kishiko oomi

フリーランスグラフィックデザイナー。デザインまわり、生活まわり、サッカーまわりについて…

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フリーランスグラフィックデザイナー。デザインまわり、生活まわり、サッカーまわりについて。 http://k-oomi.com

最近の記事

プリンパで小部数・箔押し加工(2023年寒中見舞い)

2023年もあっという間に一ヶ月が終わりました。 お正月が遠い昔に感じます… お正月といえば年賀状ですが、今年は年賀状を作らなかった(≒作れなかった)代わりに、年賀状のお返事の寒中見舞いを作りました。 2023年 寒中見舞いその寒中見舞いがこちら。 ⛄️winter greetings⛄️ 用紙:ハーフエア コットン 180kg 印刷:カラー(オンデマンド)+箔押し(クリアー箔 ) 加工:角丸半径5mm 雪だるまをイメージしたタイポグラフィで「winter greet

    • 栗コーダーカルテット in 洗足池 のこと。

      2022年10月下旬。我が地元・洗足池にて「栗コーダーカルテット」のライブが開催されました。 洗足池は東京都大田区、東急池上線で五反田から10分ののんびりした街です。 ライブのキッカケ 栗コーダーカルテットは3人組アコースティックバンド(元は4人だったので「カルテット」)。名前は知らずともこちらの曲に聞き覚えのある方は多いはず。 私はちょっと変わったアコースティック音楽が好きで、いろんなアーティストのライブによく足を運んでいます。栗コーダーカルテットもそのうちの一組で

      • 京都で一泊+半日(&ちょっぴり滋賀)

        11月中旬に京都で一泊&半日だけ観光をしました。短い時間でもとても楽しめたので記録しておきます。 ※以下、エディトリアル風にまとめていますが画像内の文字が小さいので、文章を記事の本文にも書き出します。 スタートは訳あって、夜の滋賀県大津市。  かねよ本店 ずっと食べてみたかった「きんし丼」はうなぎと特大だし巻き卵のハーモニー。お店は京都ではなく滋賀県大津市。両親宅からアクセスしやすいので訪問の際は絶対に寄ろうと決めていた。ただ、通常きんし丼だとうなぎは二切れ、「上」に

        • 「いき」の構造 Jリーグサポーターに感じた「いき」とは?

          デザインを担当した『「いき」の構造』という本が今年1月に出版されました。 (発行元 :PIE International) https://pie.co.jp/book/i/5585/ 哲学者・九鬼周造が「いき(粋)」の概念を解説した1930年初版の名著で、本書はそれに大川裕弘さんの写真を組み合わせたビジュアルブックとなっています。 「いき」って何?お話を頂いた時「"いき"?興味あります!」と思ったものの、改めて「"いき"って何?」と問われてもはっきりとは答えられない自分

        プリンパで小部数・箔押し加工(2023年寒中見舞い)

          箱根の窓

          先週、箱根旅行へ行ってきました。目的は紅葉、温泉、居心地の良いホテルでまったり(シンプルかつ至高)。お天気にも恵まれとても良い時間を過ごせました。 景色もホテルも絵になるところばかりで、写真を大量に載せたくなるところですが…それは控え、テーマを設定しセレクトした物をご紹介します。 そのテーマは「窓」。最初から狙ったわけではなく、撮った写真を見返すとなぜか印象的な「窓の情景」がたくさん残っていたのでした。 箱根美術館まずはこちらの3点。 【紅葉の名所としても有名な箱根美術

          箱根の窓

          きげんをとる、うつわ

          最近「うつわ」でごきげんになる事が続いたので、それをまとめてみました。最初に断っておくと私は「こだわりの食器に囲まれた」「丁寧な暮らし」とは程遠い人間です。適当に購入した食器も多くありますし、友達が遊びに来てるというのにシンクに洗い物をため込んでいてドン引きされた経験もあります。 だからこそ! たまに良いものを良い感じに揃えられると嬉しくて人に見せたくなってしまいます。どうぞお気に入りを見てやってください。 ※誌面風に画像を作りnoteに無理やり載せています。キャプション

          きげんをとる、うつわ

          旅と散歩と路地

          今年1月に一つ記事を投稿して以来、noteに触らないままになっていました。 このまま年を越すのもなんなので、ちょっと作ってみた物をUPします。 写真集「日本の路地」上記はお仕事でデザインを担当した写真集「日本の路地」のお知らせツイート。制作作業を通して多数の「路地写真」を拝見しました。 そして「自分も旅行や散歩の道中で魅力的な路地に遭遇していたはず!」と、写真データを見返し… 以下、TwitterとInstagramに掲載した制作画像です。Instagramには手書きメ

