insomnia/ファッション雑誌の端っこ

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insomnia/ファッション雑誌の端っこ

このブログにたどり着いたあなたは“おしゃれがもっと楽しくなる”。ファッション雑誌の“端っこ”に載っている、あるいは載っていそうなファッションの興味深い話題を発信。ファッション業界の“端っこ”にいるわたしと雑誌の端っこを堪能しましょう!

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ファッション雑誌は“端っこ”にこそ面白い情報がある。

ファッション雑誌を開いて、こう思ったことはないだろうか。 『一体どこを見ればいいの?』 ファッション雑誌を開いて最初に目に飛び込んでくる巻頭には、今をときめくトップアイドルがドンッ! ページをめくると、 端正な顔立ちの高身長モデルが全身ハイブランドでトータル〇〇○万円ほどのコーディネイトを披露している。 高級腕時計の宣伝ページを何ページかめくると、 自分が住んでいる同じ地球上とは思えないようなロケーションで撮影された海外のイケおじのスナップ。片手にはサーフボード。 しまいに

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          あるファッション雑誌を完コピしたら、服装を褒められるようになった話

          こんにちは。insomniaです。 普段、たくさんのメンズファッション雑誌を隅から隅まで読み込んで、面白いと思った情報をnoteにて発信しております。 本屋さんに行くと、たくさん並んでいるメンズファッション雑誌。 MEN’S N◯N-N◯、◯CEANS、LE◯N、P◯PEYE……。 開けば、高身長のイケメンがハイブランドを身につけている写真や日焼けした海外のイケおじがコーヒー片手に街を歩くスナップ等など…。 その内容といえば、持ち前の顔面と高身長を武器に、我々一般人に対

          あるファッション雑誌を完コピしたら、服装を褒められるようになった話

          “サスティナブル”ファッションと言った時点で持続可能ではない。

          ー ファッション業界は石油産業に次ぐ第二の環境汚染産業である ー SDGsに代表されるような“持続可能な社会の実現”が急務となった昨今。 ファッション業界で声高に謳われるようになった“サスティナブルファッション”なるワードが注目を集めている。 もはや説明不要の“サスティナブルファッション”だが、念の為、環境省の解説を引用する。 サスティナブルなファッションの実現は、連綿と続くファッションという文化を後世に繋ぐためにも、真剣に向き合っていかなければならない重要な課題だ。

          “サスティナブル”ファッションと言った時点で持続可能ではない。

          マルジェラと無印良品に共通する“そのまんま”という美学

          一見、全く交わりのないように思える「無印良品」と「メゾンマルジェラ」。 両ブランドの共通点に迫った以前の記事が好評だったため、今回は“より踏み込んだ内容”にまで言及したい。 以前の記事(↑)を簡潔に説明するなら、第一に、無印良品とメゾンマルジェラが共に1980年代後半にブランドとしての活動をスタートさせている点に注目した。その上で、1970〜80年代は極めて消費的かつブランド至上主義的風潮があったことに触れ、両ブランドはこの風潮へのカウンターとして“アンチ消費社会的なクリエ

          マルジェラと無印良品に共通する“そのまんま”という美学

          コンセプトなき他者基準のファッション。

          その昔、ファッションの最先端を映し出す文化装置として位置付けられていた“映画”。 読者がこぞってモデルのスタイリングを真似した“ファッション雑誌”。 そして、今、ファッションのメインストリームは“SNS”になった。 全ての人が情報の発信者であると同時に、受信者にもなったこの時代に、ファッションは真の“多様化”を迎えたとされている。 それは、価値観が映画館のスクリーンや雑誌の紙面の中に固定されず、多様な人の多様なフィルターを通して構築されたコーディネートや洋服が、インスタン

          コンセプトなき他者基準のファッション。

          “ファッション雑誌の端っこ”について

          insomniaです。 ご覧いただきありがとうございます。 当ブログ“ファッション雑誌の端っこ”の今後についてです。 このブログを書き始めて、かれこれ1ヶ月以上経過しまして、少しずつnoteの読者さんに好評いただける内容と、それほど好まれない内容がわかってきました。 具体的な記事タイトルは避けますが、〈アイテムに関する探究的な内容〉や〈ファッションの大枠に関する内容〉は結構読んでいただけています。一方、具体的なブランドに関する言及は比較的伸び悩んでいるみたいです。 no

          “ファッション雑誌の端っこ”について

          ファッショントレンドの正体は“人間の曖昧さ”

          ファッションは「去年まで美しいとされていたものが、今年も同じように美しいとされるとは限らない」という体系をとる文化。 つまり、極めて短期的に変化を遂げる流行のサイクルが存在しているということ。ファッションは「流転の文化」なのだ。 だからこそ、「流行とは何か」という抽象的な問いの答えを探ることがファッションを追求することの一側面であるといえる。 昨今はSNSの普及により、これまで以上に流行が波及するスピードが速くなっている。 ファッションを諦める人の多くは、その流行を追うこ

          ファッショントレンドの正体は“人間の曖昧さ”

          ジャケットの袖についてるボタン、意味なくない?

