マガジン

  • ナ・ラ・デ・ハ

    神と仏の坐す日本のまほろば、奈良への愛に満ちたクリエイター様方の記事を蒐めていきます。奈良ならではの寺社・お祭り・伝統工芸・食文化などを取り上げた記事が対象です。

  • note写仏部の活動記録

    note上でやってる部活、写仏部です。仏様を写し描くことで内観や画業上達、日々の充実などを目指します。ゆる〜く活動中。我々は部員を募集中です。写仏やろうぜ!

最近の記事

安曇野でスケッチ。後立山連峰を描きます。明日から山小屋スタッフの研修!

    • 朝活✨お絵描き始めます

      岳人なのに朝が苦手、Himashunです。 一日の充実は朝にあり! とはずっと思っていたものの、出来ずじまい。 実家暮らしに甘えてしまっているのです、朝飯は親が作ってくれるし…。 起きる理由がなかったんですよね。 でも、何かやりたいことがあれば起きる!とは思っていました。 あ、そういえばnoterさんで早起きしている方いるな、と。 そう、写仏部員のあやのんさん。 今日の記事も五時五十分投稿なのです。 四時くらいに起きて書いているのか、前日のダバダ前に書いてい

      • 名工・守屋貞治の石仏を描く〜駒ヶ根光前寺のお地蔵さま

        先日、写仏部員のあやのんさんに唆されて、部員に命令を出し(てしまい)ました。 部長令です。ええ、噂の部長令ですよ。 今回は、みなさん、石仏を描いてください、各々の地元にあるほとけさまを。 石仏、けっこうありふれていると思います。 それだけに目にはつくけどちゃんと見てないのではないでしょうか。 是非、その中から気に入った石仏を描いてくださいな。 あ、歌いたくなっちゃったので… ♪山の奥の道の外れの 小さな石の仏 何百年も昔から 時の流れをじっと見ていた♪

        • 八ヶ岳の編笠山山頂から、富士山。絶景かな。

        安曇野でスケッチ。後立山連峰を描きます。明日から山小屋スタッフの研修!

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        • ナ・ラ・デ・ハ
          40本
        • note写仏部の活動記録
          43本

        記事

          八ヶ岳の日本一遠い居酒屋、青年小屋でダバダ中。おいしい空気とおいしいお酒!いただいてます。

          八ヶ岳の日本一遠い居酒屋、青年小屋でダバダ中。おいしい空気とおいしいお酒!いただいてます。

          堀辰雄『大和路・信濃路』を逍遥する

          昔、文学にかぶれていたことがあります。 とにかく古典、と名のつくものはなんでも好きで、ギリシアの哲学から近代の私小説まで読んでました。 大学の授業なんて真面目に出ず、就活もせず(親父の会社があったので笑)、独りで自分がうなづける考えと出会うために毎日大学の図書館に行っていました。 大学の前半は快活で友達が多かった私ですが、だんだんせせこましくなってくる周囲が本当に嫌で、絶対就活なんてしない!と思って距離が出てきたのです。 今思えば就活だって新卒なら一度きりなんだし、や

          堀辰雄『大和路・信濃路』を逍遥する

          @山種美術館

          @山種美術館

          『枕草子』の「草の花は〜」に草木染めと襲(かさね)を想う

          今日は大河ドラマにかけてタイムリーな話題?『枕草子』の話を。 最近春の花があちらこちらで咲いていますね。 昨日は藤と桐の花を見ました。今日はモッコウバラやツツジ、あとアヤメも見た気がします。 こう言う時期は花を愛でたくなるもの。 ふと思い出すのは、平安時代きっての教養人女性、清少納言。 彼女の随筆『枕草子』は洗練された美意識の記録であると同時に、キャリアウーマンの書いた痛烈ながら軽快な読み物とも言えるでしょう。 サバサバしていて、後を引きづらず、はっきりとものを言

          『枕草子』の「草の花は〜」に草木染めと襲(かさね)を想う

          「ガロの追憶」を追憶する〜ジャズ刺繍

          クリエイターのEijyoさんがこんな記事をあげていた、昨日の夜。 Eijyoさんの書かれた詩、是非見ていただきたい。 なんとブルーな追憶に満ちていることだろうか。 そこに登場するコーラ?は中々シュールではあるが、炭酸飲みつつジャズ喫茶も乙な気がする。 そんなEijyoさんのフォービートが今日になって私に伝染したのだ! 不思議なもので、ブルーノートは伝染るんです。 今日は私もダバダしながら、「ガロの追憶」を追憶したい。 ついでにEijyoさんとジャズ喫茶その他をは

