Eriko🇫🇮💭

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Editor/Writer 📍Finland(2024.4-) 📷https://www.instagram.com/e_sary125/

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フィンランドに恋をして。志なき海外渡航。

この春、フィンランドに行く。 半年前、7年間勤めた会社を退職することを決め、ふと思い浮かんだ海外渡航という選択肢。 最初はなんとなくの“気分”だったが、行き先を定め、イメージを膨らませていくうちに、ふわふわとした“気分”が次第に固い“意志”へと変わった。 今では身体よりも先に、心が憧れのその国へ飛んでいってしまったかのよう。 わたしの旅はもう始まっている。 ストリートビューでのヘルシンキやタンペレのまちの妄想散歩、 言語交換のサイトで知り合ったフィンランド人とのチャット

    • → 私自身もネットの情報に混乱したり、不安になったり。頼れる情報の母数が少ないから信じてしまいそうになるけど、今は友達の言葉と自分で確かめたことだけを頼りに行動しています。正解不正解が存在しないことさえあるから。なんとなくずっともやもやしていたので、つぶやきに残しておきます💭

      • 🇫🇮ワーホリ、情報が少ないなかで私のnoteやInstagramにたどり着いてくださった方もいらっしゃると思います。役に立たない投稿ばかりでごめんなさい。ただどんなに小さくてもメディアには影響力があるし発信には責任が伴うと思うから、いわゆるお役立ち情報は書けません。→

        • サルモ キカラ オチル

          英語を勉強するために、オンラインで知り合ったオーストラリア人の友達がいる。 わたしはアニメもゲームも歴史も疎くて、日本人濃度薄めなので、せっかく日本好きの外国人に出会っても会話を盛り上げきれないことが多い。彼らの方がずっと、日本の文化や歴史について詳しい。 だけど、今回そのオーストラリア人、ここではBちゃんと呼ぼうかな(いくつか年上の男性だけど、どこか人懐こい感じがしてかわいいので心の中では勝手に○○ちゃんと呼んでいる)との初めてのビデオチャットで、日本の「ことわざ」が話題

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        フィンランドに恋をして。志なき海外渡航。

        • → 私自身もネットの情報に混乱したり、不安になったり。頼れる情報の母数が少ないから信じてしまいそうになるけど、今は友達の言葉と自分で確かめたことだけを頼りに行動しています。正解不正解が存在しないことさえあるから。なんとなくずっともやもやしていたので、つぶやきに残しておきます💭

        • 🇫🇮ワーホリ、情報が少ないなかで私のnoteやInstagramにたどり着いてくださった方もいらっしゃると思います。役に立たない投稿ばかりでごめんなさい。ただどんなに小さくてもメディアには影響力があるし発信には責任が伴うと思うから、いわゆるお役立ち情報は書けません。→

        • サルモ キカラ オチル

          8×12=96/じぶんはじぶん

          昨日で、フィンランドに来てちょうど1か月が経った。 まだ1か月しか経っていないのが信じられないほど、この期間にいろんなことが起きた。 自分で引き起こしたことも、予期せぬアクシデントも、happyもunhappyも、luckyもunluckyも。 29年の人生の中でこんなにも濃い期間があっただろうか。 こちらに来てからは話し相手もいなくて、日記に書くほかなかったけれど、本来はおしゃべりな性格。溜まったものは吐き出さないとやっていられなくなって、日本の友達と電話をした時に身に起

          8×12=96/じぶんはじぶん

          切り替え上手

          昨日、春が来た。あまりにも突然の訪問に驚いた。 たしかに、少し前から足音は聞こえていたけれど、ついこの前まで雪が残っていたし、もうしばらくかかるかなと思っていた。でも、一夜明けて、外に出れば、やっぱり春。 春分の日によーいどん!で春が始まらないように、季節の移ろいにはもう少しグラデーションがあるものだよなと、やや戸惑いながらも、日本だったら桜のつぼみが綻ぶような麗らかな気候をひとり喜んだ。 それにしても、人々の切り替えが早い。駅前広場のアイスクリームの屋台が商売を始め、レス

          切り替え上手

          また、きらきらを見るために

          長い長い10日間だった。 フィンランドに来てから、2か所目の滞在先がどうも合わず、初日の時点で予定通り1か月間滞在するのは、無理だと思った。 その理由は自分の努力次第でどうにかなるものではなかった。 それでも、なんとか頑張ってみようと、前向きな気持ちで過ごす努力はしたものの、結果的に10日目にホストに別の場所へ移りたいと伝えることとなった。 ここに来てからの写真はほとんどないし、毎日書いている日記も辛い気持ちを吐き出すだけの場になっていた。 ただでさえ、英語力が乏しいのに

          また、きらきらを見るために

          言葉を持たない人の気持ち

          今の滞在場所には、わたしのほかにアメリカ人の女の子がいる。 当然、彼女は英語がペラペラなわけで、ホスト夫妻とのコミュニケーションは良好。たまに冗談を言い合ったり、あまり笑わないホストも彼女と話すときは笑顔を見せる。夜になると、彼らはリビングで海外ドラマを英語音声、フィンランド語字幕で観る。 何とか食らいついて観ればいいのだけど、言葉のほかにも色々な事情があって、心がすり減っていて、全くその気にはなれず、どんどん輪から離れてしまう。6歳の子どももわたしにはあまり言葉が通じないか

