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ベトナムにおけるCovid-19のワクチン未接種者の雇用問題 ~会社はどこまで対応できるのか~
はじめに
コロナ優等生と言われていたベトナムであったが、南部を中心に2021年6月より厳しい社会隔離を継続したもの、「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へと舵取りをして、2021年9月より徐々に規制が緩和されている。ワクチン接種は「ウィズコロナ」の1つの重要な要件となっている。
Our World in Dataによるとベトナム全国で人口比のワクチン接種率は9月1日付で1回接種18.1%、2回接種3
越境リモートワークの注意点 ~家族帯同で配偶者がベトナムで仕事を続けるには~
1. 日本出国時の整理
2. ベトナムのビザ・労働許可証
3. ベトナム入国後の税務関係
はじめに
ベトナムに限らず従業員を海外子会社へ出向させる際に、出向者本人の問題として、家族帯同か単身赴任かという選択に迫られる。本来であれば家族の時間も大事にすべきであり、帯同させるべきであるが、親の介護、お子様の進学と様々な課題を解決しなければならないのも事実である。
そうした問題の一つに配偶者の就業
自己紹介とnoteで書こうと思うこと
I-GLOCALホーチミン事務所代表を務めております福本直樹と申します。
私は、日本の税理士法人で国際税務部に所属し外資企業の税務支援を中心に9年半働いた後、2014年より日系会計事務所系コンサル会社のI-GLOCALへ参加しました。
https://www.i-glocal.com/
日本の税理士が海外で働くには、税理士会登録の問題など色々とハードルが高く、会計士に比べて活動が難しいのが