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心霊玉手匣4感想:懺悔への気持ち

※この感想はネタバレを含みます。
ネタバレ注意かつ個人の感想です。
ご不快でしたらブラウザバック。

※そして心霊玉手匣3につながっている為、言語化が難しい作品でもあるため気になった方はぜひご視聴を!


    唐澤からさわさんから両角奈緒への告白シーン撮影で笑う場面から一転し、本筋は至って真剣な内容へといざなわれていく。

    今回のメイン投稿者は萱沼かやぬまさんで彼の運命にチーム玉手匣は巻き込まれていく話となります。

    バードウォッチングをしていた萱沼かやぬまさんは海まで流され、最初にチーム玉手匣に投稿した別の方たちに発見され心霊映像まで確認。

    息を吹き返した萱沼かやぬまさんは後に意識は戻るもののその時の記憶がなく、チーム玉手匣へ記憶を戻すためにバードウォッチングを最初に行った場所から10Kmある海まで流された時と同じ工程こうていをチーム玉手匣と行うことで真相が分かるのではといくら仕事でも無茶を頼む萱沼かやぬまさん。

    心霊玉手匣での出来事をカメラに収めていて姿はほぼ出さない岩澤さんが萱沼かやぬまさんと共に10km歩くことに。

    川を歩いている間、萱沼さんが大学時代にある映画に影響されたことでサークルで撮った映画の主演である押野おしのさんがチーム玉手匣の両角奈緒もろずみなおに近い霊感体質で予言らしきものを2001年に残し、解離性同一性障害かいりせいどういつしょうがいになって入院してから連絡せず10年経過した時に心霊玉手匣4撮影時点で押野さんが自殺し、罪悪感がある萱沼さんが罰なのではと岩澤さんに懺悔の気持ちを川で語るのだった。

    しかし過去を話し終えた萱沼さんは何かに取りつかれたように岩澤を攻撃し、休むことなく歩き続ける。

    そして上園かみぞのさん、唐澤からさわさん達も独自で萱沼かやぬまさんが溺れた川の噂を調べていた。

    唐澤さんの話によるとその川がゼロ年代に入ってから死亡事故が多発し、源流は心霊玉手匣其の二で押切おしきりさんが失踪しっそうした川につながっているという。

    それからは心霊玉手匣3で登場した岡崎律おかざきりつさんが両角奈緒もろずみなおに抱えられて上園さんが抱えているカメラに川を歩き、暴走した萱沼さんと止める岩澤さんの映像が写り上園さんは岩澤さんと萱沼さんを救出しに向かうもののエレベーター内で両角奈緒は帰宅しよう、岡崎律さんはこの先の危うさ、パニックになる唐澤さんとてんやわんやに。
(※この後全員上園さんの車にのります。)
    そして唐澤さんが調べた川へ向かうことに。

    川に着いた両角奈緒は押野さんのように川へ走り、一方で岩澤さんも萱沼さんにおそわれることに。

     それから川で現れた霊の腕が上園さんの足をつかみ、ひきずりこもうとするのを唐澤さんが両角奈緒のお守りを受け取って投げることで追い払うことに成功。

   そうか。
   この一連の流れと運命はもう最初から決まっていたのか。

    話を戻すと両角奈緒いわく、萱沼さんは既に死んでいて川に溜まった悪霊が先程の事象を引き起こし、萱沼さんと岩澤さんを海に向かわせているらしい。

    上園さんは助かったものの、岩澤さんは萱沼さんの押野さんへの懺悔と川を最期まで渡り海へ行こうと決意した執念を尊重しカメラを構え続ける。

    萱沼さんが最期に見た押野さんらしき霊とそれをとらえた岩澤さん。
    しかし萱沼さんの命は再びついえてしまい、岩澤さんは彼を救えなかったことを海で上園さん達に発見されるまで項垂れていたままだった。

    萱沼さんが撮影中止したロードムービーを岡崎律おかざきりつさんを加えたチーム玉手匣で撮影し直すエンドがなんとも言えない。

    思っていたよりも複雑な過程と残酷な結末が待ち構えていて考えさせれる話でした。

   懐かしいなあ。
   小説投稿頑張ろうと思ったのも心霊玉手匣をきっかけに理由が増えていったっけ。
    ハマりすぎたものの

「世の中は綺麗事は言えない。
かもしれないけれど!」

    と疑問符と登場人物たちの奮闘ふんとうにまた頑張ってみようと思えたっけ。

   たとえすべてほぼ決まっていたとしても。

※Amazonプライムで心霊玉手匣シリーズがレンタル出来ます


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