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詩を一行進めるのに、やたら寝た。うろうろ思索してる間に、突っ伏して、夢現の境目が溶け始めて、そのまま翌日。なにも進まない日が続いた。が、進められる日がいきなり訪れる。
コントロールできないのは、未熟だからか、それとも時間が筆なのか。

道筋は見えているので、もう書き始めるだけ。書いている間に、嘘が浮き上がってくるので、なるべく直す。ただ、見誤ることも詩のうちかな、とは思っている。その瞬間ごとにあった物や事を、わたしというフィルターで濾過する。その不純さ故に、面白くなる気もするから。


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