          言葉を持たない人の気持ち

          白米と味噌汁が恋しくなる時

          日本を離れて2週間。 白米と味噌汁を断って2週間。 案外食べなくても発作は起きないんだなと、自分自身をおもしろがって、何日間、白米断食できるか実験中。 ちなみに、鞄の中にはレンジでチンする白米とインスタントの味噌汁が入っているので、いつでも手を出せる状況ではある。 少食だしグルメでもないし、食べ物にそれほどこだわりや執着がないのは、海外滞在するのにはラッキーな性質だと思う。 渡航前にフィンランドの食についてよく聞かれていたけど、謎に包まれていてあまりうまく答えられなかった

          白米と味噌汁が恋しくなる時

          笑うタイミングがわからない/察しの塊

          話すのも聞くのも、英語のスキルはまだまだで、英語で話しかけられると、大まかな内容を聞き取ることはできても細かいことはよくわからない。 加えて、新しいホームステイ先のホストは表情が読み取りづらい。 機嫌が悪いのかなと思ったら、次の瞬間には笑っていたり、 世間話なのに深刻そうに見える表情をしていたり。 これがいわゆるフィンランド人の“stone face”かと構えてしまう。 自分に対して好意的なのかどうかが全然わからないので、精神的にかなり疲れる。 何とか笑うタイミングを合わせ

          笑うタイミングがわからない/察しの塊

          日本にもきっと、あったけど

          重い荷物を運んでいると、“Can I help you?”と声を掛けてくれる人たち、 通りすがりに視線が交わり、にっこり微笑んでくれる女性、 うつくしい旋律を歌うかのようにさえずる小鳥、 寒さを忘れ、いつまでも眺めていたくなる静かな湖。 日本にもきっと、あったけど、気に留めていなかった些細なこと。 決してフィンランドが特別なのではなく、気持ちを、身体をリセットするためにすべてを置いてきたから、見えていなかった世界が見えるようになったのだと思う。 はじめての海外だから、ちょ

          日本にもきっと、あったけど

          寒い思いをしていない/裸の付き合い

          フィンランドに来て、最初に驚いたのが室内のあたたかさ。 ホテルも家も街中のお店も、どこへ行っても寒い思いをしていない。 最も寒い時期はとうに過ぎて、気温が上がってきているのは確かだが、それでもわたしが現地に着いた日から数日は吹雪く日もあって、日本人からすれば真冬の寒さ。日本にいたら、もこもこの部屋着を重ね着して、眠るときには重たい布団を頭まですっぽりかぶっていることだろう。 ホストファミリーの家の中では、パネルヒーターのようなものがところどころに設置されていて、温度調節は

          寒い思いをしていない/裸の付き合い

          “何もしない”をしている

          フィンランドに何をしに来たかと聞かれると、答えるのがとても難しいが、強いて言うのであれば“何もしない”をしに来た。 基本的に何かをしていないと落ち着かないたちで、“何もしない”が苦手だ。これまでは朝から晩まで働いて、休日も予定を詰め込みがちな日々を送ってきた。それはそれで満たされていたし、悪くはないけれど、仕事がなくなったら自分には何が残るのだろう、そんな不安に駆られることもあった。 ホームステイでフィンランドの家庭にお邪魔して数日。 早々に“何もしない”時間がわたしにも

          “何もしない”をしている

          ほぼ観光客な、ヘルシンキでの2日間

          あっという間に、フィンランドに来て3日目の朝が来た。 12時間にわたるフライトの疲労、無事にここまで到着した安堵、はじめてのヨーロッパの街並みに胸躍る高揚感。 まだ、人に見せられるような文章を書くには、頭も心も準備が整っていないけれど、そんなことを言っていたら、しばらくは書くことができなさそうなので、せっかく早く目が覚めたから何か書いてみようと思う。 *** 到着日はフィンランドでも何日かぶりだという吹雪の日だった。 東京を22時ごろ発ち、ヘルシンキのヴァンター空港に現

          ほぼ観光客な、ヘルシンキでの2日間

          みんな、代わりに浮かれてくれ!

          渡航が近づくにつれて、どうしても現実的なことを考えるようになり、最近の検索履歴には「フィンランド 日本人 仕事」(だいたい職探しは極めて困難であるという内容がヒットする)とか、「海外 節約」といったつまらないワードばかりが残っている。 フィンランドの美しい景色や、かわいいお店がたくさん載ったガイドブックや雑誌をすっかり開かなくなっていたが、周りの友人たちのフィンランド熱の高まりにより、少しわくわくを思い出してきた。 わたしがフィンランドに滞在することをきっかけに、今年の夏に

          みんな、代わりに浮かれてくれ!

          住所不定無職?

          海外渡航に伴う、税や健康保険、年金のことが気になって、市役所に相談しに行った。 わたしの場合、退職と渡航がほぼ同時、かつ現住所(一人暮らし)と実家が離れていて、今住んでいるまちからは転出することになるため、複数の手続きを同時進行で進めなくてはならない。何から手をつければよいのやら。 市民課の窓口で状況を説明すると、必要な手続きを丁寧に案内してもらえた。 出張や留学などで日本を1年以上離れる場合「海外転出届」が必要になる。1年未満の場合、その届出は任意のようで、ワーホリビザ

          住所不定無職?