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2014年5月24日:三浦半島みちくさウルトラマラソン60㎞

初めてフルマラソンより長い距離を走った、三浦半島みちくさウルトラマラソン60㎞の振り返り。長いです。

前の土日に走ったあとは結局走る暇なし。前日(5月23日(金))は仕事を早めに上がって、実家に帰り、ご飯しっかり食べてやや早め就寝。アルコールは日曜日から抜きました。

24日(土)当日は5時半起床、パンとバナナと牛乳食べて、6時過ぎに家を出て、7:10頃三浦海岸着。マホロバマインズ(スタートゴールのホテル)の別館で受付、女子更衣室の部屋で、ゼッケンつけて、大福1個食べる。

更衣室が少しずつ混んできたので(といっても大したことないが)廊下に出たらYちゃん(この大会の存在を教えてくれた恩人)とCさんに会いました。

開会式、マホロバマインズの会長さんの体操(笑いヨガ)で心もほぐし、大会代表の小野さんの挨拶で気を引き締め、いざスタート(9:00)。日陰は涼しいが、日向は既にめっちゃ暑い。

最初は、信号に引っかかりまくり、ランナーもたくさんいて全然スピード出ず、想定タイムに全然到達できず。別に完走できないペースじゃないからいいか、と思っていたら、中盤で想定タイムを下回り、おやおや、と思っているうちにそのタイムを維持して、予定より早くゴール。

コースはこんな。

想定は、最初2時間は1時間9キロ、それ以降は1時間8キロだったのだが、前半の遅れを途中でカバーして終了。リスタブルGPSの記録見たら、かなーりイーブンでした。

という訳で、これが想定タイムと実際のタイム。

走行キロ 想定タイム ポイント   実際タイム
0   9:00 マホロバマインズ 9:00 
7.7    夫婦橋エイド   9:56
13  10:17 野比海岸エイド  10:31
17  10:53 マホロバマインズ 立ち寄らず
24.4  11:45 剱崎       11:47
32.9  12:52 城ヶ島      12:43
37.1  13:23 三崎港      13:08
43.1  14:08 引橋       14:01
48.7  14:51 ソレイユの丘   14:47
53.9  15:30 林交差点     15:25
60.1  16:15 マホロバマインズ 16:12

そして、胃薬にも、ロキソニンのお世話にもならず(あらかじめ膝にはボルタレンテープを貼っておいたが)最後までエイドの食べ物を食べ続け、元気に完走。

夫婦橋でラスクとミニゼリーとプチトマトを食べ、
野比海岸で塩キャベツと杏仁豆腐を食べ、
剱崎でおにぎりと梅干とところてんを食べ、
城ケ島でクッキーとパウンドケーキ食べてハーブティーを飲み、
三崎港でじゃが肉食べてコーラを飲み、
引橋でパン食べてコーラを飲み、
ソレイユの丘で桃缶、みかん缶、ブルーベリー、もろきゅうなど食べ、
林交差点で塩キャベツと和菓子を食べ、
それぞれでスポドリや水を飲み、

結果的に、背中にしょったリュックの中身は何も使わず(一度もおろさなかった)。持っていたスポドリは途中の信号待ちでほんの少し飲んだが、補給の必要もなし。

トイレは城ケ島とソレイユの丘で計2回。

ゴール後はマグロのづけ丼。(トップ画像はづけ丼の写真)

今回の大会、100キロ321人、60キロ454人のエントリーで、わたしがゴールした時点では100キロはまだ20人弱しかゴールしておらず、60キロも50人もゴールしていなかったのでは?(記録は後日送付) 

おかげでマホロバマインズのお風呂はさして混雑しておらず余裕で入浴できた。右足の靴下のくるぶしの部分に穴があいて、そこから血が出てしまったので、塩分のお風呂がしみました。

あらかじめ地図も結構しっかり見たし、一部試走したり車で走ったりしたので、迷う要素はなかったが、全体に案内表示が小さくわかりにくく、迷ってエイド(スタンプを押さなくてはいけない)ひとつ戻っている人とかいて、怒っている人もいた。わたし的にはとても楽しかったので、また来るかも。

