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第40回 「損切り」する投資(8245丸栄)
今や死語となっている言葉に、「仕手」というものがあります。
仕手とは、本来は能や狂言で主人公を演じる人のことです。
これが転じて、人為的に相場を作り出して、短期間に大きな利益を得ることを目的に、株式市場で大量に売買して相場操縦を主導する人のことを言います。
この仕手ですが、現在ではSNSの普及により、完全に姿を消してしまいました。
なぜなら、相場を作ろうとすると、直ぐにSNSで情報が拡散されてし
第39回 「損切り」しない投資(9616共立メンテナンス)
今回は、私の個人的な経験です。
今の私の長期保有のポートフォリオの中で、大きく成長している銘柄は、9616共立メンテナンスです。
リーマンショック後に、株主優待目当ての長期保有銘柄として2008年に360円ほどで買いました。
家族全員分5名義で持ってます。
本当のところ、実際の買値はもっと高いです。
なぜなら9616共立メンテナンスはその後、1:1.2、1:2、1:2と3回の分割を実施しているか
第38回 「損切り」をするべきか、しないべきか
よく投資家の間では、「損切り」をするべきか、しないべきか、が議論の的になります。
結論から言えば、「投資期間により異なる」なのですが、この問題をこれまで説明してきた「risk management」と「複利効果」を交えて説明したいと思います。
まず、最初に「損切り」の定義です。
買値から下がって、損して売ったものは全て損切りとしてしまえば、議論の余地は無くなります。
かなり乱暴なものになることか
第37回 「ゆでガエルの法則」と投資
短期投資では、損切り値を事前に決めることが必須になっていると言って良いでしょう。
なぜなら、事前に決めていないと、「ゆでガエルの法則」を食らう可能性が高いからです。
例えば、100万円でスイングトレードをします。
利益目標5万円、損切り値3万円、期間は5営業日と決めます。
1,000円の銘柄を1,000株買います。
1,000円の銘柄なら、普通の日の値動きでも、990円~1,010円の間は動く
第29回 投資は100万円から始めよう
前回までに説明していた10万円から1億円に増やすのは、実に元本を1,000倍にすることです。
50年間やり続けて、結果的に失敗だったと言われれば、目も当てられません。
マンガやアニメと違って、転生したり、やり直したりすることは出来ないからです。
当然、誰もがそんな気の長いことなんて出来ないと考えるのは、当たり前のことです。
そんなうまい話がある訳が無いと思うのは、今の社会では当然の感覚です。
だ