橋本龍太郎

構成作家として精進してます。 文章を書くのも好きなので、書かせてもらってます。 書きた…

橋本龍太郎

構成作家として精進してます。 文章を書くのも好きなので、書かせてもらってます。 書きたい事を書かせて頂きます。

最近の記事

星空の下のディスタンス

丸いオブジェ型の青色のベンチに 腰を預けて夜の公園で ラッキーストライクを燻らす。 空を見上げてもボヤッとした月が 間抜けに浮かんでいるだけで、 何かを話しかけて来てくれたり 慰めてくれたり、明日の生き方を丁寧には 教えてくれそうもなかった。 大阪の片田舎で思春期を過ごした。 田舎という事もあり星が割と沢山見えた。 大きな分かりやすい夏の大三角形などは、 直ぐに点を結ぶ事が出来た。 その周りにも赤っぽい星や青白い星が 散らばっていた。 夏の夕方の空の奥の方がオレンジ色になり

    • 桜中学3年B組担任より

      言葉はただ単に「言葉」に在らず。 これ僕がずっと考えている事です。 僕たちが使う「言葉」には、 感情が詰まっているんです。 だからこそ、時には優しさが詰まっている。 誰かの言葉に涙する事もあるし、 一見乱暴な言葉でもそこにユニークが、 詰まっていると笑えるし、 逆に嫌味が詰まっていると腹が立って、 喧嘩になったりもする。 みなさんも経験がおありだと思います。 でも、時に「言葉」に優しさや愛や思いやりが 詰まっていると、それを伝えて良いものなのかと、 「言葉」が喉の奥の方で痞

      • いのち

        最近の僕の人生はホントに咽せ返る程に クソみたいな毎日の繰り返しです。 お陰様ではこんなにも明確な鬱状態に 出会えたのは久しぶりでございます。 今日もタバコを買いにコンビニに行ったのですが 人とすれ違うと吐き気と動悸が止まらなかった。 動悸を落ち着かせる為に公園で、 タバコを吸った。 ふと「命」って何やろう。と考えた。 僕は人生で葬儀に2回しか列石した事がない。 1回目は小学3年制の頃。 母方の祖母の姉(以後イモ表記)が亡くなった時。 赤ん坊の頃によく可愛がってもらって

        • 泡沫

          夜中の繁華街を覚束ない足取りで、 擦り抜けながら帰路につく。 時刻は0時を過ぎているにも関わらず 繁華街のクソみたいなネオンには、 街灯に貪る害虫の様に人間が群がっている。 「自分はこいつ達とは違う」 何の根拠もないが、そう思いながら 懸命に歩き続けた。 いや、そう思わないとクソみたいなネオンに 飲み込まれてしまい、 自分が自分でなくなってしまいそうだった。 最近は、忙しくない筈なのに 忙しない日常が、まるで惰性の様に過ぎて 新月と満月の差異にも気付けなくなっていた。

        星空の下のディスタンス

          てんてこまい。

          ビューティーこくぶさんの 杉山清貴のモノマネをYouTubeで 見ていたら信じられないくらいの 腹痛が襲って来ました。 なので、お花を摘みながら筆を執っています。 あぁ、中々お花を摘む手が止まらない。 上記の様な呑気かつ悠長な事を書いていますが、 現在、信じられないくらいに、 時間に追われています。 溜まってる仕事がどう足掻こうとも 納期に間に合わない。 先週までは、とても焦って作業をしていたのですが だんだんと、「あ、これ間に合わん」と 気づいてからは、自分でも怖いくら

          てんてこまい。

          Thursday video night club

          4月22日(月) Thursday video night clubの 5人での最後のライブに足を運ばせて頂きしまた。 正直、ここ2、3週間は作家業の方で 時間的にも心身的にも追い込まれていて キャパオーバー寸前の毎日でした。 そんな僕を見かねてか彼女が ライブに行こうと声をかけてくれました。 結果は勿論足を運んで良かった。 兄ちゃんは相変わらず僕の憧れてる 兄ちゃんでカッコよかったし 鎌田さんの懸命にドラムを叩く姿には 努力が見えたし、 すーにゃんは逆に何が出来ないんだ

          Thursday video night club

          無論、僕は僕だ。

          気が付くと桜も散りだし始めて、 感覚過敏持ちの僕はみなさんよりもひと足先に 梅雨の匂いと微かな夏の匂いが、 鼻を掠める毎日です。 ここの所は、ライブの現場に着いたり 打ち合わせが沢山あったり YouTube撮影があったり その他にも編集や台本の執筆に 追われる日々を過ごしております。 そこに悪天候という僕とは頗る 相性の悪い環境がさらに追い打ちをかけて来て 気圧の変化で睡魔と頭痛と身体の重さに 気が狂ったように狼狽しそうです。 進めど進めど、終わりの見えない 仕事が高く

          無論、僕は僕だ。

          久しぶりの休日

          何だが3月中旬から毎日お仕事で 一日にあっちに行ったりこっちに行ったりで 有り難く忙しくてさせて頂いております。 その反面でADHDの特性が大爆発。 スケジュール帳に予定は書き込んでいたので 仕事を飛ばす事は無かったのですが、 なんの打ち合わせかは当日、現場に着いて 判明するという毎日が続いております。 そんな多忙な毎日が流れていく中で 昨日は久しぶりのオフでした。 オフと言いながらも 365日、休みと言えば休みでもあるし 仕事と言えば仕事という風変わりな職業故、 昨日も午

