【レポート】オニヒトデ――食べれないし、毒があるし、たくさんいるし

いきもの名:オニヒトデ
学名:Acanthaster planci

【登場するゲーム】

ABZU
AQUANAUT’S HOLIDAY~隠された記憶~
DREDGE
FOREVER BLUE
FOREVER BLUE LUMINOUS
FOREVER BLUE 海の呼び声
アビスリウム
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館

 アカヒトデ目オニヒトデ科のオニヒトデ。ヒトデといえば星型だが、このヒトデは手がたくさんある。もはや森のように手が伸びていて、少し怖くもある。このオニヒトデは毒をもっている上、大量発生し、サンゴを食べてしまうので、現実世界ではなかなかに厄介である。
 ゲーム世界ではABZUのように背景に登場することもあれば、釣れることもあるし、海遊で見つけることもできる。見つけてうれしいかというと、あまりうれしくはない。

沖縄より南の暖かいサンゴ礁に暮らす大型のヒトデだ。
普通のヒトデは腕が5本だが、オニヒトデは15本くらいと多い。
全身のトゲに刺毒を持ち、駆除も容易ではなく大の嫌われ者だ。

ヒトデ類、生息地:太平洋西部、インド洋の海、大きさ:直径30㎝、とくちょう:大きいものでは直径60㎝、腕の数は20本にもなる
【オニヒトデは2つに切られても再生するが、4つに切られると死ぬ】
オニヒトデは、とてもおそろしい生き物です。体の表面は無数の毒針でおおわれていて、刺されると激しい痛みが出るほか、最悪の倍、死にいたることもあります。
場所によっては、そんな凶悪なオニヒトデが数百万匹も発生し、あたりのサンゴが食いつくされてしまう被害も出ています。
しかも、かれらは生命力も強く、体を2つに切られても死にません。それぞれが再生するのです。マンガならここで「フハハッ、斬撃など効かぬわ!」と悪態をつくところですが、4つに切られるとあっさり死にます。どうやら、再生が追いつかないみたいです。

『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』

 このオニヒトデの強襲は未だ解決していない。『FOREVER BLUE』が発売されたころから『FOREVER BLUE LUMINOUS』が発売された今でも、だ。人間ならいつか食用にしてしまえるのだろうか。ヒトデを食べたという例があまりない以上難しいだろう。今は沖縄のほうで肥料として利用する研究がされているらしい。今後の現実世界の研究に期待しよう。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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