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テラミスティカは2人プレイでもやっぱり楽しい!(動画あり) 変態種族らしいスウォームリングを初めて使ってみた!


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https://youtu.be/ftQ80YlWlqM

私が拝見したブログにて変態種族として紹介されていたスウォームリング。変態と聞くとプレイしたくなる性格なので、今回はスウォームリングに初挑戦してみました。

ちなみに他の変態種族は「カオスマジシャン」と「エンジニア」だそうです。エンジニアは橋の建設とそれと得点化するタイミングが難しく、まだまだ安定しませんが、カオスマジシャンに関しては神殿作りまくって恩恵タイルで殴るだけでそれなりに強いため愛用しています笑

ちなみに、種族の戦略などは自分で試行錯誤しながら模索したいタイプなので、なぜ変態なのか、どう攻略すれば良いかなどは敢えて見ませんでした。

という訳で、ゲームが始まる前にスウォームリングの種族ボードを観察します。まず真っ先に気が付いたのが建物コマのコストの高さ。確かに初期資源こそ他の種族よりも恵まれているものの、長期的に見れば建設を頑張るほど資源が枯渇する未来が見えます。砦を建設すると「無料で居住コマを交易所に出来るアクション」ができるようになりますが、そもそも居住コマを気軽に作れない重さ。都市を作ると労働者コマを追加で3個もらえますが、今の所頑張っても都市は2つしか作れないので、相手より先んじられるリソースは労働者コマ6つと見ました。

と言う訳で、積極的に地形変換を行うことで少しでも多く居住コマを置きたい。そしてそれにかかるコストは極力抑えたい。ということで、いつもは上げるタイミングを見失ってなかなか上げられずにいるスコップを、ボーナスタイルで獲得した司祭コマで早速上げます。

今回は頑張るんだから!変態ライダーの名を欲しいままにしてやるんだから!

という感じでゲームは進行していきますが、ここで問題が発生。このまま左下の砂漠を開拓されると、私が都市を作りづらくなってしまう!スウォームリングにとって砂漠のテラフォーミングには3スコップ必要(最も苦手とする地形)ですが、直前に獲得したボーナスタイルのスコップアクションでスコップ効果を底上げし、2スコップ分(労働者コマ4つ)と更に追加で労働者コマ2つと3金を支払うことでエル子氏の開発を妨害。

このゲームは適宜不思議な協力関係が成立したりしますが、陣取りの要素がある以上アンタの好きにはさせないぜ!

と意気込んだは良かったものの、考えて見たら普通に3魔力(パワーアクション)を使用して上方向に橋を建設し、そこでのびのびと都市を発展させれば良かったのです。ただでさえ資源が少ない序盤、ただでさえ資源が枯渇しがちなスウォームリングで3スコップと建設(計8個分の労働者)と3金を支払うのは、今にして思うとどう考えても馬鹿げています。

結局これが他ならぬ私自身の足を引っ張る形となり、何するにも苦しい状況が続きます。都市建設時に種族特有のボーナスとして貰える労働者コマ3つに変に気を取られたのも失敗でした。都市にするべく建物をアップグレードすれば居住地コマが個人ボードに舞い戻り、その分次のラウンドの労働者コマ収入が減少します。エル子氏みたいにとりあえず開拓しまくって居住地コマを置きまくって、労働者コマの収入基盤を整えてから、アップグレードするべきだったのかもしれません。

しかし、その時の私はそんなことを考える余裕もなく、だったら恩恵タイルでアドバンテージとってやる!と神殿を作り始めます。聖域にすると、なんとそれだけで司祭コマの収入が2つになります。これで宗教レースで大差をつけて、ここを主な得点源にしようと思い付きます。

しかし私は忘れていました。エル子氏が割と序盤で「任意の教団のトラックを1つ前進できる」という恩恵タイルを獲得していたのです。

しかも、積極的に魔力パワーアクションで司祭コマをかき集めているではありませんか。脅威です。これは脅威です。エル子氏はただでさえ土地を耕していれば継続的な点数がもらえるのに対し、私はただ貧乏なだけで思うように得点行動ができないのです。それに加えて、宗教レースでも負けてしまったら大敗してしまうことになる!

ここで私は宗教レースは最悪イーヴンに持ち込むとして、最後の望みを最長ボーナスに賭けます。そんな私の思惑をよそに、エル子氏の2つの集落は橋の建設によって急速に接近します。その上、私の2つの集落の合流を阻むかのように建物コマを展開します。なにしとんじゃわれーー!!!橋はエンジニアの専売特許やろーーーー!!!(違)

ここでエル子A村とエル子B村が合流すれば最長ボーナスは夢のまた夢となるので、必死に私はベルリンの壁を建設します。後は船レベルを上げさえすれば、河タイルを超えて最長ボーナスが形成される!

しかしここにも思わぬ落とし穴が。船レベルを上げるのには司祭コマが必要です。それで勝利点が貰えるとはいえ、これじゃ宗教レースでボロ負けやないかーーーーーー!!!

(ゲームは終盤、ストックの司祭コマも枯渇し、私は司祭コマを船レベル上げに使って最長ボーナスを獲得するか、司祭コマを宗教レースに配置するかの二者択一を迫られるのですが、普通に船レベルを上げるのに使ったあと、魔力パワーアクションで手元に戻せば良いだけでした。すっかり失念していました)

そんなこんなで、スコップの勝利点とスコップ得点タイルを上手に活用し地道に点数を刻みながらも宗教レースで上手に立ち回ったエル子氏が勝利。スウォームリングの初陣は敗北に終わったのでした。

次はもう少しだけ居住地コマの建設による労働者コマの収入基盤を整えてからアップグレードに移行しよう。。。これは他の種族にも言える戦略ですが、どうしても神殿とか最優先で作りたくなっちゃうんですよね。だって恩恵タイル強いし楽しいじゃん、相手に出来ないことが自分に出来るようになるって素敵やん、と。それなので、貰える恩恵タイルが2倍になるカオスマジシャンは神殿さえ作ってれば互角以上に戦えるので私と相性が良いのかもしれません。わたしゃ宗教者か。

ベルリンの壁の如く聳える我が都市を見よ!

今回は初期位置が良かったせいか、お互い得意とする地形が近かったせいか、ばっちばちに絡み合う陣取りの様相を呈しておりました。そのお陰で大分思惑が狂わされたりもしましたが、そういったままならなさと、それを乗りこなした時の快感こそ、ボドゲの醍醐味ですよね。テラミスティカ、2人でも十分楽しめます。

と言う訳で、テラミスティカ プレイ記でした。


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