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半径700mの、たのしみ。


暑い1日になりました。
こちらは、28℃まで上がったもよう。


朝、カーテンを開けて東の窓からお隣の庭を見ると、芍薬がたくさん咲いていた。
わ、いつのまに、と思わず声を上げる。

このいちばん最初に満開なのは薄ピンク、私のお気に入りの真っ白な花をつける木はまだつぼみ。
ぽこぽこと大きな丸いつぼみがぎっしりついているじゃない、もうそろそろだな、楽しみ。

あやめもたくさん咲いている、池のそば。
お隣さんの庭には、鯉のいる池もあるのだ。
(我が子らは、お隣さんの家を屋敷と読んでいる。)


我が家との境に塀もないので、もうありがたく四季折々の変化を楽しませていただいている。
(そのかわり、お隣のネコは我が家の庭をトイレにしている、たぶん。)


午前中、小学校まで歩いていく。

いよいよ、水路から田んぼに水が入りはじめている。
まもなく、一面鏡になる。
そしてカエルが大合唱を始める…。

ハナミズキも、もう満開だ。
ハナミズキは、木の下に立って見上げるのがいい。
平たく咲いた花が紙細工みたいで、空に広がるそのうすい紙細工が陽の光を透かすさまを見て、まだ20代はじめの私は、なんてきれいな花なんだろう、と密かにお気に入りだった。
その木がハナミズキという名前だと、あとでお花やさんに聞いて知った。


なんと。
小学校の隣のお宅のモッコウバラも、咲き始めているじゃない!
うすい黄色のふわふわを見ると、本当に単純にしあわせな気持ちになる。
(本当に、炒り卵みたいです…!)


どこにいるでしょう?


やっぱり暑い昼下がり。

我が家の庭の木で、カエルが避暑中。(たぶん)
ちょうど枝の分かれめのところに、ちょこん、といてかわいかった。


さすがに…陽がさんさんと降り注ぐ庭での作業はムリだ、と私も判断して。
晩ごはんの支度を終え、夕方の涼しい空気に長袖が必要になったころ、外に出る。


あっというまにワサワサと森のように繁ったセージ、雪に何度も埋もれながら冬を越した力強いローズマリー、シルバーからみずみずしい緑に様変わりしてひとまわり大きくなったラベンダー…

そっとそれぞれの葉っぱを撫で、香りをかぐ。
ラベンダーの葉の香り、ってこんなだったっけ…?
爽やかで甘い…そう、梅のような香り。

そりゃあ、虜になるわけだ。


花壇も少し広げて、せっせと土をつくった。
明日はサッカーも休みだから、ちょっと遠くのハーブガーデンまで新しい苗を見に行きたいな、行けるといいな、なんて思っている。

今日も、家の半径700mから出てません。
(いや、700mを往復しただけ、か。)



今日も読んでいただき、ありがとうございます。





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