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ネコを見習い生きる飼い主

ネコさまを放し飼いしているお宅があって
そこのネコさまが
ニャーニャー鳴きながらうちに来ると
猫の奈々は
走ってベッドやコタツに潜る

この精神を見習うべしやな

姿を隠し、息を潜めると
災いは降りかからない
賢いと思っても、弱いと思わない

無傷の子って
運良く無傷じゃないんだな

奈々が賢い自慢じゃなくてね

人も果敢に闘いへ挑むことばかりを選択しなくても
相互理解を深めていかなくても
最初から止めておく、途中で投げ出していい

わたし個人の話を続けると
ポンコツ人間からダメ人間街道へ進み
近頃は、自分が境界知能だと思っている
自己肯定感の問題ではなく
自分や他人を期待しない生き方の一環

わたしのコミュケーション能力が低いのが災いし
会話相手から
話の先読みをされたり、深読みされたりで
疲弊が溜まった

先手を読んでる頭の良い人なのかもしれない

確かに神レベルに賢い方がいて
気持ちを酌みながら、分析してお話してくださる
そんな八百万の神もいるが

例えば、わたしが「カレー…」まで言ったとする
定期的にCoCo壱番屋のカレーが食べたいと話そうかと思っていたら、わたしの会話に被せて
「カレーはジャワカレーよりバーモントカレー!」

自分の主張だけを延々と繰り返し
伴って、わたしへの受け入れが悪く
折り合いをつけるどころか、次第に
自分の正当性とわたしの欠点を言及されたり

少しずつ伝え合うのが会話なんだけどな

会話の深読みだと
他愛ない話題や会話内容でも
言葉通りに受け取ることがなく
「どうせ自分は○○なんでしょ?
みんなが裏で○○言ってるんでしょう」

自分の頭の中だけで物事や会話が進んで
自分が言いたいことだけを考えているのか
こちらの話を聞くのを放棄している

自分の想定や価値観以外の返しがくると逆上し
当たり前の話を難しい話へ変換し、唐突に
「私をバカにしてる!」
続け様に、上から目線での語り口

相手の頭の中では会話内容が
繋がっているのかもしれないけど
主語なく、時系列が前後し
途中をすっ飛ばした怒涛の語りをされると
何を言ってるのか理解できない

言い換えると
点から線、線から面、面から立方体になるなら
前提があり、ロジカルで論点も明確
話は通じる

点から水、水から恋バナ、恋バナから政治の話
独自の頭でのジェットコースター
凡人には連想ゲームは分からんよ

自ら知能指数が高いと公言する人に見られる

わたしの周りには
本物の高学歴や発達障害の人達がいるが
社会性がある人は会話に慣れているせいか
口調の遅速なども合わせてくれる

何がどう違うんだろう
頭が良い人についていけない

猫の奈々みたく、さっさと隠れてしまうしか
手立てがないんじゃないかと考えてしまった