maki

アラフィフ独身女性

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マガジン

  • パン作り(ときどき人生)

    パン作りの軌跡

最近の記事

アラフィフが美容室を変える理由(個人の感想です)

私がいま通っている美容院は通いはじめてまだ1年ちょっと。 担当してくれているのは30歳の男性だ。 この人がおもしろい。 いい感じにいい加減で、ものの考え方が自分と少し似ている。 何度か通ううちに「お客さんにそれ言わないだろ」ってことも呟くようになって、この美容師さんは固定のお客さんもいるけど合わない人もいるだろうな、でもそれを全く気にしないで自分の価値観で働いていく人だな、近い将来自分のお店を持つんだろうな、と感じる。 同じような個性的な美容師さんを知っている。 1回だけ行

    • パン作り~believe

      壁にぶち当たったパン作り。 強力粉の可能性を求めてうどんに手を出したものの、自分の不甲斐なさからまたも限界に直面。 休日の楽しい気分転換を見つけたと思ったのに。 パン作りの動画を何度も検索していたら、「あなた、こういうのが好きなんでしょ?」と次々におすすめ動画が表示される。 今日は半日休み、半日仕事だったから、比較的短時間でできる簡単なパンレシピが目に留まり、強力粉も残っていたので、また作ってしまった。 他にやることない訳じゃないのに… 気分を一新し、新しいものにチャレン

      • 人間関係面談

        GW前から、部内のハラスメント疑い案件、人間関係拗れ案件の面談、対応に追われている。 ハラスメントは社内規定に沿って対応部署に申し立てをしてくれればそちら預かりになり、フローで動いていく。 ところが正式な申し立てをすると調査に時間がかかるということで本人が嫌がり、部署内で相談対応している。 とはいえトップには報告し、まずは部署で対応して上に随時報告、状況次第で社として正式に動く必要があれば引き受ける、ということだった。 双方および第三者からの聞き取りは終わり、一定の措置をし

        • 「ありのままの自分を受け入れること」の結末

          ナンバーワンにならなくていい もともと特別なオンリーワン だと言われたのは、今から22年も前のことらしい。 あの時代とは違って、今の世の中は個人の尊重と多様性の理解が当たり前になった。 無理に誰かのいいなりにならなくていい 嫌なことは嫌だと言っていい 誰かと比べなくていい あなたがあなたであることだけで価値がある この考え方は、それまでの競争社会で生きづらかった人たちに居場所を与えてくれたし、肩の力を抜いて仲間と付き合うことの大切さを改めて教えてくれた。 でもその結果

        アラフィフが美容室を変える理由(個人の感想です)

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        • パン作り(ときどき人生)
          5本

        記事

          アラフィフに起こる変化~足元ご注意編

          会社の階段から転がり落ちそうになった。 原因はワイドパンツだ。 書類を見ながら階段を降りていたら、ヒールにパンツの裾が引っ掛かった。 次のステップに降りるべき足がとられて、若干の滞空時間を経て2段飛ばして踊り場に降りた、というかほぼ落ちた状態になった。 壁に手をついて何とか転ばずに済んだけれど、手に持っていた書類はバラバラになった。 周りに誰もいなかったので恥ずかしくなかったとはいえ、人が来ないうちにあわててかき集めて、スンッとした顔で目的のフロアに向かった。 ヒールで足首

          アラフィフに起こる変化~足元ご注意編

          うどんへの挑戦から身の程を知る

          楽しんでいたパン作りから一旦離れてみることにした。 壁にぶち当たったからだ。 そして手元には強力粉が残された。 改めて強力粉のパッケージをみると、ピザや餃子もできると書いてある。 ピザはパンと親族と見なし今回は見送り、餃子を作ろうかと思ったけど、冷凍庫にはスーパーで買ったお徳用サイズの餃子がある。 他にないかなと「強力粉 レシピ」で検索したら、うどんがでてきた。 本当は中力粉が向いているらしいけど、コシの強い麺は強力粉で作る、でも捏ねるのに力がいると書いてあった。 そして

          うどんへの挑戦から身の程を知る

          ひとのプレゼンみてわがプレゼン直せ

          今週はあっという間に過ぎていった。 毎日何をしていたのか、あまり覚えていない。 でも、考えさせられた仕事があった。 あるプロジェクト進捗報告のプレゼン。 チームの進捗共有だから、ガチガチのプレゼンではなく、身内感のあるものだった。 一番気になっていたチームのプレゼンは、こだわりが強く、仕事をメンバーとシェアするのが苦手なKさんが担当だった。 中間管理職のKさんは私より年上、知識が豊富で責任感が強く、仕事熱心なのだけど…とにかくマイペース。 13時からのプレゼン資料ができ

          ひとのプレゼンみてわがプレゼン直せ

          アラフィフ独身女の「ひとり○○」

          半世紀もひとりで生きてくると、「ひとり○○」の難易度は年々下がっている。 自分のやりたいことは、好きなタイミングで好きなようにやりたい。 こだわりが強くなる分、他人と時間や体験をシェアしなくていいと思う。 だってひとりでできるもん! アラフィフとして、これまでの人生のひとり○○経験を振り返ってみる。 ひとりカラオケ→○ 正確には「ひとりカラオケボックス」の経験がある。 出張先で、先方との待ち合わせまでの空き時間、ネカフェ代わりに使った。 wifiあるし、ドリンクバーつけら

