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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit … もっと読む
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記事一覧

「奇妙な制度」をつくったら、意思決定の質もスピードも爆上がった話。

成長フェーズのスタートアップであれば、大小の差こそあれ、以下のような「意思決定にまつわる問題」を抱えているのではないでしょうか。 この問題に早めに手を打っておかなければ、スタートアップ的な成長が実現できなくなってしまう。意思決定の質とスピードを圧倒的に高める、魔法のような解決手段はないのか…? そんな課題意識から生まれたのが、今回ご紹介する「蠱毒(こどく)」です。 名前だけ聞いても「??」だと思いますが、簡単にいうと「限られた時間内に、ある課題やテーマに対して、参加者2

仮説としての人的資本開示・活用に向けた「経営戦略と連動した人事戦略」の策定ステップ

2022年の研究テーマは「経営戦略をドライブさせる人事KPIの設定」でした 5月に経済産業省から発表された「人材版伊藤レポート2.0」の中でも最も重要だと言われている「経営戦略と人事戦略の連動」 最も重要だが最も科学されていないであろうこの領域において一定の解を見つけることで、経営の中での人事の役割をできる限り定量的に示せるようになりたい、というのが研究をはじめたきっかけでした 研究は個人ワークとして続けていたものと1年間通わせていただいた人事プロフェッショナル講座での

「DAO的な組織づくり」の実態とは? Ubie×ゆめみ×Gaudiyの代表が語る【イベントレポート】

2022年6月23日(木)に開催された、特別イベント「自律駆動するDAO的な組織づくり」。 自律分散型の組織形態のひとつ「ホラクラシー」を採用するUbie共同代表 エンジニア・久保さんと、マネジメントの自動化をめざして独自の組織づくりを推進する、ゆめみ代表・片岡さんをゲストにお迎え。 DAO的なEXを重視した組織づくりを推進するGaudiy代表・石川とともに、自律分散型組織における意思決定の仕方やインセンティブ設計、採用、カルチャー醸成に至るまで余すところなくお話しした全

【令和トラベルの人事制度】働きながら、子どもと一緒にニューヨークで過ごした1ヶ月

こんにちは。 令和トラベルに転職し、スタートアップ10ヶ月目の大木優紀です。 毎日が未知との遭遇。 スタートアップ特有の用語には、ちょっと慣れてきたけれど、大きな勘違いやのけぞるような衝撃もあったりしながら、試行錯誤の日々は続いています。(最近は、必死にKPIを定めにいっています。定量なのか、定性なのか…混乱しながら格闘しております…。) そんな私ですが、この夏、子ども2人を連れて、1ヶ月間をニューヨークで過ごしました。 長い間抱いていた夢が叶い、「働き方が自由になると

「評価」「給与」「経験」の3つの格差が、女性管理職登用を遠ざけている? 不公平感、不平等感がやる気の阻害要因に。

皆さん、こんにちは。今回は「女性登用」について書かせていただきます。 2022年10月に、サイバーエージェントの新執行役員体制が発表され、女性の執行役員が新たに3名誕生し、全執行役員のうち18%が女性社員という新体制で臨むことになりました。これは、数年前から女性活躍を推進してきた中で、大きな前進であると思っています。 一方で、世の中的には「ジェンダー・ギャップ指数」が146カ国のうち日本は116位と、まだまだ遅れをとっている状態です。 各企業の女性管理職育成が課題となる

企業文化に投資する

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 本日は、LayerXが大切にしている「企業文化への投資」についてです。 LayerXでは事業戦略と同じレベル、もしくはそれ以上に企業文化に投資していくことを重視しています。 5年前の記事にもなり恐縮ですが色褪せない記事だったので引用します。かのメルカリも急成長の原動力は「バリュー」(行動指針) というくらいエクセレントカンパニーでは、企業文化への投資が重視されていると感じます。 LayerXでも、同様に企業文化への

「組織開発」は人事に何をもたらしてくれるのか?

