不動産業界の営業は厳しいんや!数字あげれんかったら、クビですわ!これ本当やで!!!

 不動産業界に30年以上お世話になった
 私からのお話です。

不動産業界の営業は、毎日数字に追われてんねん!
ええ格好言うてたらあきまへん!
毎日、売り物件の情報をどうして掴むか必死に考えなあかん!
売り情報さえ摑めばこっちのもんや!
てなことで…

ただ一つだけ お断りしておくで!
この先の話は、20年以上前の話もあるで……
それでも良かったら、どうぞ!

  ※関西系のノリでやってみました🙇
   
  

不動産の売買は、           やっぱり買取再販やで!

不動産の売買で、仲介業は買取の資金も必要なく簡単に儲けることができると思われがちですが、そうは簡単ではありません!

売り情報を獲得し、媒介契約を締結するのはそう簡単ではありません。

ましてや、このネット社会において一般のお客様も賢くなり、そう簡単には売らしていただけません!

業者同士の競争にさらされ、仮に1番に専任で媒介契約を締結していただいたとしても、3ヶ月で決着がつかない場合、他の業者が介入してきます!

巷で言われている 抱え込みとかできる余裕なんかありません!
片手でも何でもいいから、早く見込みを掴み売買の結果を出すことが優先です!

だって、結果を出して初めてお金になるのですよ!

そういう意味で 仲介業では事業の安定性を求めることができません。

私は仲介業を否定するものではありません。信頼関係が築ける売主様とは仲介で最後までお手伝いさせていただくことも多々ありました。
仲介業のお話は別の機会にお話しさせていただきます。


事業の安定を求めるなら、住宅に特化した買取再販事業やで!

買取再販事業のメリットは物件が逃げないことです!
自ら主体となって販売できる強みがあります!

買取再販事業は、資金が必要となりますが、しっかりと事業計画を立て商品作りを行い販売活動をしていけば、儲かります!

勝敗の鍵は、物件仕入れと商品化です!
もちろん 販売活動も大切です!
商品の仕入れから、商品化、販売活動まで手を抜かずに実践していくことが大切です!

政府系金融機関から        売り情報がバカスカ入ってきた   時代の話!

その当時(約20年位前)、政府系金融機関が任意売却に力を入れていました。
個人情報の取り扱いも今のように厳しくない時代だったので良かったのでしょう。 

たまたま お世話(勤務していた)になっていた不動産会社の社長が金融機関上がりだったので、その筋で政府系金融機関から任意売却の売り情報が入ってくるようになりました。
当初は手続きが大変面倒くさく他の営業は敬遠していました。
どういう経緯か分かりませんが、私がその担当になった次第です。
このことが私の不動産人生を大きく変える転機となっています!

その頃の私の主な業務は、会社が仕入れた物件の販売でした。
物件の仕入先は、競売が主でしたが会社が落札した物件を会社がリフォームしそれを販売する売り子です。

売り子という業務も結構大変でした。
そもそも 競売で落札するにはそれなりの高値をつけないと取れません。 

落札した物件をリフォームし利益をプラスして販売するのですから、必然的に市場価格より高くなっていました。
その当時は、地元業者も価格が高いため寄り付きもしませんでした。

自分で売るしかありません!
とにかく、見込みを掴む 日々の努力が必要です!
1つの物件に、1組の客を見つければ良いのです!
10件の客に断られても、1組のご家族に買っていただければ 売却 成功です!


私は物件に張り付き、なんとか売りさばいてきました。その自信が、その後の私の不動産人生を従えていくものとなりました。

最盛期は常時40件前後の売り情報!

政府系金融機関の調査員という方が、ある日突然私の勤務先にやってきました。
私が勤めている会社の近くに任売物件が出たということで、売却の依頼がありました。
その物件は状況が良くすぐに売却できました。
その甲斐あってか 他の調査員さんからも私の物件も売ってくれ!
と、次々と物件が持ち込まれ大忙しとなりました。
調査員さんが訪ねてくる前までは、1ヶ月に1件ほどの情報が入ってくる程度でした。
私は、政府系金融機関の調査員さんと仲良くなり、
預かり物件を確保していったのです!

価格は最初の売出価格の70%まで下げてくれました!

政府系金融機関の任意売却には、色々と決まり事があり、価格の値下げについては、引き合いの状況を見て順次価格を下げていただけたのです!

 不動産業者は、
 なんなく囲い込みができたのです!
 囲い込んで値段を下げてもらう!
 そして買取る!!

売り出し価格は段階的に下げていただけ、最終的には当初売り出し価格の70%まで下げていただけました。
当初売り出し価格の70%まで下げていただけると、色々なことができます!

政府系金融機関からいただいた物件情報は業者買取りがタブーです!

物件の価格が70%まで下がると、買い取ってリフォームを行い再販が可能となります!
しかし、業者名では買えません!
でも買い取っていました、その方法はご勘弁ください!w

私の不動産売買は買取って商品化し、一般顧客へ再販するという事業形態に重きを置いていました。
仲介業務は売主さんと信頼関係が築け、自社では買い取れない物件に特化していました。

物件の買い取りは、任売物件!

その当時、売り物件情報を獲得するために金融機関、住宅ローン保証会社、管財人弁護士などに営業をかけていました。一般顧客からの売り情報は適当に対応し重きは置いていませんでした。

また、競売にかけられた物件の終期情報を裁判所に出向いて入手し、物件の特定を行い、商品化できそうな物件であれば、管財人にアプローチをかけ買取 交渉をしていました。

掴んだ物件情報をどう料理するかが大切!

任売物件でも優良物件の買取は簡単ではありません。 まず、管財人は高く売るために入札をかけてきます。
狙いは管財人が持っている不良物件です!
管財人は管財事件において放棄しようと考えている物件もあります。

そのような物件を安く買い取るのです!
驚くほど安く買えます!

イメージを膨らませ買い取った不良物件を優良物件に仕立て上げるのです!

後は頑張って売るだけです!
市場性、価格などに大きな間違いがなければ必ず売れます!
儲かります!

以上でした。

いかがでしたか?

じゃあ、またね🙋









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