顔を知らない好きな人が消えた 20211004
Twitterが好きだ。
その中で、顔も知らないけど、生きていく上で忘れたくないことを独り言のようにつぶやく人がいた。本を出版したので買った。でもその人のことは、素敵なことを言っていること以外、何も知らなかった。多分二年くらい。ツイートされるたびに、その味をスルメイカのように噛み締めた。素敵なパフェ、素敵な映画、素敵な小説。僕はコーヒーが飲めないけど、紅茶の美味しさが分かるようになったりもした。一度憧れたら、しばらくはその影響を受け、恩恵に預かっているタイプだから。いいなっ