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成長のタネ(by 本から学んだ大切な教え)

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「寂聴 源氏物語」を読んで|今も昔も変わらず人間関係に振り回される日々

「寂聴 源氏物語」を読んで|今も昔も変わらず人間関係に振り回される日々

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「寂静 源氏物語」を読み切りました。先日は読み始めてよくわからなくなってしまったのでwikipediaなどで勉強していました。

光源氏を読んで思ったことを書きたいと思います。一般的な感想から個別に思うことまで書いてみたいと思います。思いのまま書いているので内容が少し違ってたらごめんなさい。

桐壺は光源氏のお母さま|お局さまの恨みに耐える日々源氏物語の最初に登場するのは桐壺

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土曜日がまさかの動画漬けになってしまった話|あなどれぬ『本好きの下剋上』|新感覚の転生物語|見ていると泣けてくるのが不思議

土曜日がまさかの動画漬けになってしまった話|あなどれぬ『本好きの下剋上』|新感覚の転生物語|見ていると泣けてくるのが不思議

土曜です。いろいろとやることを決めてましたが、ちょっと見てみよっかなっとついつい見てしまったら・・・止まんねー。止まらないのです。こんなとき、「ハー、やっちまった。」と思ってしまうときでも、この作品に限っては後悔はないのです。

後悔するひとつの原因に見っぱなしがある。だから、見たことをnoteに残しておこうと思います。(いや、ちがうな。後悔する作品はnoteに残しておこうとは思ないし・・・笑)

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遅すぎることは何もない。今がその時|『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで

遅すぎることは何もない。今がその時|『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んで

村上春樹さんの小説を読みました。本書を読んだきっかけは、『NO.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』を読んだことがきっかけです。その中に村上春樹さんの小説の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の物語が登場したからでした。

『NO.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡』(作家・志賀内泰弘著)で紹介されているレクサス星が丘店が、村上春樹さんの小説のモデルになっていると書かれてい

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「志高く 孫正義伝 決定版」を読んで|ソフトバンクといえば携帯電話だけど、もっと以前から事業を営む日本を代表する事業家

「志高く 孫正義伝 決定版」を読んで|ソフトバンクといえば携帯電話だけど、もっと以前から事業を営む日本を代表する事業家

また一冊本を読みました。孫正義さんを描く「志高く 孫正義伝 決定版」です。2004年刊行後、何度も刊行修正を重ね2020年に決定版として発刊されたものです。

孫正義さんご本人の2日のインタビューと近くでの活躍を見てきた井上篤夫さん作による集大成です。本人の自叙伝ではないのものの、孫正義という人がどのような歩みをしてきたかが良くわかる本でした。

孫正義と聞くと、ボーダフォンがソフトバンクに代わっ

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日経トレンディ5月号を読んで|健康第一!常識は常にアップデートされてるのね

日経トレンディ5月号を読んで|健康第一!常識は常にアップデートされてるのね

日経トレンディを今月も読みました。雑誌なんですけど、いろいろ気付きが合っておもしろいのです。

2月はNISA、3月はマイル、4月はバイト、5月は何でしょうか。
それは健康でした。

本書を読むと、健康に対する常識というのは未来永劫変わるものではなくて刻々と変わっていくのだなと思いました。そのおかげで常識をアップデートすることができました。

ただ、あまりにも極端な例もあって、本当にこれは盲信して

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湊かなえさんの「往復書簡」を読んで|手紙から過去をなぞらる新鮮な切り口

湊かなえさんの「往復書簡」を読んで|手紙から過去をなぞらる新鮮な切り口

ロングドライブのお供に聞いた湊かなえさんのミステリー小説「往復書簡」です。頭を使わないでリラックスして聴けるかなぁと思ったらなかなか読み解くのに大変な小説でした。切り口が斬新なので好き嫌いが分かれる小説なのかもしれません。

手紙を読む形で過去を振り返り事の真理に迫る本作が独特なのは、手紙を読むことで物語の真理に迫っていくところだと思います。最初は過去に起きた思い出やちょっと残念な出来事です。

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「歌われなかった海賊へ」を読んで|ナチスドイツの圧政に気づき反旗を翻した若者たちの物語

「歌われなかった海賊へ」を読んで|ナチスドイツの圧政に気づき反旗を翻した若者たちの物語

1冊おもしろそうな本が紹介されてましたので、読んでみました。タイトルは「歌われなかった海賊へ」です。

作者は逢坂冬馬さんです。本書を読もうとしたきっかけは、前作の「同志少女を敵を撃て」という作品が臨場感があっておもしろかったので是非とも読んでみようと思ったからでした。