          アラフィフ独身女の「ひとり○○」

          パン作り4回目~旅立ち

          前回の慢心を自省し、もう一度レシピ通りに作ってみた。 ただ、甘さだけは分量控えめにした。 レシピ通りに作れば失敗しない。 そして前回気になった食感の重さは軽減していた。 前回より発酵がうまくいったこと、捏ね方に気を付けたことがよかったのかもしれない。 砂糖も半量にしたので甘さも軽くなって食べやすくなったけど、好みとしてはさらに半分の甘さがちょうどいい。 次回はこの点を修正して作ってみたい。 でも突然、壁にぶち当たった。 成功させようと思うあまり、パン作りが最初よりつまらな

          パン作り4回目~旅立ち

          パン作りたいのに…

          休みの日にはパンを作るようになった。 もともとモノ作りが好きで、ハンクラもする。 作っている間は煩悩がなくなるし、発酵したり捏ねていると様子が変わってくるのがおもしろい。 失敗も楽しくて、次はどんなパンにしようかと、あちこちのレシピや動画サイトを見ている。 でも、困ったこともある。 私は糖質控えめ生活をしていて、体重のコントロールだけでなく、その方が体調がいいので続けている。 厳密な制限はしていないから作ったパンは普通に食べていたけど、そろそろ体調に影響がではじめた。 体も

          パン作りたいのに…

          アラフィフ独身のGW総括

          連休明けに天気が悪いと、ますます仕事に向かう足が重くなる。 新卒さんたちはここからが本番、「次の祝日は7月」という絶望と戦う毎日になる。 社会人として30年も過ごしていれば、この現実に慣れてきたものの、確実に年齢を重ねて萎れそうになる心と体を何とか持ちこたえるエネルギーが、若い頃よりは減ってきた。 週末という“サプリメント”では回復しきれないダメージを、祝日という“カフェイン”をチャージすることで強制回復させる。 まあほどほどにやるしかない。 今年のGWは以下のとおり。

          アラフィフ独身のGW総括

          あるアラフォー女性のvalue of life

          同じ部署で働く後輩のZさん(40代半ばの女性)とは、入社して間もない頃から一緒に働くことが多かった。 「睫毛が上がっていないと気分が上がらない」と公言し、見た目も精神性も年齢より若いことが彼女の自己評価だ。 Zさんとほぼ同じ年齢の女性(Yさん)がここ数年でトントン拍子で昇進していった。 この二人の違いは、出産のタイミングだった。 ZさんはYさんより2つ年上だけれど、同世代の女性同士、部内でもプライベートでも二人は親しかった。 Zさんは20代半ばで、結構年上の高収入の代名詞

          あるアラフォー女性のvalue of life

          定年後の働き方

          昔、一緒に働いた先輩に先月会った。 リタイアまでとても苦労して働いた方で、以前に記事に書いたことがある。 リタイア後は、つらかった過去を捨てて、新しい仕事と生活を求めて遠くに引っ越したと聞いていた。 ところがそこでもまさかの苦労の連続で、ようやく逃げ出して戻ってきたという先輩は、吹っ切れている様子だった。 一部は聞いたけれど、とても語り尽くせない苦労をして、でも勉強になったよ、とたくましく笑っていた。 次の仕事探しに苦労しているとのことで、私も力になれないか動いてみた。

          定年後の働き方

          パン作り3回目~慢心と失敗

          過去の2回のパン作りは、料理ができない私にとって大成功といっていい出来だった。 料理に向かないだけでパン作りはイケるんじゃないかと勘違いした私の3回目をここに振り返り、今後の人生の戒めにしたい。 【前提】 2回目のパン、おいしかったけど自分には甘かったから、甘さ控えめで作ってみたくなった。 どうせなら、お惣菜系のパンに挑戦したくなった。 2回目のパンを少しアレンジすればいけるのではないかというぼんやりした見通しがあった。 多少レシピやプロセスに揺らぎがあっても、パンにはそ

          パン作り3回目~慢心と失敗

          仕事できる人

          私が担当している仕事のなかで一番お堅い仕事は、某省庁がらみの仕事だ。 とある評価、ジャッジをするのだけれど、なんとも悩ましい。 評価の基準は設定されていて、それ以外の私情感情を挟まずに書類をひたすらに読むのだけれど、「基準の解釈」には人によって糊しろがあるから頭を悩ませる。 それにしても、担当の職員さんの優秀さには本当に学ぶことが多い。 会議で話の焦点が散らかっても、好き放題に個人的な感想をぶちまける人がいても、極めて大人な対応でまとめあげる。 進行役が困っていると、スッと

          仕事できる人

          「とりま」精神をもつ

          アラフィフは死語(この言葉自体が死語な気がする)をポロポロ使ってしまう。 若い世代の使う言葉も何とか理解したいけど、自分で使うことはない。 「とりま」もそうだ。 はじめて聞いたときは「ねぎま」と間違えた。 とりあえずまあ、を短くする意味もわからない。 短くしたいくせに、「まあ」という本来の意味を理解するのになくても支障がない副詞の一部を残すという矛盾も受け入れがたい。 書けば書くほど自分のめんどくささがでてしまうからもうやめておく。 なので言葉としての「とりま」には違和

          「とりま」精神をもつ