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会食においての目的はひとつ

「その人との関係性を濃くする事」

一つの会食が人間関係を作り

一つの会食が大きな仕事を生み

一つの会食があなたの人生をも変える

年間数万回の接待

それも一流のビジネスパーソンの接待会食を日々目の当たりにしているぼくが

いま考えうる最強の会食術をここに書き記します

大切な人を接待したい時も

新しい人脈を作りたい時も

意中の人を口説きたい時も

一世一代の大勝負の時も

ぼくの手法を試してみてください

その人の心を掴んで懐に入るために

まずはじめに

会食というとスーツを着た企業のおじさんたちが

もしくは政治家の人たちが

3対3で5対5で

というイメージをお持ちではないでしょうか

それこそ黒塗りの車から降りて来て

手には大きな手土産

「どうもどうも」と言いながら席について

話といえば時事ネタやら経済ニュース

ゴルフの話をして見たり

たまに出てくるジョークといえば

「うちの嫁さんは鬼嫁で」程度のもの

会食が終われば

大きな包みの高級フルーツや

有名洋菓子店のお菓子を渡して

黒塗りタクシーを手配して見送る

とまあこんな感じです

ぼくからしたら

こんな会食が

こんな接待が一体なんになるのだろうと

通り一辺倒の話をして

何人もの人間で莫大な経費を使い

相手の心はつかめるのかと

そう思うのです

この会食、接待自体が日頃のデスクワークの延長ではないかと

これで本当に仕事が手に入るのだとしたら

それはもうあらかじめの決定事項で

別に接待なんかしなくてもある程度の確率で決まったであろう仕事なんじゃないかと

人との深い信頼関係は

こんな通り一辺倒の食事の席では絶対に作り上げられないものです

きっかけにすらならない