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アトラクターの時代が来た

インフルエンサーからアトラクターの時代に


今回はアトラクター(attractor)とは何か

について、書いていこうと思う。

インフルエンサーの時代は終わりかけている。

それもかなり近い将来に終焉を迎えるだろうと感じている。
影響力というものは数値化できる。数字で測ることができる。
それはフォロワー数だったり、発信したものに対してのエンゲージメントだったり、例えばECにおける販売数だったりする。
これらの数値というのはある程度ハックできる。正しく(それは勝負事に対してなのだけれど)回していくことができれば、ある程度は意図的にコントロールできるということだ。

日本が個人の時代へと移行したのはみなさんご存知の通りIT革命以後である。

SNSが大衆を分断して、さらに結合した。

その個人の時代を象徴するのが、インフルエンサーという存在である。

さて、インフルエンサーは情報をもって人々に影響を与える。その情報がインフルエンサーを担保するし、インフルエンサーの人気や信頼度が情報を担保する。
お互い補完しあった関係であるがゆえに、近年のインフルエンサーは情報の精度や量に対して過度の期待と責任を負うようになった。


そうなるとインフルエンサーの発信する情報はどんどん凡庸なものになるし、時としてキュレーターと変わらないただどこかの専門家が発信した情報を拡散するだけの拡張機の存在に成り下がる。

いまや
そんなインフルエンサーがほとんどである。

では、これからの時代を引っ張るアトラクターとは何か。


アトラクターという言葉を聞いたことがないという人がほとんどかもしれない。

それはそうだ
アトラクターというのはぼくがいまさっき考えた言葉なのだから(笑)

このアトラクターについて少し解説する

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