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白米と味噌汁が恋しくなる時

日本を離れて2週間。
白米と味噌汁を断って2週間。
案外食べなくても発作は起きないんだなと、自分自身をおもしろがって、何日間、白米断食できるか実験中。
ちなみに、鞄の中にはレンジでチンする白米とインスタントの味噌汁が入っているので、いつでも手を出せる状況ではある。

少食だしグルメでもないし、食べ物にそれほどこだわりや執着がないのは、海外滞在するのにはラッキーな性質だと思う。

渡航前にフィンランドの食についてよく聞かれていたけど、謎に包まれていてあまりうまく答えられなかった。

主食はライ麦パンやマッシュポテト、朝ご飯にはプーロと呼ばれる、オートミールのお粥みたいなものもよく食べられている。それからとにかくチーズの種類が多い。大型スーパーの棚の端から端まで全部チーズ。見分けがつかなくて、チーズ酔いする。
スーパーではインド米やアジア系の調味料も手に入って、やろうと思えば案外国際的な食卓を楽しめそうだ。

家庭にもよると思うが、素朴であっさりとしたここでの食事は自分にはとても合っている。

そんなわけで、鞄の中の日本食が尽きるのを心配しなくてもよさそうだと呑気に構えていたけれど、ここ数日で状況が変わった。
新しい滞在場所に移って、いろんな事情で精神的ストレスが急上昇した結果、急に味噌汁が飲みたくなってきた。白いご飯が恋しくなってきた。

心の拠り所としての白米と味噌汁。
日本人にとっては、やっぱり愛しの存在だ。
そろそろ手を出す時が来たかな。

それっぽいようで、どうでもいい話。

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