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キャリア目標を自分から話し、相手の目標を引き出す

こんにちは
株式会社グローバル・プランニング 広報担当です。

昨日、キャリア目標を持っている人に人はついていきたくなるという記事を書きました。
その記事では、キャリア目標を持つことによる効果、目標を持っている人には下記の4つの特徴があることを記載しています。
 1、自信に溢れている
 2、情熱を持っている
 3、目標達成に向けて努力している
 4、成長し続けている
気になる方は、ぜひ、読んでみてください。

今回、上記の記事を書きながら思っていたことがあります。
それは、日本人で自分のキャリア目標を話す人は少ないのではないかとということです。
アメリカなどの海外の方は、自分のキャリアを語っている印象があるのですが、日本ではまだまだ自分の目標を語ると変わった人と見られる風潮があるように感じています。
その理由として、アメリカは実力主義の世界で各企業は即戦力となる人を求めているからこそ、自分は何ができるのかはもちろん、こうなっていくというキャリア目標を考える人が多いのだと思います。
逆に日本は、年功序列制度が薄くなってきているとはいえ、まだまだ完全に消えていないのが現状です。
こういう背景も相まって、キャリアに関して考える機会が少なくなっていると思います。

そんな中で、こういった年度はじめのタイミングで上司とキャリア面談を実施する会社もあるのではないでしょうか。
私は昔、このキャリア面談が嫌いでした。
それは、自分自身が今後のキャリアを明確にしていなかったというのもありますが、「目標は?」と言われても言いづらかったということもあります。

そんな中、自分も今後のキャリアの目標を考えたり、ちゃんと人に話したりした方がいいと思う出来事がありました。
それは、部署異動により私の上司が変わったタイミングで行われた上司とのキャリア面談のときでした。
いつも通り、「目標は?」と言われたら、「精一杯頑張ります!」とありきたりな回答を準備していました。
しかし、この上司は違っており、その方のキャリア目標のために目の前の仕事に取り組んでいる、と話したあとで、私の目標を問いてきたのです。
自分はこう考えているが、あなたはどう考えているかと、上司と部下というよりも対等な関係で私を見る方だと感じました。
この出来事をきっかけに自分のキャリアをより考えるようになったり、人に自分の目標を伝えたりするようになりました。

「欲しければ、まず与えよ」という言葉があります。
自分が目の前の人のキャリア目標を聞きたいのであれば、自分の目標を先に開示することで、相手も目標を話しやすくなります。
部下が話しやすい状況を作るのも上司の仕事です。
今回は、一例として目標を聞くときの話をしましたが、どんなことでも「欲しければまず与えよ」の考え方は活かせれるので、ぜひ試してみてください。


株式会社グローバル・プランニング
代表取締役 金賢守(キムヒョンス)
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