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POOLO JOBと私

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思い切って始めたPOOLO JOB、いっぱい書いていっぱい成長したい
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記事一覧

【復習:POOLO JOB】五月女 菜穂さんの「伝えるための文章術_トラベルライター概論」

この記事は、POOLO JOBの講義の復習です。 5月13日に「伝えるための文章術_トラベルライター概論」の講義を受講しました。 講師は五月女菜穂さん、新聞記者としてキャリアを始めたのち、現在はフリーランスのライターをされています。"旅"と"演劇"という2つの軸を持っているという異色の方! POOLO JOBのコースも終盤に差し掛かっていたので、今までを振り返るような講座内容にしてくださいました。 「ライター」とは"伝える人"まず、「"ライター"とは何かを一度考えていただ

【復習:POOLO JOB】片渕ゆりさんの「伝えるための文章・取材・写真講座」

この記事は、POOLO JOBの講義の復習です。 5月13日に「伝えるための文章・取材・写真講座」の講義がありました。講師は片渕ゆりさん、旅をテーマに写真と文章のお仕事をされています。 片渕さんのケーススタディを交えて、旅にまつわる取材記事のノウハウを文章と写真との両面から教えていただきました。 特に、リアルな失敗談は聞いている私も冷や汗モノで、その防止策も伝えてくださったのはありがたかったです。 取材記事の文章に必要なこと最初に、個人の日記やブログと仕事として書く時の文

【復習:POOLO JOB】くいしんさんの「伝えるための文章構成/文章術」

この記事は、POOLO JOBの講義の復習です。 4月19日に「伝えるための文章構成/文章術」の講義がありました。 講師のくいしんさんは、インタビュアー・編集者・ライターという肩書きに加えて、くいしん株式会社代表もされています。 特にインタビューが得意だとのこと、講義ではインタビューのコツ以上に大切なテーマのお話をしてくださいました。 内向的で「インタビューなんてとんでもない」と思っていた私でも、インタビューをしてみたくなったこの講義、改めて復習してみます。 くいしんさ

【復習:POOLO JOB】伊佐知美さんの「キャリア戦略概論」

この記事はPOOLO JOBの講義の復習です。 2023年4月5日、編集者・フォトグラファーの伊佐知美さんの講義「キャリア戦略概論」がありました。 講義の前に、予習として伊佐さんの書いた記事などを読んでいたのですが、「私の周りにはいないタイプだな」と、よそよそしい感想を持ちました。しかし、オンラインで拝見し、画面から溢れるような笑顔に一目惚れ。一瞬でファンになってしまいました。その柔らかい雰囲気からは見えないマッチョな側面も尊敬してしまう! そんな伊佐さんの講義は多くの

【復習:POOLO JOB】根岸やすゆきさんの「これからの仕事論」

この記事は、POOLO JOBの講義の復習です。 2023年6月10日、ランサーズのエバンジェリストである根岸やすゆき氏の講義「これからの仕事論」がありました。 根岸さんは「これからの仕事論」として、時代が変化しても変わらない仕事の価値とは何か、進化する時代でもやりたい事でハッピーに稼ぐヒントなどをお話してくださいました。 今後、トラベルライターとして道に迷った時に、振り返りたい内容だったので、ここに復習も兼ねて書き記しておきます。 これからの仕事論・概念編まず、「時給

イタリアの葡萄畑からワイン生産者の想いを伝えたい

私は、イタリアに住んでいます。滞在生活が長くなってくると、この国ではワインと文化が深くつながっていることを実感します。 知らないでいるのはもったいない! 食いしん坊でもあるので、ワインのことを数年前から学び始めました。 その文化は地球環境にもつながる、深く慎ましい愛情でした。アルコールを含んだ液体だけではない魅力があります。この記事では、ワイン生産者の想いを葡萄畑の写真と一緒に伝えたいと思います。 「それは葡萄が決めること」ワインのイベントに参加し、生産者と話をする機会が

ベネチア郊外の小さな町へ。130年以上の歴史あるパティスリーを訪ねて

イタリア北東部に在住する私ミヤコが、ベネチア郊外の小さな町ミラーノ(Mirano)を訪ねてきました。目的は老舗のパティスリー「パスティッチェリア・トノロ(Pasticceria Tonolo)」。ここは、1909年のパリで開催された国際博覧会のコンペティションで優勝したという、130年以上もの歴史があるお店なんです! まるで文化遺産のような老舗が、なぜこんなに小さな町で今も続いているのか? 変わらず続くおいしさと、地域愛の秘密を聞いてきました。 歴史が残るミラーノの市街地に

