こうぴー

日常の感情の機微を、一つずつ言葉に紡ぐ

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日常の感情の機微を、一つずつ言葉に紡ぐ

最近の記事

短歌日記013

おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 変わり映えのない日常の中で次第にネタが尽きつつあると感じていますが、もう少しやってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① プレゼント気になるけれど包装紙きれいにはがすあなたでよかった ② にわとりの代わりにさけぶ貨車の笛始まり告げる灰色の朝

    • 短歌日記012

      おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 変わり映えのない日常の中で次第にネタが尽きつつあると感じていますが、もう少しやってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 数字にも酒にもおぼれ仕事でも人間としても沈殿物 ② 新卒は過去の私を見る鏡あの眩しさをどこへ忘れた

      • 短歌日記011

        おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 変わり映えのない日常の中で次第にネタが尽きつつあると感じていますが、もう少しやってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 人間らしい人と一緒だと毎日絶叫系仕事しづらい ② 社会の入口に置いてきたものも出るときにはもうなさそうだね

        • 短歌日記010

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 変わり映えのない日常の中で次第にネタが尽きつつあると感じていますが、もう少しやってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 居酒屋で話すよりドライブしながら話す方が中身が深い

        短歌日記013

          短歌日記009(エッセイ付)

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 木曽路流る川立派なトラス橋神木捧ぐ命の歴史 ② 夜の環水公園の美しき少し戻してそっと汚したい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  私は身勝手なもので、短歌を作りたいが読むのは億劫なのである。そもそも短歌を読み取るだけの読解力が備わってい

          短歌日記009(エッセイ付)

          短歌日記008

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 僕とあなたの良い距離感301と503に住むくらい ② 悪口書いた日記千年後若者に読まれる紫式部

          短歌日記008

          短歌日記007

          こんばんは。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 「また今度」「機会があれば」と聞こえよいぼかしが示す次がないこと ② 生活臭こもる我が家に来客が風よ吹き飛ばせ我が身凍れど ③ 難しい話はわかりにくくとも難しいまま伝えられたい

          短歌日記007

          短歌日記006

          こんばんは。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 料理屋の壁一面に記念サイン日付はどれも十何年前 ② 会話中ふと相手見る眠りこけいつしか私ただ独り言

          短歌日記006

          短歌日記005

          こんばんは。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① アイドルが何人映れど同じ顔不意に感じる老いの訪れ ② ガラス越し魚に威嚇する子どもその活力に戸惑う「若者」

          短歌日記005

          短歌日記004

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① ミニサラダ頼むと上に赤いやついるなら先に教えておくれ ② 帰ったらあれこれしよう思っても結局寝てる電気も消さず

          短歌日記004

          短歌日記003

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 混む車内優先席が一つ空く座るか否か躊躇の駆け引き ② タクシーの運転手から聞いたこと今日の昼間は暑かったらしい

          短歌日記003

          短歌日記002

          おはようございます。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが毎日少しずつ作ってみます。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① 数分ののぞみを急ぐ黒子たちひかりの速さ何も変わらず

          短歌日記002

          短歌日記001

          こんばんは。こうぴーです。 近ごろ短歌が流行しているそうなので、作法も慣例もよく知りませんが少し作ってみました。 大量に流布された軽い言葉とは一旦少し距離を置き、言葉の重みを感じる機会としたいです。 ① チャンネルを変えた先でも時事批判行き着く先はいつも通販 ② いつもなら勘定するが今朝だけはフィレオフィッシュにポテトも2枚 ③ 暮れなずむ仕事終わりと明け渡る起床の空は春の功罪

          短歌日記001