          旅と散歩と路地

          活版印刷で年賀状を作ってみた

          遅ればせながら、あけましておめでとうございます。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の私の年賀状 こちらです。活版印刷で制作しました。 『活版印刷に合う表現 → 凸凹が生きる図案 → 干支を前面に出し過ぎずに使いたい → 牡牛座』という発想です。 「夫婦で旅先の夜空を見上げた思い出をモチーフにし、新年の幸せを星に願いました」という美しい理由も後付けとして用意しました。(エピソード自体は嘘ではない) 「正直近年は喪中も多くて年賀状にはあまり力を入れていなかっ

          活版印刷で年賀状を作ってみた

          年賀状もまだ間に合う? レトロ印刷JAMで作ったもの振り返り

          2021年の年賀状準備の為、過去制作物を見直していたところレトロ印刷JAMさんで制作した物が多く出てきました。 紙モノ好きのグラフィックデザイナーさんには説明不要の人気印刷会社さんですが、実はまだ利用した事がないんだよね…という人の為に、MY実例集をまとめてみました。 ※ちなみに2021年の年賀状はレトロ印刷ではなく活版印刷にチャレンジしました。完成品や印刷会社さんについては年明けに記事にまとめる予定です。 レトロ印刷とは?(以下、ホームページより引用) 上記の通り、一般

          年賀状もまだ間に合う? レトロ印刷JAMで作ったもの振り返り

          波多野豪ゲーフラ制作まとめ VAMOS!! TOKYO GK!!!

          今年7月に投稿した、これまでの制作ゲーフラをまとめたnoteがこちら。 この記事内では今年ゲーフラを作るなら「クラブをサポートする為に今出来ること」=「拍手と手洗い」のコンセプトでこんなデザインを考案しておりましたが、 実際はコテコテの選手個人ゲーフラを作ってしまいました。 FC東京、13番、GK 波多野豪。 控えGKながらその明るいキャラクーによりコアサポーターの心は元々掴んでおり、加えてコロナ禍の今シーズン、声出し応援禁止の静かなスタジアムにベンチの彼からの声援が響

          波多野豪ゲーフラ制作まとめ VAMOS!! TOKYO GK!!!

          デザイナーとしての自分史上最大の事件「たまの映画」

          ※この記事は2014年頃に執筆し2017年に私のHP上で公開した文章を一部加筆し転載したものです ----- 中学時代に大ファンだったものの周囲からの浮きっぷりに耐えられなくなりフェイドアウト、2008年にYouTubeで再会、「やっぱりこの人達はすごい!!!」と大再燃した、バンドの「たま」。 そんな彼らを追ったドキュメンタリー「たまの映画」(2010年公開)の、ポスター、パンフレット、その他グッズなどのデザインを、当時奇跡的な巡り合わせで担当させて頂きました。 「デザ

          デザイナーとしての自分史上最大の事件「たまの映画」

          過去制作ゲーフラ振り返り&今シーズンゲーフラを作るなら?

          前々記事「みんなでユルネバ」の際、ありがたい事にTOKYO MX2チャンネルのFC東京応援番組「F.C.TOKYO COLORS」さんに出演させて頂きました。 収録には各々の場所からZOOMで参加したのですが、その際に背景に貼ったゲーフラ(※)を多くの方に褒めて(いじって?)頂きました。「見たことあります!」という方も結構いらっしゃって嬉しかったです。 ※スポーツの観戦時にサポーターやファンが両手で持つ旗のこと 「サイケ梶山(梶山陽平)」 背景に貼ったゲーフラはこちら。夫か

          過去制作ゲーフラ振り返り&今シーズンゲーフラを作るなら?

          「cafe634」 コーヒーラベル制作

          大田区は洗足池にあるカフェ「cafe634」さんの新商品「自家焙煎コーヒー」のラベルを作成しました。 634さんは、本当に何もかもが美味しいんです。そして、コンセプトが「日常にちょっとした幸せを」である通り、その美味しさのベクトルはあくまで"日常"の延長線上。 「今日はもう自分でご飯作りたくない…美味しいもの食べたい…でもイタリアンやバーガーとかはちょっと違う…食べても罪悪感の無いもの…それでいてちょっと贅沢した感も欲しい…」 なんて我儘な気分の日には、私は634さんに逃げ

          「cafe634」 コーヒーラベル制作

          #みんなでユルネバ 皆様への感謝と、自分のこと。

          FC東京のファンサポーター有志により発足された、 #みんなでユルネバ プロジェクト。コロナ禍によりスタジアムでサポーターソングを歌えない今、各々の場所で歌った動画を集め、一つの映像作品にしようという試みです。 元々は横浜Fマリノスのファンサポーター有志が「【民衆の歌】マリサポから社会を支えるあなたへ #マリサポから4U」という動画を制作をされていて、「FC東京のユルネバ(※)版も見たい!」と言われた事で始まったそうです。 ※「you'll never walk alone」略

          #みんなでユルネバ 皆様への感謝と、自分のこと。