          久しぶりの休日

          兄ちゃんの羽織物

          本来、羽織物という言葉は着物の上に着る カーディガンの様なものを意味する 言葉だそうです。 でも、ここでは敢えて現代に寄せた意味で “羽織物"という言葉を使用させて頂きます。 4月から新年度になり みなさまも環境の変化や新生活など、 新しい世界に飛び込んで、 精進されていると思います。 こんな名ばかりの構成作家の僕も 4月からABCラジオのミュージックパラダイスの 水曜日に携わらせて頂く事になりました。 3月末の2週は引き継ぎ等で 1人で仕事する事は無かったのですが、 本

          兄ちゃんの羽織物

          春月

          日を跨ぎまして、4月1日の夜中1時に筆を 走らせています。 新年度になりました。 どうも幼少期の頃から環境の変化に 心が持って行かれ易い性分なもんで、 特に間接的な繋がりしかない人の事でも 僕にとっては心穏やかには過ごせないです。 新年度のこの時期は出会いと別れがあります。 それでいうと何だか今回の新年度は、 個人的に有痛性が特に酷い気がします。 そんな脆弱体質の僕ではありますが、 “お笑い”の世界に足を踏み入れて 5年目になりました。 ホントに様々な意味でまさか自分が

          連敗一杯

          人間は生きて行く中で知らず知らずのうちに 「勝負」という土俵に立たされる事がある。 みなさんの勝敗率は如何なものでしょうか? 僕は思い返しても勝ったという成功体験が ありません。 ですが、もう少しだけ記憶を遡って 思い出してみます。 負け続け。 負の成功体験のみしか存在せず 気を失いかけて嫌な走馬灯が見えました。 まず最初に見えたのは 小学1年生の頃に隣の席の女の子と 口論になり周囲に煽られて休み時間に その女の子と一対一の決闘をする事になりました。 一人の男の子が審判

          白昼夢

          前日は楽しいライブのお手伝いに急遽 入らせて頂きました。 何とかノーミスでスクリーン周りを熟せました。 アトモキゼチンありがとう。 そして翌日の日曜日は14日過ぎに起床。 第一声は「あぁやっぱり雨やん」でした。 感覚過敏持ちの僕は起きる前から 気圧等に気づいていて起きた瞬間に やっぱり、、、となります。 そして不思議な事に最近は 夢の中で中学生の頃に片想いをした あの子たちがよく出てくるんです。 上手く会話をする事が出来なくて 夢の中で思春期真っ只中の状態です。 僕が中

          本音の話

          今週に入ってから慢性疲労に加えて 気圧とストレスで完全に心身共に 悲鳴をあげています。 僕はnoteでコラム的なものを書いたり 心の中で思い溜めている事を書いたり 自分の特性の事を書いたりしていますが どれも書きたいから書いているというよりも 書く事で少し心の中が整理出来るので 書いているという感覚に近いです。 さて、 ここからは現状の僕が思っている事を書いて 心の中を整理したいと思います。 構成作家という仕事に就いて4月から 5年目に入ります。 主にそれらについてのあれ

          有料
          500

          生きる辛さ

          タイトルの通り『生きる辛さ』について 筆を走らせたいと思います。 というのも夜に寝て朝を迎える。 そして今日という日が明日も明後日も 5年後も10年後も続くものだと 錯覚している自分に恐怖を感じたからです。 2020年のコロナ禍真っ只中の夏に 僕は発達障害だという事が分かりました。 二次障害で双極性障害も併発し 睡眠障害にもなり不眠症に苦しみました。 躁状態と鬱状態が3日交代くらいで発症し 鬱状態と不眠症の相性がこれまた最悪。 この時期は黄昏時から 朝日が昇るまで部屋の電

          生きる辛さ

          満月の朝

          咽せ返る程に人が多いネオン街を あてもなく歩き続ける。 日曜日の夜なのに人が多い事に 無性に腹を立たせながら 一人で廃れた小さな居酒屋に入った。 店の壁に貼られた黄ばんだお品書きは 店の歴史が一目で分かる。 店を切り盛りしているのは もみあげの白髪が妙に濃いお爺さんと 腰がほぼ90°に曲がったお婆さんの2人。 僕は出汁巻き玉子と青唐辛子の醤油漬けと お漬物をあてに鍛高譚を浴びる様に飲んだ。 大して飲めないのにこの日は 何故かアルコールを身体に入れないと 自分が自分でなくな

          まだまだ遠い背中

          先日、2ヶ月ぶりくらいにのむさんと お会いしました。 というのも単純に会いたいという気持ちと 1つ相談したい事があったので 「お時間ありますか?」と連絡をすると 「何かあったか?」と 僕の事を先に心配してくれました。 これは今回だけではなくいつもそうなんです。 そして会う約束をしてタバコを吸いながら 久しぶりにお互いの近況報告などをして 僕の相談も聞いて頂きました。 あっさりと解決してもらいました。 のむさんに可愛がって頂くようになって 一年ちょっとが経ちますが、 不思議

          まだまだ遠い背中