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家計貯蓄率に対する誤解

8. 信用創造は複式簿記の知識がないと理解しにくい。普通の人は働いて給料をもらって生活しているので、預金が無から生まれるという説明に納得がいかない。その場合は、お金がなかった太古の時代を想像すればよい。最初に無から創り出さない限り、この世の中のものは何も存在しない。

4. 銀行が融資を行った瞬間、預金が生み出される。生み出された預金は別の口座へと移されたり、現金として引き出されたりするが、返済期限になると預金残高が減る形で返済される。無から預金が生まれたのと反対に、預金は無に戻っていく。返済とは銀行が預金という債務からの解放されること。

3. 一般に、銀行は預金を預かって貸し出していると説明されるが、これは間違い。預金は口座単位で管理される。預金口座からお金を引き出せるのは預金者本人だけであり、銀行が別の人に融資するために口座の残高を減らされたという人は未だかつて存在しない。

1. 銀行員でも誤解している人が多いのが信用創造の概念。財布の中に現金があるのは、かつて誰かが預金口座からその紙幣を引き出したから。現金より先に預金が存在することに気づくのが正しい貨幣観への第一歩です。

2. 預金は銀行が融資を行った瞬間に発生する。現金を預け入れても預金残高は増えるが、それはかつて預金口座から引き出したお金を元の銀行預金の形に戻しているだけのこと。

7. 銀行以外の金融機関は融資をしても信用創造(預金を無から生み出すこと)はできない。例えば消費者金融の会社は自社の口座から借入人の口座にお金を移転させる形で貸出を行っている。この場合、預金が移るだけなので、世の中の預金残高は一定。

36. GDPでドイツに抜かれ世界4位になったことを深刻に思う人もいるが、問題はそこではなく、世界のGDPにおける日本のシェアが下がり続けていること。世界の人々は日本人が豊かではないことを見抜いている。

46. 間接金融という言葉は幻想。どこに融資するかは銀行が決められるが、預金者のお金を使って融資するわけではない。銀行員がそれを理解していなくても世の中は回っていく。

29. 実は物々交換によって成立した社会は発見されていない。相手に対して借りがある、ということの記録がお金のはじまり。

信用創造と金融改革 https://youtu.be/KpmPYcwq04g?si=ZPnX_S2Bje-X6ral

2日前

6. 信用創造の反対に、預金が減る(消滅する)取引が2つある。それは銀行融資の返済と政府による徴税。

5. 法人への融資は多くの場合、返済期限が来たら継続されるので、銀行預金は消滅から免れる。銀行は毎年、融資を実行するので世の中の預金残高は伸び続けていく。銀行預金が増える要因はもう一つあって、それは政府による財政支出である。

38. 政府の赤字はみんなの黒字。安藤元衆議院議員は1つのフレーズを普及させるために活動している。この簡単なことを国民が理解すれば日本は蘇る。

8. 信用創造は複式簿記の知識がないと理解しにくい。普通の人は働いて給料をもらって生活しているので、預金が無から生まれるという説明に納得がいかない。その場合は、お金がなかった太古の時代を想像すればよい。最初に無から創り出さない限り、この世の中のものは何も存在しない。

3. 一般に、銀行は預金を預かって貸し出していると説明されるが、これは間違い。預金は口座単位で管理される。預金口座からお金を引き出せるのは預金者本人だけであり、銀行が別の人に融資するために口座の残高を減らされたという人は未だかつて存在しない。

10. お金の発行者はお金を発行するときに自らの負債として発行する。お札(日銀券)は日銀の負債、銀行預金は銀行の負債という具合に。貨幣発行主体の負債はお金の発行した金額ということになる。

22. 7月から新札に切り替わるがそのニュースはほとんど聞かれない。1万円札の肖像は渋沢栄一。日本で最初の銀行をつくった人物です。

13. 日銀にお金がジャブジャブあるのに金融機関は融資に回さない、という批判はお金のことを何も理解していない人の発言ということになる。融資は預金からするのではなく、融資をすることで預金は生み出される。

11. その考え方を拡張すると国債の発行残高は政府が発行したお金の金額ということになる。日本国内を流通しているお金は政府の国債発行&財政支出と銀行による融資で発生したもの。