          仕事や冠婚葬祭の際に着用する“ジャケット(スーツ)”。 日常的に着用される方と、シーンを選んで着用される方がいるかと思いますが、ふとこう思ったことはないでしょうか。 “ジャケットの袖の部分のボタンいらなくない?” 特別にこだわりを持って作られたジャケットや高級な仕様のジャケットには本切羽(本開き)で実際にボタンとして機能するものがあるのも事実です。 しかし、一般に多く流通するジャケットの袖口のボタンといえば「ただついているだけ」の謂わば“デザイン”の一つになっています。

          ジャケットの袖についてるボタン、意味なくない?

          【無料配布記事】誰も知らない“ハイブランド”の新作を安く買う方法[6/1情報追加]

          6/1追記)ご好評いただいているため、“メルカリより安く買える穴場サイト10選”を巻末に追加しました。 はじめに『ハイブランドの服を安く買う方法』は様々なYouTuberやインフルエンサーによって語られている。 私はこの記事を執筆するにあたり、責任を持ってそのうちのいくつかの情報を確認した。 たくさん流布されているそれらの情報の語り口は大体共通している。 【本当は教えたくない!】【知らないと損!】【誰でも買える!】 そして、今あなたが読んでいるこの記事も 『本当は教え

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          結局、スウェットがグレーのイメージなのはなぜ?

          この記事にアクセスしたということは、「スウェット(ないしはパーカー)の色といったらグレー!」というイメージをお持ちなのではないだろうか。 そのイメージを裏付けるかの如く「🔍 スウェット」で画像検索をかけると、6-7割程度のスウェットがグレーの色調で作られていることがわかる。 画面上がほとんどグレー色に染まるのだ。 しまいには「グレーのスウェットは部屋着に見えるからおしゃれ服には向かない!」とまで言われてしまう始末。 では、一体なぜ「スウェット=グレー」というイメージが社

          結局、スウェットがグレーのイメージなのはなぜ?

          デートで「どっちの服が似合うと思う?」と聞かれた時の正解。

          女性と買い物デートに行った際の定番のやりとり。 「ねぇねぇ、こっちの服とこっちの服、どっちが似合うと思う?!」 これを読むあなたも、何らかの形でこの超難問に触れたことがあるはず。 あるいは、あなたがこの質問を投げかけた側かもしれません。 今回の記事では、“服好き”が考える「どっちの服が似合うと思う?」に対する正しい回答をご紹介します。 その前段階として、2023年 年間ベストセラー『頭のいい人が話す前に考えていること』の中で紹介された模範回答を服好きの観点から解説します

          デートで「どっちの服が似合うと思う?」と聞かれた時の正解。

          無印良品とマルジェラの哲学は似ている

          MUJIという愛称で世界中から支持される日本のグローバルブランド「無印良品」。 ベルギー出身のデザイナー マルタン・マルジェラが設立し、日本でも熱狂的なファンを持つブランド「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」。 両ブランドは異なる地で創業され、一見全く異なる価値を世に発信し続けているように思えるが、その根幹に据えられた哲学に大いなる交差を窺い知ることができる。 今回の記事では、無印良品とメゾンマルジェラの哲学性に注目することで両ブランドが誕生した1980

          無印良品とマルジェラの哲学は似ている

          ジャーマントレーナーが白ばっかりな理由。

          街や雑誌でおしゃれな人が履いているイメージのジャーマントレーナー。 皆さんも一度は見たことがあるはず。愛用されている人も少なくないでしょう。 そんなジャーマントレーナーですが、よく考えると…           「白ばっかりじゃない?!」 人気のジャーマントレーナーですから、赤に青に緑…色々とカラーバリエーションがあっても良さそうですが、街で見かけるジャーマントレーナーは揃いもそろって、なぜか白じゃありませんか!? そこで、今回は「ジャーマントレーナーはなぜ白ばっかりな

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