文学トリマーマンモス【毎週ショートショートnote】
「マンモスうれぴー」で根こそぎだろう。
少なくとも私は酒井法子さんを発信源としている、「のりピー語」の隆盛当時そう感じたんだ。何なんだこの、文法だの情緒だの、もののあはれだの侘び寂びしおり軽みだのを、やすやすと空しくさせる絶大な破壊力は。
まさか最大程度表現に「マンモス」を持って来るとはね。とは言えゾウの名前が定着した「ジャンボ」と、感覚的には類似している。
まさしく文学トリマー。通り過ぎた後にはペンペン草しか生えない荒野。実際あれ以降若者たちの感性に、文学的表現など