Engagement Run!の講師を担当している神吉徹二(@tetsujikotta)です。8月からジョインさせて頂きました。「組織開発」が狂おしいほど好きです。 今日は、「組織開発※」が人事部門にもたらしてくれる大きな効果について、私が実践する中で感じたことを書いてみたいと思います。 ※組織の課題を(Wevoxなどのサーベイツールを活用するなどして)対話し、自分達で組織を良くするために打ち手を実践していく活動全般のこと。 誰なのか? 普段は、フリーランス人事として10

海外HRTechサービスから日本での機会を考える - TheOrg(company org charts)

欧米のHRTechサービスを研究し、日本での可能性についても示唆を得ようという本企画。毎回欧米のHRTechサービスを一つ取り上げ、機能等のリサーチを行い、日本で同様のサービスを展開するには?という視点で私の個人的な考えをまとめております。 ありがたくも今月から日経COMEMOの執筆者として記事を書かせていただくことになったので、毎月HRTech関連の記事を発信していければと思います。 かなり久しぶりの投稿になりましたが、第五回目は企業の組織図データベースである「TheOrg

会議と議事録が変われば、会社が変わる

こんにちは、プロダクトマネージャー のたけまさです。 今回は会議改善の考え方とノウハウをまとめました!当記事を書くきっかけになった、CEO河邑のプチバズりしたツイートです。 会社に所属する人間にとって、会議と議事録はとても身近なものです。 身近にある日常の当たり前レベルを上げることは生産性に直結します。 会議のパフォーマンスが微妙なんだよなぁ。。とお悩みな方々のご助力になれば幸いです!各項目にはサンプルも掲載しています。 要約 重要ポイントです。お時間がない方はこちらだ

才能が集まる会社、逃げる会社

\マネジメントスクール&コミュニティ「Emo」受講生募集中/ ベンチャーは、いつだって1人の才能が切り拓くプロローグとして、ある出来事について書かせてください。 以前、弁護士ドットコム株式会社代表取締役の内田さん(現取締役会長)、同社専門家プラットフォーム事業担当取締役の田上さん、クラウドサイン事業担当取締役の橘さんに、それぞれマネジメントトレーニングをさせていただく機会に恵まれました。 田上さん、橘さんはお2人とも弁護士資格をもつドメインエキスパートであり、大きな事業を

幸不幸を分ける「ファクターX」

今、多くの企業が、離職やメンタル不調、さらに受け身で生産性の低い職場という課題を抱えています。一言でいうと、多くの企業が、不幸せで消極的な組織になっています。これが、この20年に渡る日本の凋落をもたらしている大きな原因だと考えます。 私のグループでは、過去20年に渡り、組織に関するデータを収集、解析し、 これら課題を起こしている要因、すなわち「ファクターX」を、データから明らかにしてきました。   組織に、このファクターXが多いか、少ないか、により、生産的で幸せな組織になる

男女賃金格差の開示義務化を受け、海外のDEI Techの潮流は日本にも訪れるか?(2023年追記あり)

XTalentの上原です。withworkというワーキングペアレンツ向けの転職サービスを運営しています。 今日は、DEI Techのトレンドは日本にも訪れるか?というテーマで最近考えていたことについて書いてみます。 男女の賃金格差の開示義務化先日のこのニュースは、経営・人事の役割を担っている方なら一定の注目をされたのではと思います。 未上場含め301名以上の企業がその対象となり、Web上で男女の賃金格差を開示する義務がある、というもの。人的資本の開示については近年ずっと

人事領域に「KPI設計」が必要な理由

こんにちは、WorkTech研究所の友部です。 前回は「ハイパフォーマー分析をどこから始めるか」について書かせていただきました。パフォーマンスについての定義が決まれば、それをベースにKGIやKPIを設計できるので分析にとってHappyだよね、というお話でした。 人事に限らず事業やサービスにおいて、分析やデータ活用において切り離せないのがKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)です。私のような分析屋の最大の仕事はKPIのデザインである、と

ピープルアナリティクスを学びたい人事の皆さんにおススメです

以前、以下のnoteで書いたAcademy to Innovate HR(略称AIHR)が認定している「People Analytics」のcertificationを取得することが出来ました。このAIHRは、2016年に設立されたオランダのアカデミーで、HRプロフェッショナルとして必要なスキルをオンラインで学べる学習プラットフォームです。 https://www.aihr.com/ People AnalyticsやDigital HR、OD等11のcertificat