ふる@目標500文字

何者でもないただのおっさんです。あんまり欲がないわりにそこそこ器用なのでお金がなくても…

ふる@目標500文字

何者でもないただのおっさんです。あんまり欲がないわりにそこそこ器用なのでお金がなくても結構幸せに生きてます。500字くらいがちょうどいい。2024年3月で51歳に。

マガジン

  • 失敗

    失敗しない人間などいない、だからこそ向き合うことが何より大切なのだ、みたいな話。

  • それでも共存するために

    争いのない世界について不定期に妄想します。

  • 好きな言葉

    胸に刺さるとか、語呂がいいとか、僕が気に入った言葉をまとめます。

  • 欺き欺かれて

    嘘に関する記事を不定期に追加していきます。嘘を善悪で語るのはナンセンスだと思うの。

  • 社会には自分と他人しかいない

    人間関係の記事をピックアップしていきます。不定期。

最近の記事

  • 固定された記事

対象読者

筆者が自分に向けて書いています。メッセージ性とかはなく、ほぼ全部の記事が自問自答の記録なので、筆者と同じ関心を持っているか、筆者自身に興味のある人でなければ楽しくないと思います。 ITエンジニア崩れの冴えないおっさんに特段の興味を持つ人などいないでしょうが、簡単に自己紹介をしておきます。たぶん、まあまあの変わり者です。 高卒で学がない上に読書も嫌い。もっとも影響を受けた著作物はテレビで観たドラえもん。「三月の雪」の回は筆者の誕生月なのもあって強く印象に残っています。知識よ

    • イマジナリーごはん

      これまで何度か炊飯の話を書いているが、進展があったのでまた記事にしておきたい。 ↑このときに買った鍋はステンレスプレートを外せば普通の土鍋だった。つまり、IH以外の熱源を用意できれば土鍋ごはんに手が届く。 というわけで、カセットコンロを導入してみた。IHと比べたらランニングコストは高くつくだろうが、美味しいごはんのためなら仕方がない。すでに土鍋が手元にあるという状況がこれを後押しする。 ずいぶん回り道をした。しかし、ようやくあの頃の美味しいごはんと再会できる。高まる期待

      • 99日でも白夜

        数え歌といえば「いっぽんでもニンジン」の印象も強い。子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」で何度も聴いた記憶がある。こちらは歌詞がユルくない。それどころかかなり緻密に作られている。 「すうじのうた」が算用数字の形に着目していたのに対し、こちらは数字の読みに耳を傾けた言葉遊びである。1本でも2ンジン、2足でも3ダル、と連鎖的に展開して最後は10個でも1ゴと無限にループする構造になっている。好き。 また、人参は1本、サンダルは2足という具合に物の数え方も教えてくれる。文法的には助

        • 煙突とお月さま

          ChatGPTによる今日のお題は「煙突」ときた。正直、何の思い入れもない。 強いて挙げるとしたら子供の頃に聴いた「すうじのうた」だろうか。数字の1を工場の煙突に見立てる数え歌である。 改めて聴いてみると歌詞がユルい。弓矢で武装しているカカシのあたりから雲行きが怪しくなる。ラッパが壊れている必然性はないように思えるし、だるまの置き場所にも意味はなさそうだ。 それでも数字の形を何かに見立てる頭の体操みたいなことが楽しかった。今だって天下一品のロゴが進入禁止の標識に似ている話

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          17本
        • 欺き欺かれて
          12本
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          26本

        記事

          風光明媚

          ChatGPTに出してもらった今回のお題は「明媚」。この二文字が単体で使われている場面を僕は見たことも聞いたこともない。絶景であることを意味する言葉らしいが、だとしたらますます風光明媚との違いがわからない。 似た四字熟語に山紫水明と花鳥風月がある。いずれも美しい自然の光景を表している。山・水・花・鳥・月などの自然物に対し、紫・明・風・光といった色や空気感を添えて美を表現する。 お気づきだろうか、明らかに異質な文字が混ざっていることに。 女へんに眉と書いて「媚」。女性の眉

          国語辞典からランダムに一語選んでもらえますか

          紙の辞典があれば適当にページを開いて最初に目に入った単語を選ぶという方法が使える。当然そんなものは手元にないのでChatGPTに頼んでみたら「兆候」を提示してくれた。 とくに書きたいテーマがないときはこれを活用していこうと思う。自分でひねり出そうとすると食べ物や時事ネタ、思い出話に走る傾向がある。これは思考が普段の生活に縛られている証拠であり、自由な発想とは言えない。 で、「兆候」をググってみると病気や災害、不正など悪い印象のものが多かった。そういえば僕もめまいが重い病気

          国語辞典からランダムに一語選んでもらえますか

          めまいからの決断

          めまいが自然に治ったことで脳に異常のある可能性は消えたと思っている。が、乱視で物が二重に見える状況は変わっていない。このままだと本当に脳の病気で視覚に影響が出たときに気づくことができない。 という理由でメガネデビューを果たすことにした。過去記事でも書いたようにこういうキッカケでもないとずっと裸眼で騙し騙し生きていたと思う。 で、眼鏡市場で検査を受けてきた。視力検査といえばCの向きを答えるヤツしか知らなかったので、謎の機械を覗いたり赤と緑を見比べたりするのは新鮮な体験だった

