間を忘れてしまう。

自分でつくった短歌は歪だろうが濁っていようが、言葉でできた私の宝石のようなものだ。
この頃は歌人さんにも少し詳しくなり、歌集を買っては貪り読んでいる。

✳︎
将来あわよくば、あわよくばだけどね。
ZINEつくって部屋に飾ってニマニマしたいなぁ。
夢は尽きないね。
だから失くさないようにがっちり抱いて、今日も明日も明後日も、私は生きることを諦めないでいく。

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