見出し画像

無駄の排除と正しい投資とは?

総理大臣、大蔵大臣を歴任した
高橋是清は、
昭和恐慌時に
日銀の国債引き受けや政府支出の拡大など、
大胆な金融、財政政策を行い、
「一足す一が二、二足す二が四だと
 思いこんでいる秀才には、
 生きた財政は分からないものだよ」と
述べたそうです。

高度経済成長を
理論的に基礎づけた
下村治は、
「国民一人一人の創造的努力を刺激し、
 自由に発揮できる条件を整備するのが
 政府の役割だ」と述べ、
奇跡の復興を成し遂げる下地を作った方です。

三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎は、
「儲らんことはするな、
 日の当たる商売、
 時流に乗る商売をしろ」と言い続け、
今に続く三菱グループを作った訳です。

この3人の共通点は、
必要な投資は怖くない、
赤字国債は必ずしも悪い事ではない、
悪いのは【 無駄遣い 】なのだと言い、
無駄使いとは、
将来の成長に繋がらない支出を指すと
言っていた点です。

今の政府を見ていても
それこそ私たち個々の生活を振り返っても
「無駄」は多いのだろうなと思います。

もちろん私の人生においても
驚くほどに「無駄」ばかりです。

もちろん「無駄」は悪いことばかりではないし
「無駄」から生まれることもあります。

だからすべての「無駄」をなくすと考えるのではなく
不要な「無駄」をなくす努力をすべきという話しです。

逆に「投資」についてです。

率直に申し上げて
近い将来のお金を増やす
「投資」ばかりが優先されて
もっと大事な「投資」が
見過ごされている気がします。

まさに「今だけカネだけ自分だけ」ですね。

これでは上手く行く時もあるでしょうけど
長期的に見たら必ず窮地に陥るのだろうなと
つくづく感じてしまいます。

だって要は自分だけお金が欲しいんですよね?

そういう人が増えれば増えるほど
この社会は荒れ果てていき
弱肉強食化が進んで
数百万、数千万しか持っていない人は
数十億、数百億持っている人の養分となります。

「投資」は
お金を増やすことだけが目的でしょうか?

急がば回れ。

私の個人的な見解ですけど
突き詰めると「自己投資」が最善だと考えます。

それが最終的には
今を未来に繋げることになり、
将来的にお金を得ることにも繋がり、
自分の周囲を幸せにすることになるように思います。

カネ、カネ、言ってる人に魅力はないですよね。
カネの亡者みたいな人は何をしてかすかわかりませんし、
実際に犯罪に手を染める人も少なくありません。

お金も大事ですし、
生きていくためには絶対に必要ですし、
適切にお金と向き合うことも大切ですけど、
お金「だけ」ではありませんし、
お金が「最優先」でもないでしょうし、
お金を得るために必要な下地作りこそが
最重要ではないでしょうか?

ずっとお金は必要なのですから
稼ぎ続ける下地作り、
それが「自己投資」であり、
ある意味では
「無駄」を省くことにもなるやもしれません。

まあ「不労所得」で生きるのもいいですけど
バブル崩壊や
リーマンショックを見てきた私からすると
そんなに甘くはないだろうなと思います。

キャリアや人生において重要なのは
今をいかに未来に繋げるか?です。

そのためにすべきことは
実は意外とシンプルで
かつ、人間らしいものでもあります。

お金に魂を奪われないように
お金を世のため人のために有効活用したいものですね。

そんな自分になるための「自己投資」が必要です。


<キャリア意識の高いドクターの情報収集サイト!>
ジーネット株式会社ホームページ
医師の情報収集のためのIBIKENサイト
ジーネット公式 follow me twitter
ジーネットTV youtube動画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?