Shin Hara|原 申

MIMIGURI 執行役員COO|CADDi Advisor MIMIGURIで日本発…

Shin Hara|原 申

MIMIGURI 執行役員COO|CADDi Advisor MIMIGURIで日本発のグローバル多角化経営理論の開発と社会実装を探究しています。 株式会社マクロミルの執行役員→CADDi株式会社 Head of HRなど→現職

最近の記事

深層に迫る最先端の研究と泥臭い実践が生んだ『経営・組織づくりの実践手法』をお裾分けします

ヒトと組織に強い多角化経営コンサルティングファーム 兼 文科省認定研究機関である株式会社MIMIGURIに参加して1年が経ちました。 この1年間、有り難いことに、業種や規模を問わず組織づくりに課題を抱える企業・個人の方々から、様々なご相談をいただきました。 そういった中で、本当に多くの方が組織づくりに日々頭を悩ませているのを痛感しています。 ここは個人のnoteなので、私個人の1年を振り返る内容でも書こうかと思っていたのですが、それより、MIMIGURIがこの1年間で独

    • 新しい組織発展モデルの探究『俺たちのグレイナーモデル』を構想してみよう

      このnoteは、2023年MIMIGURIアドベントカレンダー14日目の発信です。 12月頭から25日まで、毎日MIMIGURIメンバーが6つの中からテーマを選んでnoteを書きます。他のメンバーの記事はここから読むことができます。 偉大な経営学者と急成長メガベンチャー経営者と「勝手にコラボ」しちゃおう先日私の先輩であるマネフォワード社COOの竹田さんに「組織づくりに関するnoteを書いたからそれに寄せてアンサーnoteを書いてよ」とお話をいただきました。 「えなに?アン

      • 現代企業経営の命題解決に根本からアプローチする「シン・組織モデル」とは【後編】

        前編に引き続きこのnoteは私が感じてきた、旧来型の経営・組織モデルの限界とそれに代わる可能性を秘めた新しいモデルについて書いてみたいと思っています。 前編では、企業が向き合う命題の変遷(2010年代前半~現在)を整理しました。後編では、現代企業経営の命題解決に根本からアプローチする「シン・組織モデル」とは具体的にどんなものになるのか、私の見解を書いていきたいと思います。 ※前編のnoteリンクは以下です。後編だけで理解できるように記載しているつもりですが、読んでいただく

        • 現代企業経営の命題解決に根本からアプローチする「シン・組織モデル」とは【前編】

          先日「経営多角化の新たな理論開発・経営人材育成・組織コンサルを行う、研究機関兼 ファシリテーション・コンサルティングファーム」である株式会社MIMIGURIのCOOに就任した原です。 ※就任Podcastも収録しましたのでよろしければ聞いてみてください。 私はこれまで、グローバル展開する数千人規模の上場企業や急成長スタートアップで事業と組織の成長に向き合い多角化経営に挑戦/実践してきました。 このnoteでは、その中で感じてきた旧来型経営/組織モデルの限界とそれに代わる可能

        深層に迫る最先端の研究と泥臭い実践が生んだ『経営・組織づくりの実践手法』をお裾分けします

          「製造業出身ではないヒトが今のキャディに入る意味ってなに?」というご質問に答えます

          「やはり自分は製造業に対してそこまで強い思い入れが持てず、内定を辞退します。。 選考中、御社のみなさんに非常に良くしていただいたこと、本当に感謝しております…!」 これは、先日弊社の内定を辞退された方から伝えられた言葉です。なんとしても一緒に働きたい!と思っていて(オファーさせていただいた方は皆様そうですが)全力でお話したものの、我々の想いと実態を100%届け切ることが叶わず、他社での挑戦を決意されたとのことでした。 キャディ株式会社で人事の責任者をしております、原です

          「製造業出身ではないヒトが今のキャディに入る意味ってなに?」というご質問に答えます

          キャディの組織のこれまでの歩みとこれから

          はじめまして。 キャディでHRの責任者をしている原です。 キャディは、8月24日のリリースの通り、シリーズBラウンドで80.3億円の資金調達を実施しました。今後は受発注のグロースを起点に、図面管理や生産管理などの周辺プロダクトへの拡張、更にはそこで蓄積されたデータなどのアセットを活用して様々な領域へビジネスを拡張することで、2030年までにグローバル1兆円のプラットフォームを目指します。 このnoteでは、上記の実現に向けてHRが担う役割をこれまでの歩みと共にお伝えできれ

          キャディの組織のこれまでの歩みとこれから

          成熟企業のリーダー・マネジメント層がスタートアップから学ぶべきこと

          みなさまご無沙汰しております。 久々のnote投稿です。 昨年マクロミルを退職し、製造業の調達(受発注)のプラットフォームを展開するスタートアップであるキャディにジョインし、ちょうど1年が経ちました。↓↓1年前の退職/入社エントリー投稿はこちら↓↓ この1年間は文字通り「激動」でした。カスタマーサクセスから始まり、営業企画の立ち上げや、十数年ぶりに営業プレイヤーをやったり、直近では9月中旬からHR(これも確か8年ぶりくらい)を担当しており、ジョインしてから1年間で既に5職

          成熟企業のリーダー・マネジメント層がスタートアップから学ぶべきこと

          ざっくりわかる製造業(マーケット編|前編)

          前回のnoteでは、私個人の転職の報告となぜCADDiという製造業(伝統産業)の課題に挑戦するスタートアップにJoinしたのかについて書きました。 早いものでJoinして3カ月が経ちますが、この3カ月の間にも多くの方々に興味を持っていただき、様々なシーンでCADDiという会社やそのビジネスモデル等についてお話をしてきました。幸いなことに、詳しくお話をすることで殆どの方々がCADDiを魅力的に感じていただける実感を持っていますが、1つ課題に感じているのが、聞き手の方が「製造業に

          ざっくりわかる製造業(マーケット編|前編)

          伝統産業の大きな課題に挑戦するスタートアップ「キャディ」にJoinしました

          2019年9月末日をもって株式会社マクロミルの執行役員/株式会社Centanの代表取締役副社長を退任し、10月1日より製造業の調達(受発注)プラットフォームを展開するスタートアップ 「キャディ株式会社」にJoinしました。 これまでお世話になってきた方々全員に直接報告することはできなかったので、noteで今回身を転じた背景等々をお伝えしたいと思います。 なぜマクロミルを辞めたのか?前職であるマクロミルには2005年に入社をして以来、営業から始まり、営業企画や人事、PMIや

          伝統産業の大きな課題に挑戦するスタートアップ「キャディ」にJoinしました