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とある日のATMご飯(番外編) 004 「じっくりコトコト意欲を煮込もう」

<番外編のスタート地点>


「自炊(料理)をしよう!」

そう決意するタイミングは人それぞれです。

生きる為必要に迫られた時、意中の相手を落としたい時、店にない自分好みの味を求めた時、スキルの幅を広げたい時、映像作品に感化された時、etcetc…

但し老婆心ながら意中の相手を落としたい時は「それなりに準備」して取り組まないと文字通り物理的に意中の相手を撃墜してしまう場合があるのでご注意ください・・・毒物確認ヨシ!

様々なパターンがありますがどれも共通するのは作ろうとする意欲です。

正直なところ意欲は技術や知識より大切なものかも知れません。

別ジャンルの記事ですが、対戦ゲームを強く・上手くなる為に燃料として闘争心は大切だと記事にしたことがあります。

自炊に関しての意欲も同様で、いくら技術や知識があったところで「作ろう」とする意欲がなければその能力を活かす事すら出来ません。 自炊はハレの日だけのものではなく、普段の日常に寄り添った活動ですので継続する為のベースはとても大切だと思います。

話を戻していざ料理をしようとなれば、次に来るのは何を作るかです。 恐らく生きる為の手段という方以外は作りたいものの方が先に決まっているのではと思います・・・恐らく素人では無茶なメニューも含めて。

基本は大事と先達からボコボコにやんわり駄目出しを食らうことも多いと思いますが、個人的には注意点だけ押さえておけばそのまま突き進んで良いと考えます。 そのやる気の源は大切ですからね。

その注意点とは・・・

・火加減が難しいレシピや技術が必要な生物は避ける

・手と調理道具はしっかりと洗う
 (調理箸と食用箸は分ける)

・火の始末と換気だけはしっかりと

・刃物を握った事のない人は救急箱を傍に
 (野菜は手でちぎるでもOK)

といったところです。

なんか味付けについて全く言及されてませんね(笑)

個人的に初めての自炊は死ななければ、怪我をしなければ、食中毒にならなければ良いと思っています。

あと大事な事を言い忘れていました。

・初回がメシマズでも泣かない

です。
ほんと味付けに関しては何も(略)

初回の自炊を無事に生き延びてからが本番です。 いわば初回は映像作品でいえばパイロット版、漫画でいえば読み切りです。

上記と大きく違う点があるとすれば「不人気でも打ち切りされない」点ですね。

初回は有り余った熱量を発散すると共に自分の置かれた現実を直視する肩慣らしなんですよ。

え!? ちゃんと成功したぞって?

それなら余程要領や段取りが良いか、選択したメニューが良かったか、助手が9割作ってくれたかだと思うので挫折は後回しで大丈夫です。

とまぁ今回何を伝えたいかといえば「その意欲を使い切らずに初回は安全に失敗するか、そこそこ成功しようね!」というところでしょうか。

とにかく「自炊をしたい」という意欲はなるだけ無駄にせず、大切に育てて欲しいと思います・・・まだ先は長いですからね(゚∀゚)



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ATMに許されし日々のご飯の記録です・・・


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