考えるめんだこ

自立したい主婦。トラウマ・鬱病・自閉症(ASD)と戦いながらなんとか生きています。主に…

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自立したい主婦。トラウマ・鬱病・自閉症(ASD)と戦いながらなんとか生きています。主に映画や本の感想を備忘録的に書いてます。

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最近の記事

即席で本をプレゼントしあう会、開催 with夫

夫と本屋をふらふらしてて、ふと思いついた。 「今からお互いに本をプレゼントしあおう!」 こうして唐突に「即席で本をプレゼントしあう会」が開催された。 ルールは以下の通り。 私が選んだ本はこちら。 『たそがれビール』小川糸 選んだ理由は、薄い本でエッセイなら、多忙な夫でも読みやすいかと思ったから。 そして、読んだことない本を選べば自分も読めるからだ。 対して夫が選んだ本はこちら。 『花の鎖』湊かなえ 選んだ理由は、「以前読んで面白かったから」だそうだ。 わくわくしな

    • 私の星にかえりたい

      「あなたは自分のことを宇宙人だと思いなさい」 占い師さんからそう言われたことがある。 「宇宙人であるあなたの考え方や文化は、地球人には通用しない。」 そう言われて、かなり納得した。 私は他の人と比べて明らかに浮いてて、いつも人の輪の中になじめない。 自分なりの考えを話すと、引かれる。驚かれる。 自分がおかしい人間だとわかっている。 でも、どうしたらいいのかわからない。どうやったら地球人のみんなに仲間だと受け入れてもらえるのかわからない。 地球人のみんなは、文化や常識を

      • 殺人事件×〇〇!?超新感覚ミステリ『屍人荘の殺人』感想

        「ミステリ」って好きなんだけど、殺人事件が起こる→探偵役が解決という一連の流れが定番すぎて、謎自体は面白いものの、展開としては退屈というか予見ができてしまう。 『屍人荘の殺人』も、探偵役が登場して、大学生たちが夏の合宿に出かけて……という超ありがちな展開に、「はいはい、こっからどうせクローズドサークルになるんでしょ」と思いながら読み進めた。 それがまさか〇〇になるなんて……。 あまりの衝撃的展開に、ページをめくる手が止まらなかった。 さっそく紹介していこう。 あらすじ

        • カルビが食えない

          結婚した記念に焼肉屋へ行った。 ちょっといい焼肉屋で、たくさんお肉を頼む。私が頼むものはいつも決まっている。カルビとロースだ。 まずロースが来た。すごく美味しい!柔らかくて、濃厚な味。舌鼓を打っていたところにカルビがきた。 わくわくしながら口に運んで、ん?と思った。 美味しい。けど……重い。脂がくどい。 1枚目は食べれたけど、2枚、3枚と続くにつれ段々キツくなる。 頼んだ分は完食したものの、食後にはずっしりと胃に重さを、口に脂を感じた。 また別の日、学生以来にスイー

        即席で本をプレゼントしあう会、開催 with夫

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        • 読書感想📚
          14本
        • やりたいことリスト消化
          4本
        • 映画感想🎬
          7本

        記事

          夫と結婚前に話し合ったこと

          周りの既婚友達を見てると、結婚前に夫婦で話し合いをしていなかったことで、結婚後に困っているケースをちらほら見かける。 例えば、夫が「結婚したら妻は専業主婦になる」と思っていたが、妻は共働き希望だったとか。 意外と夫婦で話し合わないで、「だいすき!」って勢いのまま結婚しちゃった人が多いんだな。それはそれで尊いかもしれませんが。 私の場合は、結婚前に大事な事項について夫婦で話し合い、合意を得て結婚したので、今のところ大きな問題は起きてない。 今日は、私たちが何について話し

          夫と結婚前に話し合ったこと

          LUSHのバスボムをいつでも買いたい

          引っ越しをしたので、前の家での最後の風呂記念として、LUSHのバスボムを使った。 今ってバスボムめちゃくちゃ高いんだね。 ひとつ1000円こえるものとかあって、驚いた。久しく使ってなかったので、700円くらいのイメージだった。 まあでも記念だし……と思い、1000円こえない程度のものを吟味する。 最終的に、桃のバスボムを選んだ。 「ピーチィ ボム」。その名の通り、桃の形をしている。 かわいいね。 香りもすごくいい。キツすぎないし、あまやかだが爽やかさも感じる。やさしい

          LUSHのバスボムをいつでも買いたい

          トラウマ治療としてのヨガ

          私はトラウマ治療を受けてるんだけど、それが「じっくり話を聞く」みたいな方法ではなくて、身体的アプローチだけなのね。 最初は「こんなことして意味あるのか?」と思ったけど、たしかに、段々フラッシュバックが起きにくくなった。 で、その原理が知りたくなって『身体はトラウマを記録する』っていう本を読んだ(トラウマ克服の一助になる名著)。 この本をものすご〜くざっくり要約すると、 心理的にトラウマを抱えているとき、体もそのトラウマを受けた時の状態を保持している。だから、体をトラウ

          トラウマ治療としてのヨガ

          男の責任を問わない社会に異議を『射精責任』感想

          大学生のときに中絶についての授業があって、「プロチョイス」「プロライフ」という言葉を学んだ。 プロチョイスは、女性の自己決定権を尊重する考え。 プロライフは、胎児の生命を尊重する考え。 女性の自己決定権と、胎児の生命。 あれ?男性の責任はどこに……? という疑問を抱いた方にぴったりなのが本書、『射精責任』。すごい名前だね〜。 ちなみに自分はばりばりのプロチョイス派です。 本の内容中絶の権利を保障するロー対ウェイド判決が覆され、中絶に対する政治的主張が激化するアメリカ