          めまいからの決断

          みんなのフォトギャラリーに苦手な感じのAI画像があるなぁ…

          みんなのフォトギャラリーに苦手な感じのAI画像があるなぁ…

          悩むために生まれてきた

          悲観と楽観が同居している。 まず心配性であるのは間違いない。取り越し苦労は日常茶飯事だし、石橋を叩いて叩いて叩きまくって結局渡らないことも多い。一般的にこれはチキンなどと呼ばれて短所とみなされるが、それでも構わないと思っている。 心配事のない人生が果たして幸せだろうか。不安のない平坦な道をずっと歩き続けるほうが僕にとっては苦行に思われる。悪路ばかり続くのも困るが、適度な試練は欲しい。 もし生まれてきたことに意味があるとしたら、僕の人生は考えるためにあるのだと思う。悩むた

          悩むために生まれてきた

          心配も一興

          些細な身体の不調で必要以上に不安になるエピソードは他にもあった。2年くらい前に背中のデキモノが気になって皮膚科を受診し、5分で帰ってきたことがある。 自分の背中なんて普段は目にしないので小さな変化には気付けない。それなりに顕著な症状が表れてようやく異変を察知できるのだ。 当時、背中を洗っているときに腰のあたりにしこりがあることに気づいた。鏡越しに見るといつ出来たかわからないホクロがある。触った感じと見た目の大きさの違いに違和感を覚えたが、とりあえずスルーした。 半年ほど

          気は病から

          とびきり健康でもないが、大きく体調を崩すこともほとんどない。 とくに摂生を心がけているつもりはなく、わりと欲望に忠実に生きている。昔から欲がないとは言われるので、それが身体に負荷をかけないちょうど良い塩梅なのだと思う。 めったに病気をしないのも実は考えもので、不健康に対する心構えが十分でない。身体的には大したことのない不調でも精神がやられる。 40歳を過ぎた頃から数年に一度くらいの頻度でめまいを感じるようになった。頭を特定の方向に傾けると目が回る。ネットの情報によると良

          喉元過ぎれば熱さを忘れる

          前回で一区切りついた多様性の話がとっても難産だった。1回目の結びに「つづく」と書いた時点では全5回くらいの想定だったのに、結果的に25回も続いている。どうしてこうなった。 世界は分割されるべきというおぼろげな結論が最初から頭の中にあって、その輪郭をクリアにするために手探りで各論を拾い集めていく算段だった。連続回はいつもそんな感じである。 しかし、産休クッキーに触れたことによって早々にバランスを崩す。ああ、そっちに行きたいんじゃないのよと思いながら目指すゴールから離れていく

          喉元過ぎれば熱さを忘れる

          瀬をはやみ

          ↑前回のつづき 混在する世界では敵意を撒き散らす人とそれを諌める人がいてバランスが保たれている。 丸く収まっているなら良しと言えるが、諌める方は尻拭いをさせられている状況でもある。その時間と労力をもっと他のことに使ってくれたらと思わずにいられない。 反対に敵意を際限なく増幅させた先に平和な未来が待っているかもしれない。あくまで物理衝突はダメだが、昔の不良漫画みたいに気の済むまで殴り合って最後は認め合う、みたいなことがネット上で起こる可能性もゼロではない。 世界が分割さ

          混ぜるな危険

          ↑前回の続き 逆にトランスジェンダーを受け入れない世界があってもいい。 心と身体の性別が違うと言われてもどうしても受容できない人はいるだろう。無理に納得する必要はない。自分には理解できない世界が存在すること。その世界を侵害する権利は誰にもないことだけ認められれば十分だと思う。 ABEMAのコメントの話に戻ると僕は中国の悪口を見たくない。 だからといって悪口を言うなとも思っていない。ただ、世界を分断されたい。悪口を言いたい人とそれを見たくない人が同じ世界にいるから不幸が

          多様性を受け入れる

          ↑前回のつづき 多様性という言葉は単に状態を表しているだけなのでケチのつけようもないが、大きいほうが偉いという暗黙の了解があるせいで傲慢さが見え隠れしてしまう。 少数派を受け入れてあげよう。 と、多数派はナチュラルに上から目線になる。悪気がないのはわかっているし、僕が偏屈であることも認めるが、何かがズレていると感じる。 多様性を受け入れることと少数派を受け入れることは違う。自分たちのいる世界に異端を迎え入れよう、居場所を用意しようという発想は間違っていると思う。性質の

          多様性を受け入れる

          大きな世界と小さな世界

          ↑前回のつづき 一時期、Twitterが勝手におすすめツイートをタイムラインに流すようになって反発を受けていた。ユーザー自身がフォローによって構築した閉鎖空間に頼まれてもいないメッセージを放り込めばそりゃ怒られるに決まっている。 いろいろなSNSがある中、拡散力でTwitterを超えるものはまだないと思う。これはツイッタラーが部屋に閉じこもりつつも外の様子を気にしていることの現れだ。Twitter社にしてみれば求められているものを与えたつもりだったのだろう。 インターネ

          大きな世界と小さな世界