三浦はとにかく坂が多い! 久里浜に向かう途中のハイランド入口、火力発電所の脇、剱崎手前の間口漁港の辺りは試走して心の準備が出来ていたが傾斜はこの辺が一番きつかった。城ケ島に向かう途中、風車のある辺りは車で走っただけだったが、もっと坂しんどいと思ったら割と緩かった。城ケ島大橋は高いところ通っているので、結構坂あるかと思ったらここは先に高いところに上がってから道が直接橋につながっていたのでアップダウンあまりなし、しかし城ケ島入ってから坂が。

三崎港で一旦海抜まで下がり、商店街のところで唯一の応援あり! その後、恩師の葬儀のあった公民館の前を走っていたら、葬儀の際に知り合った鍼灸院の先生が本当に応援に来てくれて大感激。

油壷を過ぎると少しずつ昇っていき、時々少し下がってまた上がり、といういやらしいゾーンに。この辺でOさん(腰が痛かったらしい)を抜く。引橋エイドの辺りが今大会最高地点。少し行くと三崎口駅で、ここからゴールまでは試走したのでかなり余裕。一旦海抜近くまで下がってまたソレイユの丘で昇る。ソレイユの丘エイドが、観光施設の内側に設置されていてわかりにくく、先を走っていた人が通り過ぎてしまったので、大声で呼び戻す。エイド出て走っている途中にももう数人救済。エイドでスタンプカードにはんこ押さないと完走認定されないよ!(普通のマラソンと違いICタグとかはつけていない)

ソレイユの丘出た後小腹が痛くなる...飲み食いしすぎ? 最後のエイド、林交差点ではさすがによれてきて、あまり食べられず。でもここから最後の登りが! 淡々と足を進める。峠を越え、三浦海岸に下り、もうゴールなんだけど、最後のマホロバマインズへの登りで心が折れそうになる。これはきつい! その後道に出て、ここでとぼとぼ歩く人をたくさん見かけた。

しかし、わたしと同じタイミングでゴールした100キロの人の元気さに圧倒される。その足取りの軽やかさは何? その位余裕だから、100キロを11時間ちょっとで走れるのね...。

マホロバマインズでお風呂に入り、更にマホロバマインズまで来て下さった鍼灸院の先生の車で三浦海岸駅まで送っていただき、階段もすたこらのぼり、電車→バスで無事実家に帰る。さすがに駅→実家の登り坂15分の歩きだけは回避してバス乗った、しかし痛みは何もなし。終始暑かったので、全身から汗吹き出し、黒いシャツとタイツは汗から出た塩で真っ白になっていたが、ちゃんとスポドリ等で塩分も補給、最後のマホロバマインズへの登り坂だけは勘弁してほしいきつさだったが、あとは、想定内でしっかり走れた。

フルマラソンと18キロも違わない距離だったが、ウルトラって、普通のマラソンとまったく違う競技だと思った。天候にも恵まれ、恵まれすぎの暑さだったが、風がからっと涼しかったので結構持ちこたえられ、靴下の穴にだけはやられたが、あとは痛みもなし。

一晩寝ても筋肉痛もない! びっくり! しいて言えば股関節にやや違和感があるかな。

そして聞いていたように排尿にやや違和感があったが、それも今朝までに解消。食べ物も酒もうまいです。

携帯で写メも結構撮ったし、途中で日記まで投稿したし(携帯に記をとられていて、一瞬コースアウトしてしまったが、親切な人が呼び戻してくれた)、この妙な余裕はなんでしょう? とはいえ、僅か2週間後にはしまなみ海道100㎞ウルトラ遠足である。今回の60キロが練習含め最長不倒距離なんですが、100キロ走れる気が全然しません。
当日まで故障しないようにぼちぼち頑張ります。
(まぁ普通に完走しましたが。記録はこれ

#マラソン #ウルトラマラソン #三浦半島みちくさウルトラマラソン #マホロバマインズ #三浦半島 #城ケ島 #ソレイユの丘 #完走記

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