「同志少女よ敵を撃て」の振り返り「同志少女を敵を撃て」は第二次大戦の頃のロシアスナイパーの物語だったと思います。個人的な考えと

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稲森和夫さんの「心。」を読んで|人のために何ができるかの心が大切

稲森和夫さんの「心。」を読んで|人のために何ができるかの心が大切

稲盛和夫さんの「心。」を読みました。

稲盛和夫さんといえば、京セラ(京都セラミック)の創業者。名誉会長でもありました。その手腕を買われ、日本航空の復活を達成させました。

特に日本航空は、会社更生法のもと2兆3000億円という負債を抱えて事実上
倒産。しかし、翌年には、1800億円以上の収益を出して、約2年3か月で再上場を果たすという奇跡をたどりました。

そこには、日本航空の従業員ひとりひとり

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スティーブ・ジョブズスピーチズを読んで|彼はとても人間味にあふれてたんだなぁと思った

スティーブ・ジョブズスピーチズを読んで|彼はとても人間味にあふれてたんだなぁと思った

おはようございます。今日は軽く日記をささっと書きます。
1冊本を読みました。題名は「スティーブジョブズスピーチ」です。

スティーブジョブズのスピーチを集めた本で、そのスピーチからスティーブジョブズがどんな人だったのか、どんな考えをもっていたかが書かれている本です。

1時間くらいで読める分量ですので、ささっと読めますのでお勧めです。
本を読んだきっかけは、スティーブジョブズがどんな人だったのかを

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「世界と比べてわかる日本の貧困のリアル」を読んで|日本には世界とは異なる社会構造によってもたらされる貧困がある

「世界と比べてわかる日本の貧困のリアル」を読んで|日本には世界とは異なる社会構造によってもたらされる貧困がある

また、一冊本を読みました。といっても少し前です。思い出しながら書いています。タイトルは「世界と比べてわかる日本の貧困のリアル」です。

Audibleのおすすめに出てきました。日本では物価が上がらず全然成長せず、世界に取り残されてしまった・・・。とよく言われています。だけど、自分はそのことがよくわからなかったのです。だからこの本がそのことを教えてくれる気がしたので手にとりました。

本書は、日本の

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アンコンシャスバイアスマネジメントを読んで|思い込みを知ると自分の間違いに気づけやすくなるかもしれない

アンコンシャスバイアスマネジメントを読んで|思い込みを知ると自分の間違いに気づけやすくなるかもしれない

バイアスとは思い込みのことです。
世の中にはたくさんのバイアス(思い込み)があります。よく確証バイアスとか認知バイアスとかよく知られていています。

アンコンシャスバイアスは本人がバイアス(思い込み)にはまっていないと思い込んでいる状態になります。アンコンと略して言われることもあります。無意識の思い込みということができます。

思い込みをしていると認識しているバイアスはまだよいのですが、ときとして

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ジョージオークウェルの1984年を読んで|こんな近未来はゴメンだぜ

ジョージオークウェルの1984年を読んで|こんな近未来はゴメンだぜ

この作品は、1949年ごろに1984年の未来を描いた作品である。1949年後第二次大戦後間もないころに書かれた。

イギリスの作家であるジョージオークウェルは、病床の淵にあった。当時不治の病である結核に苦しみながら、療養先であるスコットランドのジュラ島で執筆された。

物語の全体は暗く、その中にも希望を見出しつつも、結局絶望していく様子は彼の執筆時の境遇も反映しているのではないかと思われた。

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「ヤバイ話し方」の本を読んで|2年前に読んだ下書きから振り返ってみる

「ヤバイ話し方」の本を読んで|2年前に読んだ下書きから振り返ってみる

おはようございます。昨日から、YouTubeをだらだら見てしまうという悪循環です。きっと悪循環ではなくて息抜きを欲しているかもしれません笑

そう思ってnoteをみていたら、古い下書きを見つけた。今日下書きをみたら333件あった。そのほぼ1番古いのを掘り起こしている。

そうしたら、結構書いてあったので、自分の肥やしとして振り返ってみる。
箇条書きにつらつらと書いていくのでストーリー性はあまりない

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「イーロンマスク 下」を読んで|ウクライナにも関係|ツイッター買収劇の舞台裏が興味深い

「イーロンマスク 下」を読んで|ウクライナにも関係|ツイッター買収劇の舞台裏が興味深い

「イーロンマスク 下」を読みました。前回、上巻を読ませていただきイーロンマスク氏の印象が大分変りました。その下巻を読みました。これ以上、ぼくの中で印象が塗り替わることがあるのかと思ったら、さらに塗り替わりなした!

改めて、イーロンマスク氏は、昭和的な考え方をしていて、それが魅力的な方なんだなと思いました。前回の記事はこちらです。

本書を通じて、世界で起こっている出来事にイーロンマスク氏が良くも

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