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光文社 文芸

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毎月の新刊情報や、試し読みを公開しています。
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記事一覧

小路幸也さん『失踪人 磯貝探偵事務所ケースC』冒頭試し読み

『失踪人 磯貝探偵事務所ケースC』冒頭試し読み「以上が調査結果報告となりますが、何かご質…

【5月新刊発売!】光文社文芸編集部の新刊5作品をご紹介!

2024年5月は4冊の新刊を刊行しました!今回も超濃厚ですよ!! ①『野犬の仔犬チトー』伊藤比…

【4月新刊発売!】光文社文芸編集部の新刊4作品をご紹介!

2024年月は4冊の新刊を刊行しました!今回も超濃厚ですよ!! ①『斬首の森』澤村伊智★あら…

【3月新刊発売!】光文社文芸編集部の新刊5作品をご紹介!

2024年3月は5冊の新刊を刊行しました! 春に読みたい作品、揃ってます! ①『春休みに出会っ…

【2月新刊発売中】光文社文芸編集部の新刊3作品をご紹介!

2024年2月は3冊の新刊を刊行しました。 青春小説からミステリまで、読み味さまざま!読み逃し…

【1月刊:担当編集の推しコメも!!】光文社文芸編集部の新刊2作品をご紹介!

2024年1月は2冊の新刊を刊行しました。大注目の2冊です。読み逃しなく! ①『1947』長浦 …

【12月刊発売中!】光文社文芸編集部の新刊4作品をまとめてご紹介!

2023年12月は4冊の新刊を刊行しました。年末年始にじっくり読みたいラインナップを揃えました。お見逃しなく! ①『四重奏』逸木裕 ②『暗い引力』岩井圭也 ③『赫き女王』北里紗月 ◎冒頭試し読み公開中! ③『バイバイ、サンタクロース』真門浩平 【12月新刊発売中!】 ■ ■ ■ ★ジャーロ編集部noteが、光文社 文芸編集部noteにアップデート! ミステリーはもちろん、読書の楽しみが深まる記事を配信いたします。 お気軽にフォローしてみてください!

熱帯の無人島で起きた集団怪死事件から始まる、極限のバイオパニックホラー‼【冒頭公…

北里紗月『赫き女王 Red Alveolata Queen』プロローグ  サファリハットを被った男は、目の…

【11月刊発売中!】光文社文芸編集部の新刊3作品をまとめてご紹介!

2023年11月は3冊の新刊を刊行しました。濃厚な読み心地のラインナップをお見逃しなく! ①『…

【8/23発売】光文社文芸編集部の新刊4作品をまとめてご紹介!

2023年8月は4冊の新刊を刊行しました。作品ジャンルの幅広いラインナップにご注目ください! …

【7/20発売】光文社文芸編集部の新刊7作品をまとめてご紹介!

2023年7月も7冊の新刊を刊行しました。注目作品が目白押しです。 暑い日々が続きますが、そん…

【6/21発売】光文社文芸編集部の新刊7作品をまとめてご紹介!

今月は7冊の新刊を刊行しました。ミステリーからホラー、時代小説まで幅広いラインナップとな…

治験という”密事”を舞台に描く、ノンストップ・ミステリー!【冒頭公開】6/21発売 …

岡田秀文『治験島』プロローグ  本土と島を結ぶ連絡橋の路面は黒く濡れそぼち、黄色いナト…

12人の恨みが積もるとその古時計は持ち主に襲いかかる。バブルに浮かれた男を待つ結末とは……【1週間限定・全文公開】6/21発売・嶺里俊介『昭和怪談』より「古時計」

嶺里俊介『昭和怪談』 ★【期間限定】6/14~6/20全文公開 *公開終了しました 昭和六十年代 古時計  重機が家屋を取り壊す音が身体の芯まで響く。しかし不動産会社を営む阿武隈和義にとっては心地良い音だった。  ――こんなものはロックミュージシャンが奏でる重低音に心躍らせるコンサートのようなものだ。しかしこれだけの轟音なら人も殺せるような気がする。  いままさにクライマックスを迎えている。気分が高揚するのは仕方ない。  ここ一年で四世帯の住居が更地になった。来年にはこ