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お話を書いたり📕絵を描いたり🖼間取りを描いたり🏡縫い物🧵をするのが好きです。 ここには…

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お話を書いたり📕絵を描いたり🖼間取りを描いたり🏡縫い物🧵をするのが好きです。 ここには書いた小説を載せていきたいと思います。 ときどき絵や、生き物の写真とかも載せていくと思います。 だいぶ人見知りですが、よろしくお願いします。 Instagramもぽつぽつやってます。 福岡在住。

マガジン

  • 3行日記

    3行日記をまとめてみる。

  • 〈小説〉青い目と月の湖

    長編小説なのでこのマガジンにまとめていきます。 とはいえ『腐った祝祭』ほど長くはないです。 魔法使いと呼ばれる男が出てきます。 ただ今連載中です。 もう少しで終わりそうです。

  • いきもの

    花とか虫とか生き物の写真をまとめようと思います。 (シモフリスズメさんの記事は別にマガジンを作って『霜降日記』としてまとめてみました)

  • 創作大賞2024応募作品

    創作大賞2024に応募した作品です。 「犬と金魚」は33,000字ほどで1記事にまとめているので長いな!と感じられるかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです<(_ _)>

  • 〈小説〉短編集

    短いお話をまとめていきます。

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mitsuki の マガジン・マップ

🌼 記事が増えてきたので、見やすいように並べてみました 🌼 創作大賞2024に作品を応募しました。 読んでいただけると嬉しいです📚 こちらのマガジンから飛べますので↓…

mitsuki
3か月前
70

今日もちょっと寒い。

不二子ちゃんの声好きだった。

明日もがんばろう。

mitsuki
3時間前
9

読後感

期限が迫っていたので借りていた本を急いで読み終えた。 途中までは面白かったけれど、どす黒い犯罪の影が出てきてからだんだん憂鬱になり嫌な気分で終わった。 紙の本な…

mitsuki
1日前
18

小説|青い目と月の湖 29

 クロードは地面に四つ這いになったまま、体が落ち着くのを待った。  体から内臓の欠片が剥がれ落ち、体液が滴り落ちていく。  ぼとりぼとりと落ちるそれらは、黒い泥の…

mitsuki
1日前
4

今日も暑くはなかった。

ちょっと変な姿勢でPCに向かってたら首が痛くなった。

もう眠くなってきた。

mitsuki
2日前
11

ひめあお

ひっくり返っていて、もう動かなくなっていた。 階段の窓のところ。 どうしようかと思って、とりあえず他人に捨てられるより私が土に返そうと思って、直接さわっても大丈…

mitsuki
3日前
20

夜目を覚まして本を読んでしまった。

改行があまりなく文字がぎっちり詰まっている本で、おもしろいけど時間がかかりそう。

多分そのせいで寝不足、泥のように眠りたい、明日は仕事。

mitsuki
3日前
12

今日は大体くもりの一日。

そんなに暑くなかった。

というか今は少し肌寒いかも。

mitsuki
4日前
13

今朝の空はめずらしく青かった。

湿度が低かったらしく、気温のわりにさわやかだった。

天気は良かったけれど、やや頭痛気味。

mitsuki
5日前
16

昨夜好きなラジオDJさんのインスタを見ていて、別の好きなDJさんの訃報に気付いた。

とてもいい声の元気なイメージのDJさんだった。

猫が好きで、寅さんが好きで、明るくて、これからもたくさん旅をする人だと思っていた。

mitsuki
6日前
12

おー

見なれない通知があったので見てみると、まだちょっとnoteの仕組みが判ってないんですけど、記事の紹介などをしていただいたようでした。 たよろよろ図書館DATABASE|note…

mitsuki
7日前
20

小説|青い目と月の湖 28

 昨日、日が暮れる前に出かけようとクロードは言ったが、マリエルは断わっていた。  もちろん気が変わった訳ではない。  ただ、ある程度の片付けをしておきたかったのだ…

mitsuki
8日前
15

のびのび

 久しぶりに少しだけ庭の草むしりを……と思ってたのに、伸びすぎた枝と茂りすぎた草に向かうと、どうにも止まらずに多分1時間くらい格闘していた。  ほどほどにしとか…

mitsuki
8日前
27

人間があれこれこねくり回さなければ全て上手く行ってるんじゃないかとやはり思っている。

それで喜ぶのはその生き物でなくて人間だろうし、しかも今人間はたいして豊かにはなっていないのではないか。

1日黙々とPCに向かって目が疲れた。

mitsuki
9日前
18

小説|青い目と月の湖 27

 思いがけず、ドアは音もなく開いた。  どうしてそこにクロードがいるのか、ハンスには理解できなかった。  クロードは、湖に近付くことさえできないのではなかったの…

mitsuki
10日前
9

ショートショート|消す

 仕事が終わって帰っている途中だった。  私は横断歩道の手前にいた。  歩道を小さな白い犬が散歩させられていた。  目の前を家族らしい男女が数人でひとりの犬を連れ…

mitsuki
10日前
17
mitsuki の マガジン・マップ

mitsuki の マガジン・マップ

🌼 記事が増えてきたので、見やすいように並べてみました 🌼

創作大賞2024に作品を応募しました。
読んでいただけると嬉しいです📚
こちらのマガジンから飛べますので↓よろしくお願いしますm(_ _)m♪

小説

エッセイ & 日記

絵 & 写真

今日もちょっと寒い。

不二子ちゃんの声好きだった。

明日もがんばろう。

読後感

期限が迫っていたので借りていた本を急いで読み終えた。

途中までは面白かったけれど、どす黒い犯罪の影が出てきてからだんだん憂鬱になり嫌な気分で終わった。

紙の本なので残りの紙数を見るとこれは結論は出ないなと想像はついたけど、案の定結論の出ないお話で、でも読んだ後はこっちの勝手なので自分の腑に落ちる結末を想像しておこうと思って収めたけれど、それでも酒の飲み方くらい覚えてこいと思った。

