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夫と結婚前に話し合ったこと

周りの既婚友達を見てると、結婚前に夫婦で話し合いをしていなかったことで、結婚後に困っているケースをちらほら見かける。

例えば、夫が「結婚したら妻は専業主婦になる」と思っていたが、妻は共働き希望だったとか。

意外と夫婦で話し合わないで、「だいすき!」って勢いのまま結婚しちゃった人が多いんだな。それはそれで尊いかもしれませんが。

私の場合は、結婚前に大事な事項について夫婦で話し合い、合意を得て結婚したので、今のところ大きな問題は起きてない。

今日は、私たちが何について話し合いをしたかを書いていこうと思う。


①子供のこと

子供を望むかどうか、望むなら何人欲しいかは1番大事と言っても良いくらい重要なことだと思う。

私は人生で「子供が欲しい」と思ったことが一度も無く、絶対に子供を産みたくないため、結婚するのであれば「子供がいらない人」がよかった。

幸いなことに夫も「子供がいらない人」だったので、この問題はクリア。

もし自分たちの子供を作るなら男女ともに年齢のリミットがあるため、35歳を最終リミットと決めて、節目ごとに意思を確認する予定。

のちのち考えが変わり、もし歳をとってから子供がほしくなった場合は、養子を取ろうと話している。


②お金のこと

お金の分担をどのようにするかも重要だ。

ここは色々な考えがあると思うし、子供を持つかどうかでも変わってくると思う。

また、「お金の分担=お互いの働き方について」でもあるし、「=家事育児の分担」だったりもする。

とにかく人によって考えの違いが出る。
「家事を多くする人と、生活費を多くもつ人」で決めるところもあれば、「専業主婦(主夫)になって欲しい」「共働きがいい」など、価値観は様々だ。
どれが正しいとか、当たり前とかもないので、勝手に「普通はこう」と決めつけると、後から揉める原因となる。

「お金のことは話しにくい」と言う人もいたが、結婚して生計を共にする以上、避けては通れない話だ。
私の周りで揉めている人たちは、大抵お金の話をしていなかったことが原因なので、きちんと話し合った方がいいところだと思う。


③相手の親とのこと

いまだに「旦那側の親は、嫁が介護するもの」だとか、「結婚したら旦那側の親と同居するもの」と思っている男性が少なくない。

同じように思っている女性なら問題はないが、夫の親とはあまり関わりたくない女性が多数派なのが事実だと思う。

自分のパートナーがどう考えているか、確認が必要だ。

また、当事者同士ではなく相手の親も関わってくる話なので、場合によっては相手の親と話し合うことが必要になるかもしれない。

めんどくさいが、ここで不満があるのに折れると、後々がさらにめんどくさいのでがんばろう。


④名字のこと

選択的夫婦別姓の実現が強く望まれる世の中ではあるが、まだまだ実現には遠い。

というわけで、夫婦どちらかの姓に統一しないといけないわけだが、9割が男性の姓にするのが現状だ。

しかし、「男側に合わせるのが当たり前」という考えは捨てた方がいい。時代錯誤も甚だしい、旧時代的な考え方だ。

「夫の名字にしたい」と思うなら変えればいいが、お互いが「名字を変えたくない」と思うならば、ぶつかり合いを覚悟して話し合うべきだ。

私は名字を変えるくらいなら結婚したくなかったので、その旨を伝えたところ、夫がすんなり私の名字に合わせてくれた。なので本人同士で揉めることはなかった。

その結果、義実家と大バトルを繰り広げることになった。詳しくはそのうちnoteに書こうと思う。(この記事にも少し書いてあるよ↓↓↓)


このように、本人同士が良くても、義実家が出しゃばってくることもよくある。

理不尽なことではあるが、女性側の名字に合わせる場合は、パートナーだけでなく、相手の親戚などの誰かしらと、何らかのバトルが発生することは必然だ。

バトらずに女の名字にすることは、残念ながらほぼ不可能に近いため、バトっても勝ち取りたい権利なのか、すべてを穏便にやり過ごしたいのか、どちらをとるか考えなければならない。

「男に合わせて当たり前」の風潮を変えたいなら、バトルを覚悟しよう。


⑤浮気のこと

何をもって浮気とするか?それは人それぞれだ。

異性と2人で食事に行けば浮気と見なす人もいれば、他人と性行為をしても、心が入っていないなら浮気じゃないと思う人もいる。

これもまた残念なことだが、世の中には「風俗は浮気じゃない」と思っている男性がそれなりの数いる。

結婚しているのに風俗に行って、「え!?これくらい浮気じゃないでしょ!」と言う男性はわりといるので、事前に確認した方がいい。

ちなみに、この確認は「浮気をさせないため」のものではない。「こんなの浮気だと思わなかった、という言い訳を封じるため」だ。
確認不足なおまえに落ち度があった、という主張をできなくするために行う確認である。

また、結婚するときに「うちの夫に限って浮気するわけない!」と思う人が多いようだが、私からすると、慢心と言わざるを得ない。浮気された人、皆それ言ってるので。

私は夫と浮気の定義を確認し、もしどちらかが浮気した場合には、このようにしますと宣言した(このように、の内容は書けないが)。

今はお互いに愛し合ってはいても、長い人生何があるかわからない。
相手の関心がよそに移ってしまう可能性は、頭の中に入れておいた方が、いざという時のダメージが少なく済む。


おわり

みんな愛し合って結婚するとは思うが、生活を共にしていく以上、価値観のすり合わせは絶対に必要なことだ。

「愛」というヴェールに目隠しをされ、本質を見失わないように気をつけてね。


番外:私的なことについて

私の場合は、うつ病とASDのことや、それに付随する問題について、夫に打ち明けた。

病気や障害、借金、実家の問題、そういう個人的事情について、相手の不利益になりそうなことがあるなら早めに話すべきだ。

相手の不利益になることを隠して結婚しても、必ず途中で露見する。そしてその時にめちゃくちゃ揉める。

なにより、誠実じゃない。
相手からの信頼を失えば、再度信頼を構築するのはほぼ不可能に近い。

病気や障害が原因で振られるのは辛いかもしれないが、相手にも相手の人生があるので、無理に飲み込ませようとしては行けない。

「お互い」が幸せになれる結婚にしたい。

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