湯浅淳一

日常で思考した言葉たち、本で刺さった言葉たち / https://linktr.ee/…

湯浅淳一

日常で思考した言葉たち、本で刺さった言葉たち / https://linktr.ee/junjourney

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『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子 『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』 って本で読んだ。 『 お金は鋳造された自由だ 』 とドストエフスキーは言った。 明日、世界一周に行くこの言葉が胸にあれば、生きていける。 人生の軸である。 歩くための背骨である。 " 明日、世界一周に行ける " 自分になるために、今日の自分がある。 自分になるために、今日の自分がある。 湯浅教の誕生である。 絶対的な教えがあれば、宗教は作れる。 教典は、『 幸

    • 人の一生というストーリー

      20240502 得たものよりも、失ったものに対して、執着を持つ 男はだろうか? 私も恋愛が一瞬で醒めたことはあったが、女の方が一瞬で醒めることが多いように感じる 体感的にも、物語的にも 小説は、もちろん物語である 心は、脳という計算機の結果が創りだす物語 宗教は、教義ありきではなく、物語ありきである 人類の歩みは、世界史、日本史という物語である 人の一生も、伝記という物語である 私の人生も、物語である。 私が、1ページ1ページを創作している。 私の過去の

      • 1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

        20240501 ■自分が嬉しい楽しい感情 ワクワク、新しいこと、挑戦すること ■自分の活かせる個性 自分のやりたいこと、やりたくないこと 自分に向いていること、向いていないこと ■モチベーション 外側はなく、内側に、自分の価値観に、動機を持つ 実際にやってみる、労働をやってみる 違和感を捻出する、違和感を集める 好きなことじゃなく、違和感や嫌なことは簡単に見つかる。 違和感や嫌なことを反転させたことが、やりたいことだ。 やりたいことを通して、得たい感情を考える

        • 人生で一番大事なもの

          20240502 人生で一番大事なものは、時間 人生とは、死ぬまでの営みであるから 時間とは命そのもの だからと言って 時間を無為に過ごすことは無駄じゃない 人生には空白が必要だ 空白を休みと呼ぶかもしれない 私たちは、保育園、幼稚園、学校、会社 というレールの上を走っている その中に休みがある 休みは、空白じゃない何かしている 平日にできないことを、急いで、一生懸命にして それは空白とは言わない 何もしないということ 自由でいること 毎日が自由であること

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        『明日、世界一周に行く』という人生

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          夫婦という家族

          20240501 夫婦関係の描写が秀逸 私の実体験とは異なるけれど、世間一般は、こんな感じなんだろうなーと納得 ・夫婦の会話のすれ違いによって広がる温度差 ・お互いの仕事を優先することでの軋轢 ・妻が求めるのは平等、夫が求めるのは母親像 ・妻は男尊女卑を嫌悪、夫は妻の仕事尊夫卑を嫌悪 ・妻が認めて欲しいのは仕事、夫が認めて欲しいのは自分自身という存在そのもの ・筆者は、昭和世代の男性社会の残存を示唆 男は面子の生き物なんだから、男と同じくらい稼いで、さあ対等

          夫婦という家族

          燃える波

          20240430 子どもが欲しい、という気持ちは、ある。 けれど、本当の本音を言えばそれは、この十年連れ添ってきた夫の子どもを産みたいという気持ちと、完全にイコールではないのだった。 愛していないわけではない。 たぶん。少なくとも、大切には思っている。 今では互いにまるで兄妹のような、いや、空気のような存在と言っていいだろう。 そのぶん、彼のことを男としては見られなくなっているのも事実だった。言い換えると、積極的にこの人と抱き合いたいとは思えないのだった。稀に求められれば

          燃える波

          中学生からの哲学超入門

          202404301 哲学は、人間や社会の「本質」を課題とし、 科学は、自然世界の「事実」を捉えようとする。 宗教の教義には絶対的な正しい教義というものは存在しない。なぜならそれはもともと「物語」だから、どれが絶対に正しいかを決められない。 人間の考えや価値観は、社会が進むほど多様になるので、これを一つにまとめることは不可能である。だから、どの教義が正しいかではなく、様々に現われる教義を、「一つだけ」にする、ということが宗教にとっては決定的に大事なことになる。 宗教は、物

          中学生からの哲学超入門

          親孝行のスタイル

          20240428 親孝行とは、何か? 親に心配をかけることは、親不孝なのか? 昔は、親に墓を建ててあげたいなと思っていた でも、死んでからは意味ないなと思い直した 私は、田舎の長男 親が死んだら、親の墓の世話をするのが、しきたり ただ、私の父親は末っ子なので、墓を持たない だから、墓を建ててあげることが親孝行だと思っていた 田舎の文化にどっぷりと浸かった思考である 私は、地元に戻る気もない だとしたら、親の墓を建てたとしても、その世話をすることができない 弟も