          男の責任を問わない社会に異議を『射精責任』感想

          発達障害×犯罪というタブー『となりの少年少女A』感想

          元法学部・刑法専攻ということもあり、私は刑事事件にかなり興味がある。 特に興味があるのは「犯罪者はなぜ犯罪をするのか」ということ。犯罪心理、ともいえるかも。 そんな疑問の一助になりそうな本を見つけたので、読んでみた。 今はあの時の知識とかほぼ忘れてしまったので、もう一度勉強しなおしたいな〜。 本の内容日本中を震撼させた、凶悪未成年犯罪たち。 なぜ彼らは人を殺したのか? その裏の要因として、「発達障害」が隠れている可能性がある。 発達障害への言及がタブーかする中、は

          発達障害×犯罪というタブー『となりの少年少女A』感想

          やりたいことリストを消化しました(4月編)

          春になり過ごしやすくなったと思いきや、もう暑いね。 今月はわりと忙しくすごしていたような気がする。それはそれで素敵だけれど、楽しいこともやっていきたいね。 やりたいことリストは新年とかの初めに一気に書くわけではなく、思いついた時に随時更新しながら作ってる。 今はまだ50個しかないので、まだまだ追加していきたい所存。 それでは、今月のやりたいことリスト消化編です。 お花見する夫とお花見をした。 スーパーでパンを買い、近所の公園に持っていった。 公園のベンチに座りながら

          やりたいことリストを消化しました(4月編)

          今月読んだ本の感想(4月編)

          春まっさかり、もはや暑いくらいの日もあり、体調もメンタルも安定しづらいこのごろ。 今月はそこそこ忙しく、本を読む時間が少なかった。 ……と思っていたが、スマホのスクリーンタイムを見たらすごかったので、結局時間はあってもうまく使えてないだけなんだな。 読書体力つけたい。 というわけで今月は少なめ。 ばにらさま/山本文緒様々な事情をかかえた中で生きている、女たちの人生を切り取った短編集。 柔らかく温かいながら、どこか切なさとほの悲しさがただよう文章に癒された。 記事は

          今月読んだ本の感想(4月編)

          61年の刑務所生活『日本一長く服役した男』感想

          日本一長く服役した男。 その年数なんと61年。 25歳の私は、61年という時間の途方もない長さがまだ想像できない。 いったいどんな凶悪犯なんだろう。どんなことをしたら、61年も刑務所にいなきゃいけなくなるんだろう。 想像を膨らませながら、ページをめくった。 あらすじ61年もの間服役し、83歳で刑務所を仮釈放された男を、地方放送局の記者2人とディレクターが追う。 服役年数は日本一長い。 いったい何をして刑務所に入ったのか。 何を思って生きているのか。 「更生」と「刑

          61年の刑務所生活『日本一長く服役した男』感想

          【頂き女子りりちゃん】おじさんって自己肯定感高すぎない?

          「頂き女子りりちゃん」の事件が連日世間をざわつかせている。 判決が懲役9年と罰金800万。 これについて、「重すぎる」「いや妥当だ」「もっとやばい犯罪の懲役も重くして欲しい」などの意見がある。 どれも興味深い意見だけれど、私が今回の事件で1番気になったのは、「おじさんの自己肯定感の高さ」だ。 自己肯定感の高すぎるおじさんたちりりちゃんは20代の若くて可愛らしい女性だ。 りりちゃんのマニュアルには、ターゲットにする男性「おぢ」についてこう書かれていたそうだ。 実際ター

          【頂き女子りりちゃん】おじさんって自己肯定感高すぎない?

          彼女たちは幸せ?それとも不幸せ?『ばにらさま』感想

          女だけが背負っている宿命がある。 そしてそれは、女にとって望ましいものではない。 私はずっとそういう感覚を抱えたまま生きていた(他の女性がどう感じているかは知りませんが)。 そんな「女」たちの人生の一部を切り取って描いた短編集が本書、「ばにらさま」だ。 本書に登場する「彼女たち」が、幸せなのかそれとも不幸せなのか、人によって意見が分かれると思う。 あらすじ冴えない主人公にできた初めての恋人。 彼女は真っ白で、体が冷たくて、バニラアイスみたいだった。 僕の前では優し

          彼女たちは幸せ?それとも不幸せ?『ばにらさま』感想

          鬱の難関・風呂をどう倒す?『うつの人の風呂の入り方』感想

          鬱病経験者ならわかると思うけど、鬱が深まると風呂に入れない。 私は過去、風呂に入れなくて3日経つと、「風呂に入る辛さ<自分が汚いことによるストレス」となり、なんとか風呂に入っていた。 「風呂に入ること」は、鬱の人にとって倒すべき強大な敵なのだ。 そんな人たちに向けたライフハックを教えてくれるのが、本書『うつの人の風呂の入り方/秋田巌』である。 本の内容題名は「風呂の入り方」と銘打っているものの、内容は風呂の入り方に限らない。 朝起きてから仕事に行き、風呂に入るまでの

          鬱の難関・風呂をどう倒す?『うつの人の風呂の入り方』感想

          やりたいことリストを消化しました(3月編)

          楽しいことって、能動的に集めていかないといけないと思う。 大人になって、勝手に環境が変化することって少なくなる。それはいいことでもある。 けど、「待ちの姿勢」で口を開けてても、楽しいことが飛び込んでくることは少ないと思う。 だから私は意図して、スケジュールに楽しいことを詰めていくよ。 3月のやりたいことリスト消化編です。 行ったことないカフェに行くカフェが大好き!! というか、ティータイムに伴うもろもろが大好き!! 引きこもりがちなので、1人でカフェに行くことは少

          やりたいことリストを消化しました(3月編)