POOLO JOB 3ヶ月の学びとこれから

4月から始まったPOOLO JOBのコースがもうすぐ終わろうとしています。この3ヶ月間、トラベルライターを目指して、かなり頑張って学びました。自分の自信のなさを実感したり、書く以外のことに向き合ったりもしました。卒業後は、自分一人でライターへの道を切り開いていくことに不安もあります。 でも、考えてみると、成長もいっぱいしました。 この記事では、この3ヶ月間、何を学んだのか順を追って振り返ってみます。 「旅を仕事の一つにする」って、したいよ!旅行が大好きな私、「旅を仕事の一つ

POOLO卒業生インタビュー:ちゃんみねさんが見つけた豊かさ

TABIPPOが運営するニューノーマルトラベラーの学校POOLO、その卒業生であるちゃんみねさんのインタビューをさせてもらいました。 POOLOとは、「仲間と学んで自分と世界を豊かにするライフデザイン」をテーマとして、8ヶ月間、仲間と共創して人生をアップデートする学校です。 ちゃんみねさんは、2022年1月から、POOLO3期生として活動されていました。そして、現在は、私の参加するPOOLO JOBのサポーターとしても活躍されています。 本業では保険の営業をされており、F

文章を3ヶ月間書いたら、「迷い」も成長の証だと受け入れられるようになった

TABIPPO主催のPOOLO JOBというコースで、4月からトラベルライターになるための勉強をしています。この記事では、約3ヶ月間、何を学んだか振り返ってみたいと思います。 経験をアウトプットしたいから書く!旅行やワインが好きで、その経験をアウトプットしたいと思っていた私。写真だけでなく、文字にもしたいと試行錯誤していた時に、POOLO JOBというピッタリのコースを見つけました。ここでは、旅を仕事にするトラベルライターを目指して、書くことと発信することが学べます。 4月

マリコカザンさんインタビュー「桜島と移住とジオガイド」

今回は、私が学んでいるPOOLO JOB1期生で同期のマリコカザンさんのインタビュー記事です。 マリコカザンさんはお名前からもわかるように火山が大好き、特に桜島が推しだとのこと。現在はなんと、その推しである桜島にお住まいです。 学校の授業で名前を聞いたことはあり、噴火をよくしているようだがそれだけしか知らない桜島。場所は鹿児島県鹿児島市、市内からはフェリーに乗って15分で着くとのこと。Googleマップで見てみると、「日本で最も活発な火山」と説明されています。それって大丈夫

イタリアで働く。長期休暇はみんなのために

たまに言われる「長期休暇があっていいね」について考えてみました。 現在、私はイタリアの建築設計事務所で正社員として働いています。 就業時間は月曜日から金曜日の9時から18時まで、お昼休みは1時間です。 就業時間は日本と変わらないかも知れませんが、大きな違いとして、イタリアには長期休暇をとる習慣があります。 私の職場では年2回、8月は3週間、年末年始は2週間の計5週間の休みがとれます。 前職はブラックなデザイン事務所で、ここではアルバイトのような立場でした。固定給なので残

人見知りの私が取材をして見つけたこと

現在、私はPOOLO JOBというトラベルクリエイターを育てる学校で、ライターになる修行をしています。5月の課題に「地域の魅力を伝える文章を書く」というテーマがあり、実際に足を運んで取材する必要がありました。でも、私は人見知りで非社交的。イタリアの片田舎に住んでいて、取材を頼めるような友達もいません。さて、どうしましょう? 家から100m先のお店に取材を申し込む悩みに悩んで、近所の老舗パティスリーへ取材をすることにしました。ほぼ毎週、お店に行っているので顔は知ってもらってい

ワインを通じて一歩踏み出したら広がった世界

家と職場の往復だけだった2002年にイタリアへ留学し、この地で働き始めたのは2006年。最初は何もかも新しくて難しくて必死にしがみついていたが、年月が経つと状況に慣れてしまう。10年も経った日には、毎日退屈していた。 家と職場の往復。仕事に行って、帰りのバスに乗り、降りるバス停の前にあるワイン屋さんで、たまに赤ワインのボトルを買うのが楽しみだった。 変化のキッカケは、気に入っていた銘柄のワインがそのお店に入荷されなくなったことだった。ある日、お店のオーナーは「もうあれは置い