右脳と左脳には役割があった!

人間には自覚の能力があるから、自分が考えていることを客観的に観察することができる。

人生のミッション・ステートメントを書く時には、この能力がとても役立つ。

なぜなら、二つの独自の人が持てる能力(想像と良心)は、主に右脳の働きによるものであり、右脳の機能を活用する方法を知っていれば、創造のレベルが格段に上がる。

これまで何十年にもわたる研究によって、脳の左半球と右半球はそれぞれに専門の機能を持っていることがわかった。

この脳に関する理論によれば、左脳と右脳は異なる情報を処理し、扱う問題も異なる傾向にある。

基本的に左脳は論理や言語の領域を専門にし、右脳は直観的・創造的な領域に強い。

左脳は言葉を、右脳は映像を扱う。

左脳は個々の部分や特定の事柄を、右脳は全体や部分と部分の関係を見る。

左脳は分析、つまり物事を分解する役割を果たし、右脳は統合、つまりバラバラの部分を組み合わせる役割を果たす。

左脳は順を追って思考し、右脳は統括的に思考する。

左脳は時間の制限を受け、右脳は時間を超越する。

私達は左脳と右脳の両方を使って生活しているが、個々人で見ると、どちらか片方の脳が優位に立つ傾向がある。

もちろん、左脳と右脳の両方が同じように発達し、バランスよく使えば、それに越したことはない。

そうすれば、まずは状況全体を直観で捉え、それから論理的に考えて対応できる。

ところが人は、安心領域から抜けられず、左右どちらかの脳であらゆる状況に対処する傾向が見られる。

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