小説|青い目と月の湖 29

小説|青い目と月の湖 29

 クロードは地面に四つ這いになったまま、体が落ち着くのを待った。
 体から内臓の欠片が剥がれ落ち、体液が滴り落ちていく。
 ぼとりぼとりと落ちるそれらは、黒い泥のようなものから液体に変化し、土に染み込んでいった。

 一つ大きく息を吐き出して、地面から手を離した。
 その手で顔を拭うと、魔物の青い血がべとりと手に付いた。
 何度経験しようと、気味のいいものではない。
 しばらくすると、血は風に揺ら

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今日も暑くはなかった。

ちょっと変な姿勢でPCに向かってたら首が痛くなった。

もう眠くなってきた。

ひめあお

ひめあお

ひっくり返っていて、もう動かなくなっていた。

階段の窓のところ。

どうしようかと思って、とりあえず他人に捨てられるより私が土に返そうと思って、直接さわっても大丈夫かなと思って、そっとつまんで手の平にのせた。

裏側は白っぽかった。

表側は、無意識のうちに茶色いのだろうと当たり前のように思っていたのだ。

それが、思いがけない色だった。

青っぽい緑色だった。

わぁ、と思った。

初めて見る

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夜目を覚まして本を読んでしまった。

改行があまりなく文字がぎっちり詰まっている本で、おもしろいけど時間がかかりそう。

多分そのせいで寝不足、泥のように眠りたい、明日は仕事。

今日は大体くもりの一日。

そんなに暑くなかった。

というか今は少し肌寒いかも。

今朝の空はめずらしく青かった。

湿度が低かったらしく、気温のわりにさわやかだった。

天気は良かったけれど、やや頭痛気味。

昨夜好きなラジオDJさんのインスタを見ていて、別の好きなDJさんの訃報に気付いた。

とてもいい声の元気なイメージのDJさんだった。

猫が好きで、寅さんが好きで、明るくて、これからもたくさん旅をする人だと思っていた。

おー

見なれない通知があったので見てみると、まだちょっとnoteの仕組みが判ってないんですけど、記事の紹介などをしていただいたようでした。

たよろよろ図書館DATABASE|noteさん、山門文治(やまかどぶんじ)|コトバテラス|noteさん、ありがとうございます<(_ _)>。

なんか、嬉しいですね。
(こちらです↓)

小説|青い目と月の湖 28

小説|青い目と月の湖 28

 昨日、日が暮れる前に出かけようとクロードは言ったが、マリエルは断わっていた。
 もちろん気が変わった訳ではない。
 ただ、ある程度の片付けをしておきたかったのだ。
 もう二度と帰ることはないだろうと思えば、仕方のないことだった。
 簡単な荷造りは一時間もあればできるが、気持ちの整理はそう簡単には行かない。
 決心は揺るがなくとも、やはり思い出はここにある。
 城の隅々のそれらを全て自分に移し替え

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のびのび

のびのび

 久しぶりに少しだけ庭の草むしりを……と思ってたのに、伸びすぎた枝と茂りすぎた草に向かうと、どうにも止まらずに多分1時間くらい格闘していた。

 ほどほどにしとかないとと思ってやめたけど、汗だくだわ足腰ガクガクだわで、明日がちょっと怖くなる。

 でも作業していると手際がだんだん良くなっていくのが楽しく、初めは枝でゴミ袋が破れないように短く切っていたのを、アレ?コレ、ツルでまとめたらいいやん?と閃

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人間があれこれこねくり回さなければ全て上手く行ってるんじゃないかとやはり思っている。

それで喜ぶのはその生き物でなくて人間だろうし、しかも今人間はたいして豊かにはなっていないのではないか。

1日黙々とPCに向かって目が疲れた。

小説|青い目と月の湖 27

小説|青い目と月の湖 27


 思いがけず、ドアは音もなく開いた。
 どうしてそこにクロードがいるのか、ハンスには理解できなかった。
 クロードは、湖に近付くことさえできないのではなかったのか。
 それがどうしてこの城に、この城の広間に?

 しかし、そんな疑問はすぐに何処かへ吹き飛ばされた。
 挨拶のキスくらい、ハンスだって見たことはある。
 父や母がおはようと言ってキスをしたり、自分にキスをしてくれたり、家族以外の場合

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ショートショート|消す

ショートショート|消す

 仕事が終わって帰っている途中だった。
 私は横断歩道の手前にいた。
 歩道を小さな白い犬が散歩させられていた。
 目の前を家族らしい男女が数人でひとりの犬を連れて横切っていく。
 私は犬を見なかった。

 犬は私に向かってキャンキャンと吠えながら言った。
「判ってるくせに知らん顔かよ、へっ!」
 それでも私は犬を見なかった。
 私はまるで人と犬とが散歩している所なんて見えていないように、縦に二つ

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