          「ガロの追憶」を追憶する〜ジャズ刺繍

          みなかみ温泉旅〜桜とトレッキング、そしてちょっぴりお酒

          群馬で三日ほど湯治をしてきました。 群馬は本当に良い温泉が多いです。 草津のようなメジャー温泉もあれば、四万のような鄙びた温泉もあり、さらには法師のような一軒宿の秘湯温泉もありまして。 個性豊かな温泉に魅了される方は多いはず。 その中で今回私が訪れたのは、谷川岳の麓にあるみなかみ町の秘湯、川古(かわふる)温泉です。 ここは知る人ぞ知る名湯、とりわけ心の病には効くそうです。 私はちょっと三十代にして体にガタが来たので、スケッチやトレッキングついでに訪れることといたし

          みなかみ温泉旅〜桜とトレッキング、そしてちょっぴりお酒

          自宅試飲会〜写仏部部長が酒占いで部員を占います

          日曜は昼間から家でDABADA、Himashunです。 今日、写仏部員のあやのんさんが私のことを描いた(書いた)記事をあげてくださいました。 強烈な酒呑みキャラが定着している私、抹茶と交互に酒を飲み干そうとする無茶にも程があるHimashunの絵を描いていただきました。 その私が描かれた絵なのですが、「上喜元」と書かれた酒瓶を持ってまして。 あやのん部員が最近呑んだ山形の日本酒だそうです。 なんかコメント欄でお酒の話をしてたら、無性にお酒が飲みたくなり、地元の商店街

          自宅試飲会〜写仏部部長が酒占いで部員を占います

          noteという運命に導かれて✨

          啐啄同時(そったくどうじ)という言葉があります。 禅語で、「またとない好機」という意味です。 啐は鳥の雛が卵の中で鳴くこと、啄は親鳥が外から卵をつくことを意味し、雛が卵から出ようとする時期に、親鳥がちょうどよく卵を突いて出してあげることです。 この言葉、確か茶道をやっていて茶掛で見たような気がします。(茶道は掛け軸の文字が禅語であることが多く、知っている必要があります) 素敵な言葉だなあ、と思いつつ、ワタシは今がまさしく啐啄同時の時期かなと思っています。 というのも

          noteという運命に導かれて✨

          伊那にはホンマもんの桜がありました。

          写仏部部長のHimashunです。 先日、信州は伊那在住のクリエイターにして写仏部員のつきふねさんのお誘いを受け、日帰り弾丸ツアーに行ってまいりました。 伊那は信州でも南信と呼ばれる地域。松本や長野、上田に比べると知名度は低いですが、なんとも風光明媚な景色が広がります。 南アルプスと中央アルプスに挟まれ、心地の良い風が吹き付ける、不思議な土地でもあります。 私は今回が初の来訪でした。世に名高い伊那・高遠の桜は見てみたかったのです。 今回は写仏部の結んだ素敵なご縁があ

          伊那にはホンマもんの桜がありました。

          サクラ探す旅へ→降誕会の日の鎌倉

          今日は鎌倉へ観桜、Himashunです。 神奈川には色々観光地があれど、最近は鎌倉が人気。 学生だった頃は私も授業のない日によく通ってました。 あれから10年ちょいが経ち、私の知ってた鎌倉もだいぶ変わってしまい、足が遠のいた時期もありました。 でも最近はお寺や仏像への理解が深まり、あの頃とは違った見方で散策できるかなと思い、再び行くようになっています。 明日は雨、桜が散る前にどうしても訪れたかったので、行ってきちゃいました。 花盛りだくさんのレポートです、どうぞご

          サクラ探す旅へ→降誕会の日の鎌倉

          写仏部部長による部員紹介✨

          最近写仏をしない写仏部部長、Himashunです。 「写仏部」というワード、noteでちょっとづつ浸透してきていますね。 これも部員たちが有能なおかげ。ありがとうございます♪ さて、今写仏部には私を含め8人ほど部員がいるかと思います(幽霊部員も無論含めます)。 とりわけ、エース格三名(野球で言ったら表ローテでカード3タテ計算できますわ)と飛車角の写真班一名とはとっても仲良くさせていただいています。 四名とも、私よりもはるかに素晴らしい記事を書き、フォロワー数もずっと

          写仏部部長による部員紹介✨

          朝鮮の仏像周遊〜三国時代の半跏思惟像、統一新羅、高麗を中心に

          仏像史カタリビト、Himashunです。 第一回は中国の仏像を特集いたしました。 中国仏が日本の仏像に与えた影響について、何らかのアイデアをみなさまに与えられたら幸いです。 さて、今回はまだ日本の仏像には行かず、お隣朝鮮の仏像について取り上げます。 正直言って朝鮮の仏像史、に限らず美術史はまだ発展途上です。 やはり政治的な問題(南北分断や近年までの開発独裁など)が大きいかと思いますが、その分大いなる可能性が眠っているのも韓国・朝鮮の美術史でしょう。 これからの研究

          朝鮮の仏像周遊〜三国時代の半跏思惟像、統一新羅、高麗を中心に