          親孝行のスタイル

          共喰い

          20240427 川と違ってどこにでも流れていて、もしいやなら遠回りしたり追い越したり、場合によっては止めたり殺したりも出来そうな時間というものを、なんの工夫もなく一方的に受け止め、その時間と一緒に一歩ずつ進んできた結果、川辺はいつの間にか後退し、住人は、時間の流れと川の流れを完全に混同してしまっているのだった。 女の目は異常なほど澄んでいた。夢に見たこともない別の人生が通り過ぎてゆくのを眺めているに違いなかった。 田中慎弥と瀬戸内寂聴の対談 書けばいいんだから。 た

          修羅の家

          20240427 殺すか。その誘惑に、必死で抵抗せねばならなかった。 こいつは危険な女だ。今すぐ殺そう。その方がいい、と本能が告げていた。 この女は危ない、近寄るな。警戒信号が大音量で鳴り響いていたが、俺はそれを無視することに決めた。 これが俺と彼女の出会いであり、無間地獄の始まりだった。 「そりゃあ、あたしがあんたを気に入ったからで、あたしがいい人だからじゃない。もしあたしがあんたを気に入らなかったら…とてもあんたはあたしのことをいい人だなんて言えないことになってたろう

          修羅の家

          愛の本質と真実の愛

          20240430 自分自身の感情は、その時々で解釈が変化する。 ドキドキは、怒っている人を見たり、怒っている人が近くにいたりすると、怒りの感情と解釈する。 ドキドキは、素敵な人を見たり、素敵な人が近くにいたりすると、トキメキの感情と解釈する。 ドキドキは、怒っているけど素敵な人を見ると、戸惑いとしての感情と解釈する。 ドキドキという身体の生理学的状況に感情という解釈を与えるのは、他者の振舞いに影響される。 身体が知覚した様々な状況を、これまでの体験や、今の環境から、脳が計算

          愛の本質と真実の愛

          心はこうして創られる(2/2)

          20240430 ■顔の好みの判断 被験者たちは、カードに印刷された顔のペアを示され、魅力的だと思うほうを選んでくださいと言われた。 そしてときどき、巧みなカード捌きで、自分が選ばなかったほうの顔を手渡された。 被験者はこのトリックにほとんど気づかず、実際に選んだ顔とは違うのに、なぜそれを選んだのかを喜んで説明した。そうした説明の内容を分析してみると、トリックに騙された場合と、何もされなかった場合とで、全く違いがないことがわかった。 身に覚えのないはずの選択を説明しろなど

          心はこうして創られる(2/2)

          心はこうして創られる(1/2)

          20240425 人間の行為というのは、傍観者であれ当人であれ、行為の前であれ最中であれ後からであれ、誰がどう説明しても偏っている説明にしかならない。意識という「表面」の下に潜む感情や動機や信念を見つけ出そうとするが、人間の真の感情や動機や信念を見つけ出すことはできない。見つけるのが難しいからではなく、見つけるべきものが何もないからだ。 心の内側の世界も、そこに納まっていると想定される信念や動機や恐怖も、それ自体が想像の産物なのである。私たちは自分や他人についての解釈を、

          心はこうして創られる(1/2)

          正と性と生

          20240426 正しくありたい 正しさとかどうでもいい中で、 正しくしたい 正しさなんかない世界で、 正しさを見つけたい 正しさ? 自分なりの正義、 自分なりの答え、 自分なりの生き方、 その本質は? 何のために生きているのか? 私たちは、生き物は、ただコピーを重ねる存在であり、それが本質でしかない。 自分のコピーを次世代に伝えるために、生きている。 生き物という地球史の中で、生を繰り返して、進化したり、退化したり、絶滅したりするだけだ。 その進化や退化や

          正と性と生

          元気ですか?

          20240426 窓の外を見たら、最初の妻がいた そこへ、次の妻が歩いて来て、 最初の妻に向かって自己紹介した 私は「 湯浅〇〇です 」と なんか笑いながら話してた 性格は全然違うけれど、 私と結婚するくらいの二人だから、 会ってみると話が合うのかもしれない 私は、二人に向かって言った 「 お前ら二人とも、今、俺の妻じゃねーだろう 」と、笑いながら そして、最初の妻に向かって、聞いた 「 娘は?」 元気にしてるようだ 本当の娘は11歳なのだけれど、 私は11歳の娘

          元気ですか?

          無から無へ

          20240425 失うまで、その人のことを本当に愛していたかを知る術はない。 病気をして、初めて健康を意識するように。 歯が痛くなって、初めて歯の大切さに向き合うように。 幸福の中に居るときは、その幸福に気付かない。 不幸になって、初めて幸福に気付く。 不自由であるときは、自由を求める。 自由であるときは、何らかのやるべきことを求める。何もしなくてもいいことが自由なはずなのに。自由が過ぎると不自由を求めるのか。結局は、ないものねだりでしかないのか。 得たものは必ず失う。

          無から無へ