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「一日一捨て」をすすめて得られた、3つのメリット

「一日一捨て」とは、文字通り一日一つ、モノを捨てること。
先日、私なりのやり方について、具体的な方法をご紹介しました。「一日一捨て」すらできなかった自分は、さらにハードルを下げました。一日10分と時間を決めて、取り組むようにしたのです。

本記事では「一日一捨て」をすすめて得られた3つのメリットについて、簡単にご紹介しますね。


1 10分だけのシングルタスクで、超集中

目の前のモノが自分にとって大切なものかどうか。
最初は、家族と団らんがてら片付けようと思っていました。ですが、まったく捨てられません。なぜでしょうか。モノの大切さを判断するにあたって、思った以上に「脳内のメモリ」を消耗することに気づいたからです。

そこで、サクッと取捨選択ができるよう、「一日一捨て」するための時間を設定しました。一日10分。その時間だけは、「脳内のメモリ」の全域を、片付けに用いるようにしました。

するとサクサクと判断でき、モノを捨てられるようになったのです。10分間の集中状態のおかげで、効率が上がってびっくり。しかも瞑想することなく、マインドフルネス状態も得られました。結果、お片付け=シングルタスクの後に、いろんなアイディアが湧いてきて一石二鳥。

※ 日常必需品を決まった場所に片付ける行為は、別ですよ。こちらは単純作業ですので、「ながら」でも大丈夫でした。おしゃべりしたり、テレビを見たりしながら、同時に手を動かす感じですね。

2 時間の使い方と向きあえる

捨てようと思い立ったモノは、本来、使う目的があって購入した品々です。時間をかけて吟味し、自ら選び、対価を支払って購入したモノ。そのモノの価値は、かかった時間やお金以上だったのでしょうか。

モノが役目を終えたとき。手放す瞬間に、モノのくれた価値と向き合える気がするのです。

モノを買うときの、ワクワクした気持ちや期待感。所有できて嬉しかった気持ち。
モノを手放すときの、感謝の気持ち。一つの経験を後押ししてくれたモノ。どの思いも、かけがえもありません。

買うにしろ手放すにしろ、そうとうな時間を要します。その時間を使ってまで、手に入れたほうが良いか。モノの持ち方ひとつとっても、根源的に生き方を問われている気がします。

3 自己肯定感が上がる

「一日一捨て」がすすむと、誰の目にも明らかに、部屋や引き出しの中がキレイになっていきます。継続は力なり、ですね。スッキリしたお部屋で過ごせる爽快感!

きれいな部屋で思考もスッキリ、もやもやが消えます。思考も前向きに変わりました。雑多なモノに振り回されることもありません。

好きなモノだけに囲まれる生活。自分で自分の生活環境をととのえた結果なのです。「一日一捨て」の習慣化ができた自分に、知らず自己肯定感が上がります。

まとめ

「一日一捨て」をすすめて得られたメリットについて、三点ご紹介しました。一日10分のお片付け。思いがけず、モノがくれた経験と向き合う時間になったのです。多くのメリットを享受することができました。
今後も、モノを手にする価値観と向き合っていきたいと思います。部屋の片付けをしたい、断捨離をすすめてみたいと思っている方のご参考になりましたら、嬉しいです。

※ タイトル画像は「mana2518」さんにお借りしました。ありがとうございました!

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