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ヨルダン🇯🇴旅行記1日目① アライバルビザって…?

こんにちは!今回は、5月の出来事ではありますが、ヨルダン旅行記を綴ろうかと思います!

個人的に、ヨルダンは本当に素晴らしく、本当に素敵な場所でした。今でも、ダイナミックなペトラ遺跡、壮大なワディラムの砂漠、美しい死海のサンセット…美しい景色が頭の中に甦ってきます。

私の文章力では、ヨルダンの魅力を最大限にお伝えできるか分かりませんが、綴りたいと思います。

以下、口調がいつもと変わりますが、悪しからず…。笑

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5月上旬のこと。

時刻は、現地時間夜9時すぎ。我々は、ヨルダン・アンマン空港に到着した。

涼しいロンドンから到着したため、大分暑く感じるかと思ったが、夜だからかそこまで暑く感じない。

アンマン空港は近代的な雰囲気が漂い、一言で言えば、「綺麗」。イミグレーションの前にトイレに行ってみたが、大変清潔だった。しかし、トイレの紙は流さず、隣のゴミ箱に捨てるスタイル。間違えて紙を流さないように気をつけないと。

綺麗なトイレを後にし、イミグレーションに向かう。

しかし、多くの人間は、イミグレーションよりも前に、アライバルビザのカウンターに立ち寄らなければならない。機内から出た殆どの人間がアライバルビザの列に並んでいた為、我々も疑うことなくその列に加わる。

ビザの情報は事前に調べてきたが、
「アライバルビザ代金をカウンターで支払う」
「日本国籍ならアライバルビザは無料になった」
など、情報が錯綜していた。

一番よく見かけた情報が、
「アライバルビザは必要だけど、無料」
という内容。アライバルビザ手続きしなきゃいけないのは億劫だけど、まぁ無料なら良かったよねぇ〜と話しながら、呑気にビザの列に身を委ねていた。
先述の通りトイレに立ち寄ったため、列の大分後方にいたが、ゆっくりと列は進んでいく。そして、そろそろ自分たちの番が回ってきそうだという頃、カウンターで既に手続きしている組たちを観察していると、皆なにか印刷した紙を審査官に見せている。審査官に「ヨルダン・パスを持ってるか?」と聞かれ、皆、当たり前のようにその紙を通行証のように見せているのだ。もれなく全員。

なんだ、ヨルダン・パスって。

なんだか胃に重みを感じてきた私は、ふと、旅のお供であるS(私のパートナー)の表情を伺う。
Sは「まぁもう今更、紙なんて用意できないしさ。ここでジタバタしても何の意味はない。」と言う。
まぁ確かに、その通り。
こうやってアワアワする私に、いつも冷静なパンチをお見舞いするのが、Sなのである。

さぁ、いよいよ私たちの番。

魔法の”紙”など持ち合わせていない我々は、パスポートを2冊、祈るようにポンッ…とカウンターに置いた。
すると、審査官はパスポートをつかみ、表紙を確認すると、
「日本人?日本人はビザいらないよ!直接イミグレーションに行きな!」
と、
まるで「どうしちゃったんだ、こいつらは」と言わんばかりの、少し苛立ちや驚きも含まれたような声色でパスポートを返してくれた。

「えっ…???」

我々は拍子抜け。

この待っていた30分はなんだったのか。

よく状況が読み込めないまま、アライバルビザのカウンターからとりあえず離れる。暇そうに談笑している職員2人に、「あの…日本のパスポートなんだけど…ビザはいらないの?」と聞くと、

彼らは明るく、「Japanese!? No Visa, No Visa!!」と話し、そのままイミグレーション(入国審査)へ進めと教えてくれた。

…というわけで、2023年5月の時点では、日本のパスポートならアライバルビザも不要だそうです。無料というか、もはや不要らしい。

(しかし、常に情報はチェックして下さいね。)


※ヨルダン旅行記1日目②に続きます。


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